兼守美行さんのレビュー一覧

親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

いいオヤジ攻め

昔から本命に片想いしつついろんな男と関係を持って発散させる受けっていうのが大好きなんですよね。健気で健気で。

序盤からもうかなり惹き込まれました。
最初隆也(攻)とセックスをする約束を取り付けて、隆也がシャワーをしに自宅に帰ったあとの良一がなんというかもう可哀想で愛おしかった……。
隆也がシャワーしに帰ってから「ど、どんな体位でやってもらおうかな」「そうだ。俺もシャワー浴びとこう」といそ…

1

騎士と王太子の寵愛オメガ ~青い薔薇と運命の子~ 小説

滝沢晴  兼守美行 

試練を乗り越えた先の幸せ(*´ω`*)

初読みの作家様のお話でした。
皆様のレビューを拝見して、好きそうだわ、と購入です。
うん、オメガバースですが、運命とか関係ないただの恋する2人のお話で、とても楽しく読ませて頂きました(⌒‐⌒)


受け様のキラは、記憶を失い、辺境の貧しい村で祖父と一人息子のミールと共に苦労しながら暮らしていた。

ある日、凛々しい騎士が隣国アーフターブの後宮から失踪した男性オメガを探している、と現れ…

13

騎士と王太子の寵愛オメガ ~青い薔薇と運命の子~ 小説

滝沢晴  兼守美行 

夜空の蒼と青いバラ 

RENTAで購入。(イラストの拡大機能がなかった、残念)
読みやすいなーと思ったら、「鳩村衣杏先生のBL小説基礎講座」の企画担当をしてました
・・努力が作品に反映されている。前作よりずっと読みやすくて、引き込まれる展開。凄く面白かった。

記憶喪失のΩ妻と息子を探す一途な夫。夫が良く泣く物語。
キーワードは、青いもの、バラの香。ラピスの指輪。

ファンタジックでオリエンタルな内容と、…

6

運命の騎士と約束の王子 小説

真式マキ  兼守美行 

お話の構造は面白いのです

真式さんの書くお話は設定というか、つくりが面白いものが多くて、新刊が出るとチェックする作家さんのおひとりなのです。

このお話もそんな風な構造でして『小説家が幼いころから温めてきたファンタジー小説の世界に入ってしまう』というだけではなく、リアル世界とお話内世界のどっちが先に生まれていたのかがよく解らない、いわゆる『鶏が先か卵が先か』状況になっているところなどは「とても凝っているなぁ……」と思い…

3

騎士と王太子の寵愛オメガ~青い薔薇と運命の子~ フェア店舗限定ペーパー 生涯君だけを グッズ

貴方だからこそ

本品は『騎士と王太子の寵愛オメガ~青い薔薇と運命の子~』
のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、王太子の側室候補が増えるお話です。

王太子であるジャムシードには多くの書簡が届きますが
キラの帰国後は側室候補の推薦状が多くなります。

ジャムシードは読むことなく廃棄を命じていますが
王族や高位の貴族など書簡のため
スハイルが自由者に代わって処理することになります。

し…

2

騎士と王太子の寵愛オメガ ~青い薔薇と運命の子~ 小説

滝沢晴  兼守美行 

無くした記憶に潜む想い

今回は王太子の寵妃を探す隣国の騎士と
記憶を失ったまま一人息子を育てる青年のお話です。 

受様が彼を探す攻様と出会い、記憶を取り戻すまで。

この世界には男女の性とは別に
アルファ、ベータ、オメガという第二の性が存在します。

アルファとオメガは100人に1人程の希少な性で
アルファは優位性遺伝子の結晶と呼ばれ、
国の首相や王侯貴族に多い性です。

オメガは男女ともに子を…

7

運命の騎士と約束の王子 小説

真式マキ  兼守美行 

お話が

兼守先生おっかけで購入。攻め受けの恋話に今一つ盛り上がらなかったのと、展開で?と思ったところがあったので、申し訳ありません中立にしました。小説家さんが自分の書いたお話の中に入っちゃうお話でファンタジー好きな方は嬉しいはず。本編250P弱。

自分の書いた小説(上下巻予定)について、出版社の都合により1冊にしなければならなくなった有樹。小さなころから温めてきた大切なお話なのですが、やむを得ず必死…

5

騎士と王太子の寵愛オメガ~青い薔薇と運命の子~ フェア店舗限定ペーパー 生涯君だけを グッズ

やっぱりジャムシードは素敵♡

キラが帰国(公には病状が回復)してからも、ジャムシードの元には側室候補の推薦状の書簡がひっきりなしに届くようで、ジャムシードが激怒していました。

そして、その火の粉がキラに降りかかることも少なくないらしく、その日も王太子殿に配属されたばかりの年若い侍女がキラに「王太子が側室を持つのをどうして嫌がるのか」と聞かれてました。この侍女、正妃に対する態度ではなくキラが平民出と侮ってて凄く腹が立ちまし…

3

騎士と王太子の寵愛オメガ ~青い薔薇と運命の子~ 小説

滝沢晴  兼守美行 

ストーリー展開が秀逸

滝沢先生の作品を読むのは「キバも劣情もこわくない ~過保護な獣のいる暮らし~」に続いて二作目です。

前作も想像以上に面白かったんですが、今回も巧みなストーリー展開に夢中になって読みました。

キラが隣国で見つかったのはどうしてなのか?この謎が終盤まで明かされないので想像しながら読むのも楽しかったです。

タイトルから騎士のジャムシードの正体は何となく察せられます。
でもキラがどうや…

10

契婚 ~鬼の恋と乱れ華~ 小説

つばき深玲  兼守美行 

鬼の郷の子

政府公認の鬼討伐隊・・というと鬼滅の刃を連想してしまったけど、
これも時代設定は、維新後の鬼討伐の物語だけどちょっと違う。

角を折った鬼が居る、という設定。
角を折らなければ、自然治癒力が増す。
悪行三昧の鬼と、角を折り人に紛れて隠れて暮らす無害な鬼が居る世界。

鬼が鬼を討伐して、無害で平和な鬼を安全な居住区へ移送する。

寺の門前に置かれた捨て子の千景には、鬼の子の幼馴染が…

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