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1/6(合計:59件)
かわい有美子 やまがたさとみ
umeair
ネタバレ
平河寮シリーズで未読だった最後の一冊。読み終わってしまった…寂しい( ; ; ) 組対の刑事・山下 × 検事・須和。幼馴染で再会ものっていうのは、シリーズでも唯一かな。 他作品のようにハリウッド映画のようなドカーン!バーン!という銃の撃ち合いや、凶悪事件の現場に踏み込んで…などがない分、ちょっと地味にも思えるかもしれないこちらの作品。好みは分かれそうかな。 事件面では確かにちょっと…
こずまる
峯神さんがやさぐれてるし、篠口さんが寮にいるあたり時代はちょっと前なんだよな。クロサワさんは墨と雪に出てくる感じか?今回はちょっと毛色が違う話でしたね。山下と須和高校、大学の同級生で偶然再会して一気に距離が縮まるけれど…とにかく須和が切ないね…。山下がんばった
しなちくちく
大好きな平河寮シリーズの一作。 他の作品は全て拝読して、こちらもやっと読みました。 他作品同様、攻めと受けの両視点が交互に。二人の心情がわかりやすいです。 他の作品にも少し登場する山下は組対二課の刑事で、もちろん平河寮住まい。 受けは山下の高校の同級生で、検事の須和。 高校時代、友達以上恋人未満のような微妙な関係だったが、大学で徐々に疎遠となった二人が、十数年振りに偶然再会す…
えすむら
墨雪からスタートした私の平河寮シリーズローラーの終盤戦です。 寮生活があまり好きでない繊細さんたちのw、薄暗い恋模様が好きなんですよね、結局。”天使のささやき”と”甘い水”はマインドも”せっ”も体育会系、墨雪と本作は文芸み強め、とても情緒的という印象でした。 外国人の組織犯罪、そして不正が疑われる同僚という不穏なインシデントと並行して進行する穏やかな再会愛です。攻受の心理描写が秀逸な名作だ…
しろたん9610
平河寮シリーズの一冊ですが、シリーズの中でも…いや、かわい先生の作品の中でもかなり好きなお話。 高校時代、お互い淡い想いを抱いていたにも関わらず、一線を越えられないまま疎遠になっていた二人の再会モノで、こじらせ系や両片思いが好物な自分にはドンピシャでした。 グッときたのが、大人になって再会した二人がはじめて身体を繋げるまでの流れ。 お互いを意識していたのを薄々わかっていたのに、一步踏みこ…
やまがたさとみ
誰
山下……あの山下の続きをやっと掘り出しましたよ 【スリークオーター】の山下の中学時代のはなし 処分対象だったのよ 古いし なんだけど近年のBLにない面白さがね 古ければ古いだけあるのよ しかも読んだ当時 自分が熟してなかったせいで分からなかった侘び寂びみたいなのとかね 侘しい・寂しい なんてそうそう若造にわかるわけないじゃない? ← 発売当時も若造ではなかったが …
わかりづらい 掴みきれない心を伝えようとする言葉がメインで 自分の内側を自己分析するように積み重ねていく文字がとにかく詩的 絵面は中学生の頃に好んで読んだ少女漫画の作家さん達のそれに似て 可愛いいではなく ちょっとお姉さんになったような気になれたヤツ 読んだ当時じゃわからなかった 心の機微みたいなものも今ならちゃんと理解できるんじゃないか?って 本棚整理の最中でてきたんで再読してみても…
ふばば
教師x生徒。しかも生徒の方は14才… 発表時は2000年、元のコミックスは2004年発行。そして新装版として2010年に発表されたのが本作です。 14才との関係性… センセーショナル?いえ、この作品は非常にナイーブでセンシティブで…どこか痛みのような。 14才の相沢は、教師の橘に想いの、恋の、欲望の詩を贈ります。 それは青くて、まっすぐで、透明で、橘の迷いなど軽々と越えてくる。 年…
「フェイクファー」と同時に読んでほしい関連作品。 「マキ」という男の子の存在がメインの作品。 「フェイクファー」にて、レニという男の家に転がり込んでいた少年・マキ。 マキの不思議で痛々しい恋愛模様が描かれているのが、本作。 マキ、高校2年。 塾の講師・ハルジと関係を持つ。 だが、その塾を紹介してくれた担任の水口は、ハルジとかつて関係があって… マキは意識的に水口とハルジをつな…
実は「スリークォーター」「フェイクファー」「感情回路」は三部作的な作品。 「スリークォーター」が1作目なんだけど、次の2作はどちらを先に読むかはなんとも言えない。 とりあえず発行年順にレビューしてみようと思うが、「マキ」という少年が非常に興味深くて、彼を中心に読み込むのなら「感情回路」を先に読むほうがいいような気もする。 「R」 山下の初恋のような何か。 中学生時代。仲良しの久保が自…