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16/62(合計:611件)
木原音瀬 梨とりこ
ヒータン
ネタバレ
受けの惣一の健気さ、一途さに胸を打たれたので神評価です。 いやー、それにしたってここまでする!? 木原先生! ってくらい惣一がひどい目に合います。バイオレンス耐性がない方にはオススメできません。いや、ほんと。 あらすじは他の方が書かれているので割愛します。なのでレビューというか感想です。 そんなにしてしまうくらい嘉籐が好きなのね。嘉籐好みに体をかえちゃったり、どうしても抱いてくれない…
なのかようか
私にはまだ早かった…月に笑う、までだなと。闇社会モノBLに耐性はあるつもりでしたが、正直読んでる途中で何度も本を閉じてしまうくらい、読み進めるのがキツイ描写が多かったです。上巻は、惣一の加藤への想いを拗らせ過ぎて色々やらかしてる痛い受けだなぁという印象止まりだったのですが、下巻の怒涛のバイオレンスな展開に、私は今何を読んでいるのか?と分からなくなるほどでした笑 この物語全体を通して、惣一をあ…
麗音
『月に笑う』のスピンオフ 前作がそれほど痛かったり苦しかったりしなかったから(木原作品比)大丈夫、と大して覚悟もなく読んでしまったことを反省しています。 木原作品の中でもトップレベルの痛い展開だらけではありますが、切なくて続きを読まずにいられなくなる作品でした。 裏社会物は好きで、バイオレンスで血と暴力もありとは思っていましたが想定以上でもう許してほしいと懇願し続ける展開が多くて長くて大…
えすむら
本当に生半可な覚悟で読んだことを後悔するくらい壮絶な”純愛”で…、日曜の夜にこれを読み終わり、明日からの仕事大丈夫か??と思うくらい、理性も感性も徹底的に打ちのめされました!!!この深すぎる衝撃からどうやって立ち直ればいいんでせうか?? (誰か助けてーーー爆発するーーー!という気分です。) エロい描写が多くても、その行為に耽る惣一という人が淫乱だという印象は全くなかったです。むしろ行為がエ…
ririn
内容やあらすじは他の方が書かれているので。 この作品は究極の愛を模索する小説だなと思いました。 痛みの中で、怒りの中で、苦しさの中で、本物の愛を見つける。 それは決して綺麗でも温かくもないけど、ひたすらまっすぐな愛。 そんなものいらないよ、と思う。 でも、手に入れずにはいられない哀しさ。 ままならない愛に捉われた時、人はどうなってしまうのか・・・。 そんな愛に捉われた人た…
あかるぽん
最後まで読んで思ったのは、わたしだったら惣一さんをアメリカに行かせてあげたかったな。 もう周りの目とか気にしないで、嘉藤のことも捨てて好きに生きて欲しかったな。 でも、本当に惣一が求めていたのはラストのような嘉藤と自分だけの生活だったっていうのもなんとなくわかるんです。 そこにたどり着くまでに、自分で身体を変えたり、薬で頭の中も変えられたり…。そのまんまの惣一を愛してあげてよ!って思って…
ポッチ
『灰の月』の下巻。 木原作品は容赦なく痛い展開のものは多いですが、そんな木原作品の中でも群を抜いて、痛く、そして切ない作品かと思います。 「ヤクザ」という世界がバックボーンになっているために、殺し、暴力、レイプが当たり前のように登場します。女性との絡みを彷彿とさせる描写も少なくありません。 この作品は、読み手を選びます。 が、個人的に心を鷲掴みにされました。 紛れもなく、…
theory
でもどうしても不憫でならない...。ここまで傷ついてぼろぼろにならなきゃならないのか?と思ってしまって。他の方も書かれているが、やっぱり覚悟が足りなかった...。唯一無二、BL界の極北。木原音瀬さんの作品で何度こんな思いをしているのか!!でも新刊がでたら懲りずにまた手を出してしまうのだろうな...。うぅ、好きです。ショックが抜けきらないので大変申し訳ないけど評価は中立で。
べにや
最後の畳み掛ける怒濤の展開にただただ戦々恐々としました。 公式のあらすじを読んで、本編の「月に笑う」や「美しいこと」みたいな物語と思っていましたが…いや、なんか違う。あらすじは何一つ間違ったこと書いてないのに、あれ?おかしいぞ? なんの心の準備もせず読んだら、大火傷をしました。 久しぶりにしんどかったです。色んな意味で。 綺月さんの「背徳のマリア」を思い出しました。 物語…
ゆーちん24
放心状態です。 途中まではまさかこんな結末が待っているなんて思いもせず、読了した今、暗い海の底にいるかのようなこの感情に戸惑っています。 私は上巻でこの作品について、 『心が弱っているときには絶対に読めない』と言いましたが、下巻はそんなのの比じゃない。 万全の精神状態で読みはじめても確実に心が破壊されると思います。 上巻で、嘉藤への執着と男狂いの醜態を晒し、父親である本橋組組長に…