秀良子さんのレビュー一覧

リンゴに蜂蜜 コミック

秀良子 

静かに進むお話

「リンゴに蜂蜜」といえばバーモントカレーですがやはりカレーの絡むお話でした(笑)
しかし、カレー部、それも部員なしで夏樹を招くためだけの部だったのですね。
こちら、続編がでているようです。

私的にはどちらかというと「世界の終わりのなつもよう」が好みでした。
前・中・後でしっかり1本の話としてまとまっていたし、あの余韻を残したラストシーンがとても好きです。

秀良子さん、初読みです。…

1

宇田川町で待っててよ。 コミック

秀良子 

本当に恐れたものの正体をあばく覚悟と愛。

BLの女装ものと言えば、
・『男の娘』系・・・無理やり女装させられる場合と、自ら女装趣味の場合とがある。可愛い見た目・言動のキャラが多い。内面も女の子っぽく表現されることが多い。男性向けっぽい表現も多い。
・『オネェ』系・・・一般的には女言葉を使い、「心」は「女」として描かれる事が多いが、BLの場合、主要キャラは「心」は「男」として描かれることが多い。
・『女装が趣味の普段は普通の男性』・・…

8

彼のバラ色の人生 コミック

秀良子 

夏樹の笑顔がかわいくて、切ない


「リンゴに蜂蜜」続編とのことですが、先にこちらを購入しました。特に問題は無し。
けれど確実にそちらも読みたくなって発狂しそうになるので、同時購入をお薦めします。(電子書籍好きじゃないのです…)

一見チャラそうな後輩コマノと生粋のホモ・夏樹先輩。

押せ押せで猛アピールしてくるコマノに「好きじゃない」と口にしたことで、自分で自分の本当の気持ちに気付いてしまった夏樹。
嘘つきはコマノ…

9

宇田川町で待っててよ。 コミック

秀良子 

ただの「好き」ほど無敵なものはなし


秀良子さんの描くサブカルっぽい男の子が大好物な私。
百瀬いいです。好きなものが例えみんなに理解されなくても、構わない。それはそのものに対しての熱い想いなんかではなく、きっと本当にただ「好き」なだけ。
理由というものは自分を守ったり、相手を責めたりすることが多いと思う。
だからこそ、損得のない百瀬の「好き」「かわいい」は大きな意味を持つのかもしれない。その時の八代にとって、だけど。

7

宇田川町で待っててよ。 コミック

秀良子 

時代は変わっていくのじゃよ

まず、「宇田川町ってどこだ?」と読んでる最中にずっと付いて回っていました。
多分東京なんだろうなぁと思いつつ、ひとまず読むことに集中することにしましたが…

「あれ?結局題名の宇田川町の意味は?……あ、二人の未来ハッピーエンドぽいねーヨカッタネー。」

集中できてなかった(笑)

タイトルに地名があると、その現実にある場所の雰囲気、今まで耳に聞いた噂話などにも作品の空気が左右されます…

5

金持ち君と貧乏君 コミック

秀良子 

雰囲気がもう堪らん

作品の雰囲気たまらない。秀さんが作り出すどの作品の雰囲気もホントに大好きです。温かいですよね。

お金持ちの春人が貧乏な三崎にいちいち突っ掛る。それはやっぱり好きだから。と言いながら春人は自分の気持ちに気づかないし、三崎は全く彼の気持ちに気づかない。

2人が通う学校の理事長であり晴人のおじいちゃんが登場します。メイン二人にいい影響を与えていく存在なのですが、彼と三崎のおじいちゃんのエピソ…

1

彼のバラ色の人生 コミック

秀良子 

彼らのバラ色の人生

夏樹はコマノと出会って光が見えて。
コマノは夏樹と出会って更なる道が拓けた。
2人の話を読み終えると、交差しない筈の人生が何かをキッカケにして絡み合う事ってあるんだなぁとしみじみ感じました。

前作「リンゴに蜂蜜」ではそれほど秀さんの良さを感じませんでした。
元々絵柄が好みじゃないというのが一番かもしれません。
「リンゴ~」を読んでからだいぶ経ってこちらを読んで、なるほど秀さんの絵柄だ…

2

彼のバラ色の人生 コミック

秀良子 

好きすぎて切ない

コマノと夏樹は恋人同士ですが・・・
子供のころから、自分の容姿やゲイである事にコンプレックスのある夏樹は、
ノンケのコマノとの恋愛が、恐くて不安で仕方ありません。
辛いトラウマのせいで傷つく事を恐れるあまり、
夏樹はコマノから離れなければとグルグルしていた所に、
コマノの幼馴染から、夏樹はコマノの中学時代の彼女に似ていると言われます。

コマノの事が本当は好きで好きで仕方がないのに、…

3

リンゴに蜂蜜 コミック

秀良子 

ゲイの苦悩

夏樹はゲイで、ノンケのコマノと今は秘密のカップル。
コマノは二人の関係が皆にバレてもいい(むしろ、バラしたい)と思ってますが、
夏樹はノンケのコマノが好奇心の的になる事を心配します。

能天気なコマノとシャイな夏樹は、バランスの良いカップルですね。
ただ、お調子者のコマノ、本当に分かってて「いいじゃんバレても」って言ってる?
ゲイの夏樹は世間の現実をちゃんと知っていて、
心配するのは…

2

彼のバラ色の人生 コミック

秀良子 

コマノがオカシイ件

「リンゴに蜂蜜」に引き続くバカップルのお話。
コマノが「次はチ○コ突っ込ましてね」って言ってるコマで、
あまりにも直接的でずっこけそうになりました。

コマノ、人がいるようなところでも平気でキスするし、ここは日本ですよーと言いたくなります。
ラブを見せつけるなぁ!!と言いたくなるほどのバカップル(笑)

でも夏樹さんもたいがいコマノの事好きすぎて盲目だし、本当にお似合いですよあなたた…

3
PAGE TOP