栗城偲さんのレビュー一覧

社史編纂室で恋をする 小説

栗城偲  みずかねりょう 

歳の差リーマン×社内の陰謀。脳筋系天然受けになごむ

栗城先生の新刊「犬も食わない同期の恋愛」がとても好きで、シリーズを全部読んでみたいなと思い手に取ったこちら。

「犬も食わない〜」の加藤、ちゃんとしっかり出てきてたー!
寡黙真面目メガネの加藤、作中で志月を励ましていて、いい奴です◎
遡って読んでしまって順番が逆になりましたが、加藤と志月の絆はこうして生まれてたんだ…と納得&なんだか感慨深くなりました。

シリーズ1作目のこちら…

0

玉の輿ご用意しました(1) コミック

高緒拾  栗城偲 

BLマイフェアレディ―

表紙より中の絵が良いです。(表紙で読むのためらっていました)

物語がしっかりしていて、読了後の満足感が凄かったです。
1巻では二人の関係構築、気持ちの変化を描いて、厚生しっかりしてるなと思ったらこちら原作小説がしっかりありました。そういうわけか納得。

青衣君の心の変化が嬉しくもあり、それと同時に自身に引け目も感じてしまう。
印南と一緒にいて恥ずかしくない人間になりたいって思う一方で…

1

犬も食わない同期の恋愛 小説

栗城偲  みずかねりょう 

犬猿の仲の二人。「好きな子いじめちゃう攻め」が可愛い〜!!!

実は栗城先生のこちらのシリーズ、初読みです。
みずかねりょう先生のイラストで、栗城先生の現代リーマンもの。ささささ、最高でした…(興奮)

な、なんて可愛いケンカップル(未満)関係…からの、あまあまっぷりなんだ〜!//と読みながら興奮の嵐。

も〜「好きな子いじめちゃう」攻め・篠田と、それを分かってないツンデレ受け・加藤の絡みが最高に面白くてきゅんと来て、初読みながら大好きな作品の一つに…

5

犬も食わない同期の恋愛 小説

栗城偲  みずかねりょう 

大人らしからぬウブな恋。180度変わっていく関係変化は必見です

これ、シリーズ作品だったんですね。
知らずに買って後悔……

なーーーんてことはなく楽しめましたよ〜!( ´∀`)

リーマンもの好きだし、現代もの好きだしで、私のモロ好みってのもありますが、一番はこれまでのシリーズ作品のカップル紹介が本編に入る前にあったこと。これね、私、シリーズものは載せて欲しいと思ってたので、めちゃくちゃ助かりました。
既刊作読んでなくても理解できる内容にしてくれ…

8

蛍火 小説

栗城偲  麻生ミツ晃 

愛は育むもの。

恋人同士になっても、ハッピーエンドではないんだよな。
人生は続くんだし。

受様は、中堅小説家の千里。
攻様は大学教授の洸一。
大学時代に知り合って友人となり、恋人となって早20年程か経とうとしている現在。
すれ違いの生活を送って倦怠期の2人。

些細なことで嫌気がさし、家を出ていった洸一は、足を向けた2丁目で、出会って恋に落ちた頃の千里によく似た健太と出会う。

浮気目的で2…

1

嘘の欠片 小説

栗城偲  一夜人見 

両片思いの幼馴染もの

やっぱり両片思いのすれ違いもの、しかも幼馴染となれば鉄板で面白いですねぇ。しかもこちらは10年越しのお話になるので、ながーいすれ違い。
だけどそこまで暗いトーンのお話ではなく、読みやすい一冊でした。

まず受けの峯井のキャラがいいですねぇ。美人で真面目で潔癖なところがあって、だけど酔ったら無防備で…。鳥谷野先生が構いたくなるのもわかります。
鳥谷野先生もいいですねぇ。当て馬か?と思いきや、…

1

呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

個人的〝萌えシチュエーション〟の宝庫

猛暑でヘトヘトの中、萌えて涼しくなれるホラーBLを求めて購入しましたが、邪神や因習に囚われた〝オカルトBL〟で大満足な一冊でした。
民俗学者の攻め・乾と共に、幼い頃より祓魔師として育てられた受け・愁と、育て親である神社に隠された秘密を暴いていく謎解き展開が面白くて一気に読み!

主人公である愁の生い立ちが不憫で可哀想なんですが、フェチ多めなシチュエーションに性癖を擽られました。

まず、…

5

ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした コミック

篁ふみ  栗城偲 

設定が新鮮

受け攻めの組み合わせとしては普段好きなものからはかけ離れていたものの、(受け攻め反対が好み)ブラック会社の社畜だった受けが一度死んで転生した先がハワイ会社になったドムサブ世界だったという設定にとても新鮮さを感じました。転生と聞くとやはり今まで住んでた世界とはかけ離れた世界で別の人間としてストーリーが進んでいくシンデレラストーリーが多いものの、この作品での転生先は類似しており、ただそこに今までなかっ…

1

狼王の思し召し 小説

栗城偲  榎本あいう 

獣人の王が素敵で面白い

栗城先生のファンタジー作品、登場人物の名前が漢字だけど響きはカタカナで、って言うのが多い気がします。カタカナ名を覚えるのが苦手な私からしたらありがたい…

ってことで本編の感想です。
攻めの魁が獣人で、受けの乃亜が人間という今作。
魁が落ち着いた大人な感じがして素敵でした。乃亜もthe健気という感じで、厳しい境遇ながらも自分のできることを精一杯やろうと言う前向きさがあって、好感のもてるキャ…

0

蛍火 小説

栗城偲  麻生ミツ晃 

微かに瞬く蛍火を大切に

ずっと積んでてなかなか読む勇気が持てなかった作品。
だって読むの怖いじゃん?同居20年目の40才同士、ラブい日々は過ぎ去って今はろくに口も利かず、口を開けば言い合いの2人の話…なんてさ。
そして、これぞ読む人によって受け取り方も変わる作品の筆頭だとも感じる。

2部構成プラス後日談。
まず攻め視点。
今の冷え切った状況と言い合いの末の家出、憂さ晴らしで2丁目に行き声をかけてきた男の子と…

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