四ノ宮慶さんのレビュー一覧

転移従者は血と剣で魔力なし王子に愛を誓う 小説

四ノ宮慶  カワイチハル 

好きなジャンルだったのですが…

異世界転生や転移ものにはBLにかかわらず大好きなので楽しみにしていました。以前読んだ「二人の偽物アルファは執事アルファに傅かれる」の評価を神にしてたのも購入した理由でした。

だけど読み進めるうちに自分が求めていたものと何か違うと思ってしまったんです。ユウキとグレイナスの相違点ばかりに焦点が当たってて、殆どがそこに費やされている感じでした。もちろんユウキが異世界転移してグレイナスの中に入ってし…

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『転移従者は血と剣で魔力なし王子に愛を誓う』コミコミスタジオ特典小冊子「主従の休日」 グッズ

辺境伯領にて

本品は『転移従者は血と剣で魔力なし王子に愛を誓う』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、リュミエナードが辺境伯領の視察をするお話です。

冬が終わって山々雪が解けたころ
リュミエナードはグレイナス以下数人の側近と騎士団を伴い
辺境伯領を訪れることになります。

国防を担う辺境領警備兵の慰問や修繕工事の視察など
旅程は十数日に及びますが
旅団を組んでの施設遠征では休み…

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転移従者は血と剣で魔力なし王子に愛を誓う 小説

四ノ宮慶  カワイチハル 

大切で唯一の貴方のために

今回は王族専属従者と第一王子のお話です。

受視点で魔力を隠す受様が異世界転生者だった攻様と
想いを通わせて立太子するまでと
攻視点での番外編を収録。

イルドネア王国は隣国と長く戦いが絶えませんでしたが、
20数年前、現王と魔法使いの正妃の活躍で侵攻が退けられ
講和条約が結ばれます。

正妃が怪我により子を成せなくなったため
王は2人の側妃を迎え

第一側妃を母に第一王…

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転移従者は血と剣で魔力なし王子に愛を誓う 小説

四ノ宮慶  カワイチハル 

新感覚異世界転生

異世界転生ものというと、私が読んでいる限りでは転生者が受け側でした。が!!
この作品は、なんと攻め側への転生。

そうだよね、攻め側あっても不思議じゃないよね。てか、攻め側作品なんでこんなに少ない?…とか思うところがいっぱい。いや、そう思うくらいめっちゃ良かったんで、もっと攻め側転生増えて欲しいなと強く思いました。


作者さんにとっての初めての異世界作品とのこと。初めてアプローチした…

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転移従者は血と剣で魔力なし王子に愛を誓う 小説

四ノ宮慶  カワイチハル 

溶け合う二人の人格。最高にグッ!とくる主従ファンタジー

や〜、最高に萌えて気持ちの滾る異世界×主従ファンタジーでした…!

カワイチハル先生のイラストも表紙から何から全部が全部麗しく、物語の展開にわくわくドキドキしながら一気に300ページ弱(275P)を読み切りました。

四ノ宮慶先生の作品を読むのは初めて。
あとがきによると、デビューされて今年で15周年とのこと!おめでとうございます✨
15年書き続けていらっしゃるなんて本当にすごい…

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偽物アルファと執事アルファの天使の子育て 小説

四ノ宮慶 

シリーズ第3弾

溺愛系αの執事×拗らせ系偽物α(実はΩ)の作家のシリーズ第3弾。
執事(編集兼マネージャー)と作家の関係から「番」となった2人。
双子の天使にも恵まれ、エーゲ海の小島で幸せに暮らす2人だったが…。
ついに人気作家多賀谷の秘密がバレてしまう!
売れっ子作家への過熱する報道…。

どんな困難にも2人で乗り越えて行く姿がかっこいい✨
2人の絆の深さに胸アツ!
甘いイチャイチャも最高♡

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偽物アルファは執事アルファに溺愛される 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

自覚してから

 あらすじに期待して、挿絵と見開きのカラー絵できゅんとして、しょっぱな受けが女を誘惑してるシーンがあって萎えました。女遊びしてた設定みたいです。オメガバなのにわざわざ遊び相手に女を選ぶ描写が謎。
 序盤以降は二人の世界で話が進みます。オメガの本能に逆らえずに、攻めに一目惚れ(無意識)してしまうのが可愛かった。
 アルファとしての機能を失くす手術をした攻めが、受けの強いフェロモンでアルファ性が再…

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子連れSATは外科医を惑わす 小説

四ノ宮慶  yoshi 

攻め側の描写がもっとほしい

テロ事件・SAT・警察病院に勤務する外科医と、一風変わった設定と展開が魅力的な再会もののお話でした。
子連れSATとありますが、攻めの子でも受けの子でもないので…タイトル通りのものを期待すると違うなと感じるかも。
すべてのきっかけとなる爆破事件から始まり、高校時代の初恋の人との再会、保護された謎めいた子供との生活など、これは面白そう!と引き込まれる導入部分はとっても良かったのです。
序盤での…

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二人の偽物アルファは執事アルファに傅かれる 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

お互いの嫉妬心に萌えた

四ノ宮慶先生の前作である「偽物アルファは執事アルファに溺愛される」を拝読させて頂き、今作はその続編として作家買いさせて頂きました。

売れっ子作家の多賀谷はアルファと偽るオメガで、アルファの實森とは番の関係にあるが、それも世間には秘密にしている。そんなある日、多賀谷をパパと呼ぶ子供、レイが現れた。實森と出会う前は浮名を流しまくっていた多賀谷だったが、まさかそんな筈は…。しかしどことなく多賀谷に…

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刀と大工と木偶の坊~御徒町御家人長屋噺~ 小説

四ノ宮慶 

一話完結ではなかった

「刀と大工と木偶の坊」ってなんのことだろうと思っていたけれど、読んだら納得のタイトルでした。
主人公は腕の良い大工の藤吉、25歳の男子。困った癖は蔵の錠前破り(盗むわけでなく堅固な錠前を開けるのが楽しい)と、刀に欲情すること。
ある日、とある大店の蔵に忍び込もうとした時に辻斬りに襲われ、辛くも別の侍に救われるのですが、このとき血染めの刀を見た辺りから身体の疼きがおさまらず、あちこちの大店の蔵に…

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