四宮しのさんのレビュー一覧

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

愛おしい人たち

四宮先生初読みです。
絵がめちゃくちゃ好み。
人物の愛らしさ、背景のかわいらしさの表現がいい。
特に子どもの描き方が自然なかわいらしさで好きです(他の作家さまであさどい感じの子どもの描き方が苦手で)。
鈴島と魚住の子どもの頃の出会いと仲良くなる過程がかわいらしさ満載で癒されました。
平子と天花寺もいい。
犬丸もかわいいし擬人化の女の子も超かわゆくてたまりせんでした。
不思議なお話は特…

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俺は性格が悪い。 コミック

四宮しの 

川崎叩きすぎ

川崎が古賀先輩のことを叩いたりするのがちょっと乱暴すぎだろ〜とはなるんだけれど、口調荒く凄く大切にしてる様子が(付き合ってるてこと?)てなってたところにまだだったの…か?てなったりして、川崎の待てるのに感心する
ちりこちゃんの潮干狩り計画といい、川崎兄妹なんか優しくて好き
見てたら解っちゃうんだもんね塩田の様子もね
ところで、犬ちゃんのおっぱいの件はなんだったのよ
てか、おっぱいが出てきて…

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銀のくつ コミック

四宮しの 

最高の一冊

何度読んでも、心が温かくほっこりする。
ジュンくんの大事なノエルのお話など、いじらしくて可愛らしくて、幸せだけど少し寂しくて。
お父さんとお母さんにもいろんな物語があるようで、そちらももっと読みたいなぁ。
それぞれが少しだけ影の部分があって、でも、その部分が魅力にもなっていたりしてどのキャラクターも本当に愛おしい。
ジュンくんがもう少し大きくなったら、いい男になるんだろうと妄想も捗ります。…

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色咲き コミック

四宮しの 

癒される

四宮しの先生の作品には毎回、癒しをもらいます。
ほんの少しの毒と人を大切に思う気持ちに、自分のあり方を正してもらえる気がします。
本作は短編集で、宝箱のような一冊でした。
読んでいる最中は切ないけれど読み終わった後には心が温かくなって、少しだけ優しい人間になれたような。
いろんな事を、忘れてしまっていた事を、おもいださせてくれて。
心が風邪を引いた時に読んで栄養をもらっています。
四宮…

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the way I am コミック

四宮しの 

無題

最近不細工にハマっていて、不細工受けはまあ見るのですが不細工攻めは少ないのなんでなのでしょうか。

一応これは平凡攻めという事になると思います、女子ウケはそれなりに良いみたいですがどう見ても普通の子です。
受けの子は猫耳生やしちゃって可愛いのですがあくまでこれは攻めの妄想なのですよね、ちょっと怖いです。
アニメとかでよくありがちなメイド服にケモ耳とかいうのとは全然違います、ちなみに自分はど…

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てのひら怪談 コミック

四宮しの 

四宮節

日下=ニッカ
平片数馬=ピース
和馬だから平和でピースなのかと思ったら数馬でした。

少し分かりにくいのはわざとなのか。四宮先生の作品はいつもまま分かりにくいけれど、今回は腑に落ちないこともありちょっと別枠。あと3話ぐらいあって、例の願いを叶えるソレとか、平片の感情などゆっくり描いてくれたらもう少し分かりやすくなったかなぁ。自分の中の最強カードである"死ぬこと"がなんと…

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とんだりはねたり コミック

四宮しの 

キラキラ眩しい

中学生という多感な時期にいる彼らが
いろんなことに影響を受け、それを吸収して
日々成長していく姿を
ごく近い場所から眺めているような作品でした。

ただ部活内でわちゃわちゃしているように見えるけれどそんなことはなく、彼らなりに悩んで葛藤している姿がすごくリアルで
BL要素はほぼないながらもすごく引き込まれました。
その時々で揺れる感情がすごく眩しかったです。

もしかしたらこの先…

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色咲き コミック

四宮しの 

バリエーションが素晴らしい短編集

白、赤、黄、緑、青、紫、灰、金銀、それぞれ色が隠れたテーマになっている短編集。
フェチシズム、御伽噺風、年下ワンコ、異国モノ、近未来ファンタジー、裏社会と設定も実にカラフルでして一冊で色々な気持ちにさせられました。

好きなのは第3話の"黄"がテーマカラーの話。
「正しい事」を嫌悪している岸が、バイトの後輩美保に正しい方へ導かれるお話です。
岸が居るのは"黄…

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とんだりはねたり コミック

四宮しの 

俺のパンツも下がるだろ

ぬるいお湯みたいな作品でした。
BL漫画でしっかり部活の関係を描く作品てかなり珍しいです。当事者2人の恋愛に焦点当てると、どうしても多人数登場させての部活動は描きにくいからでしょうか。この作品は逆に"当事者2人の恋愛"という要素は薄いというか最早無いに等しい。ボーイズではあるがラブかというとラブ…?ライク?好意が存在することは確か。

部活動を描いているけれど、若さを感じ…

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マナビノクニ コミック

四宮しの 

見分けるのはちょっと大変だけれど

 BL要素はあまり濃くないのでこのカップルにすごく引き込まれて萌えた!というのはなかったのですが、群像劇として、新しい出会いを経て人間として成長していく、自分の見ている世界を拡大していく物語としては、非常に良質な作品でした。こういう要素をBL作品に込められる四宮先生の発想とそれを描ききる才能は、BL界でも貴重なのではないかと改めて感じます。

 一見優しくて、ほのぼのしているだけのように見える…

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