栗城偲さんのレビュー一覧

ラブデリカテッセン 小説

栗城偲  カワイチハル 

「大嫌い」の裏事情

今回はユーチューブで活躍する大食いタレントと
テレビ番組で活躍中の料理研究家のお話です。

受視点で
過去回想から攻様と両想いになるまでと
攻視点で
過去回想から恋人になっての後日談を収録。

受様は実家が代々続く富裕農家で
食べ物に溢れた環境で育ち
小さいころからぷにぷにで
ぽよぽよのコロコロ体型でした。

受様自身も3桁を超えた時には
さすがにまずいと思いつつも

6

ラブデリカテッセン 小説

栗城偲  カワイチハル 

職業のアップデート

再会物です。
高校の同級生どうしが、幼さから自分の恋心を認められずにすれ違ったけど、再会して赦してもらうお話。
お話の大枠は、両片想いのすれ違いが、くっつくべくしてくっつくまでのお話だと早い段階でわかるのし、特に波乱はありません。
それよりも、この作品の見どころといったら、メインキャラクターの職業設定。
主人公の由良は、レシピブログから人に知られるようになって、今は料理動画の〇―チューバ―…

3

ラブデリカテッセン 小説

栗城偲  カワイチハル 

受けさんが好きになれず残念。

作家買い。

作家買いですが、カワイチハルさんの描かれた表紙がとんでもなくキュート。
栗城さん作品に、この可愛らしいカワイチハルさんの描かれた表紙、という事で、甘々な作品かなと思いつつ手に取りました。




主人公は料理研究家の嗣巳。
You Tubeで動画を配信したことから人気が出た彼は、現在はテレビにも時々出演する人気料理家でもある。

現在は可愛らしいビジュアルを持つ…

10

ラブデリカテッセン 小説

栗城偲  カワイチハル 

王道の拗らせ再会ものです

若さ故のあやまちでスレ違ってしまった二人の、拗らせ再会ものです。
ちょっぴりほろ苦くはあるものの、甘くてキュンキュンなんですよね。
いやもう、こういうお話って大好きでして。
拗らせてれば拗らせてる程、萌えて萌えて仕方ない!!(* ´ ▽ ` *)

まぁ、表紙やタイトルから受ける印象通りの可愛い作品だと思うので、拗らせ再会ものがお好きな方にぜひおすすめしたいです。


内容ですが、…

13

てのなるほうへ 小説

栗城偲  小椋ムク 

どっちつかずな印象

ネタバレがっつりです、ご注意下さい。

あらすじを全く読まず、評価の高さと設定で購入を決めました。和製ファンタジーは大好物ですし、攻めが『のっぺらぼう』という予測出来ない方向性のキャラクターで、良いなと思いました。

プロローグ『めんない千鳥の啼く夜』が書き方も古風で、私の和製ファンタジーを読むスイッチが入りました。
しかしプロローグとはうって変わり、巽目線の本編『手のなるほうへ』はあま…

2

玉の輿新調しました 玉の輿ご用意しました(3) 小説

栗城偲  高緒拾 

栗城先生のシリーズもの、珍しいのかな

3冊目。とても好きなのでもっと続くと良いな。

青依と印南さんだけじゃなく、脇を固めるキャラまで魅力的。
新キャラの印南さんの甥っ子、誉。
イラストがそっくり印南子供バージョンで凄い……と魅入ってしまった。
誉みたいな自己評価だけが高い子、いるよいる。周囲の「大人」からは諦められていて、ろくに注意もしてもらえない。でも青依くんは違う視点で行動してる。なんだろ……「社長の甥」「グループの御…

3

きみはぼくのつがい 小説

栗城偲  コウキ。 

「アルファの恋人」の前作

スピンオフ作品の「アルファの恋人」を先に読んでしまったので、そっちの前作だという印象が強いです。あちらの受けが結構悲惨な目に遭っていたので、それに比べるとこちらの受けの遥は、だいぶマシに思えました。

攻めの嗣英が遥を大好きでブレなかったので安心できた分、刺激は少な目でしたが、番になるのは性交渉しながらでしか読んだことなかったので、人前でエロなしでというのがすごく新鮮でした!

中編2作品…

1

ダーリン、アイラブユー 小説

栗城偲  みずかねりょう 

微笑ましい

タイトルからわかるように、ラブに溢れまくってるワンコな超美形外国人に惚れられて……という非常に微笑ましいお話でした。

男を見る目がなく、美形だけどゲスい男に尽くしまくっては酷い振られ方をされてきた受け。
そのせいで美形男には超警戒するようになってしまった&自己評価が低くなってしまった受けの元に、ホームステイでやってきたのは、超〜美形な外国人。

攻めが受けに一目惚れし、その後も何かとア…

1

ラバーズリバース 小説

栗城偲  日羽フミコ 

『特攻服』って久々に聞いたなぁ

『お仕事もの』なんだと思うのですけれど。
奥歯にものが挟まった様な書き方をしちゃうのは『再会もの』でもあるからなんです。
それもね、初回に会っているのは『族の抗争で』なんですよ(笑)。

『族』って言っても『走り屋さん』ではありません。
短ラン・長ラン、リーゼント、あるいは特攻服を身に纏い、徒党を組んで喧嘩をするという、アレです。
お若い姐さま方はご存じかしら?
あ、ドラマとかで知っ…

2

運命の、糸はひそかに 小説

栗城偲  yoco 

オメガバース版シンデレラ

作者買いです。
高評価の中、申し訳ないですが私はあまり楽しめませんでした。
本当に本当に最後のほうまで受けが不憫なんです。
私は受けにはできるだけ幸せであってほしいのです。凄く感情移入して読んでしまうので、健気だったり不憫だったりする受けが幸せになるのは好きなのですが、あまり長期間の不遇を詳細に書かれてしまうと心が痛くて疲れてしまうのです。


幼い時に母を亡くしたオメガである泪(受け…

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