雲田はるこさんのレビュー一覧

ばらの森にいた頃 コミック

雲田はるこ 

クオリティの高いオムニバス

 短編が4本も収録されていますが、一つひとつの作品に温度差がなく全ての短編がしっかりストーリーを練ってあるなぁと思いました。表題作はちょっぴり切なく、『モンテカルロの雨』『Be here to love me』はセクシーな攻め受けにノックアウトされ、『ヨシキとタクミ』はケンカの時と2人きりの時との関係性の変化に萌えました。どの作品もちょうど良い切り方で纏まっていたのですが、これからの話をもっと読ん…

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新宿ラッキーホール コミック

雲田はるこ 

群像劇的?的な面白いBL

落語心中から雲田先生のファンになり、BLを描かれていることを後から知り、こちらも読んでみました。

短編集なのかな?と思いきや、一つ一つのお話が繋がっていてストーリーも面白く、BLとしてもとっても萌えました(*ノ∀ノ)

雲田先生の描く漫画の、おふざけな感じの描き方と、ちゃんとデッサンの整った線の綺麗な絵とのバランスが私は好きです。

今作の物語は、切なくもあり、笑いもあり、濡れ場もあ…

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いとしの猫っ毛トリビュートブック グッズ

初めての小冊子

本編よりも小冊子が楽しみだったと言っても過言ではありません。

確か前情報では描き下ろし作家さんのお名前だけは明かされていたような…?

のばらあいこさんが楽しみだったんです♪
のばらさんのハルくんと北原さん推しは納得ボタン100個ぐらい押しちゃいます笑
ハルくんのドエスと北原さんのドエム、やはり上手いですね。ハードめな漫画の内容と、ほんわかした手書きの文字がミスマッチで面白いです。

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まるごとねこっけ~雲田はるこ『いとしの猫っ毛』トリビュートブック~ コミック

雲田はるこ 

ディープに楽しめる

トリビュートが超豪華!
そして作家さん一人一人へのお返事が可愛くて楽しい!(作家さんゆかりのキャラに
ねこみみを付ける雲田さんルール)

ねこっけトリビュートはどの作家さんからも
ねこっけ愛が感じられてほのぼの。
BL作家さんはやはり自分の推しキャラや推しカプでお話作成している方が多くてニンマリします。

個人的に印象に残ったのが
掲載順に

いくえみ綾さん
依田佐江美さん…

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ばらの森にいた頃 コミック

雲田はるこ 

「言葉は交わせぬまま」傍に居続ける…

文句なしの表題作と、ヤンキー受け好きなので昭和っぽい雰囲気がただようヤンキー二人を描いた「ヨシキとタクミ」が好きです。
ヨシキとタクミはライバル同士のヤンキーなんだけど、タクミの実家である銭湯ではポカポカのんびりいい気分♪てな訳でひとまず休戦状態になっちゃう二人。
リーゼントのタクミがお風呂では下ろした普通の髪型になるところが可愛いし、性格もお風呂の中ではなんだか可愛らしく変化しちゃっていて普…

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ばらの森にいた頃 コミック

雲田はるこ 

うらえりたん♪

雲田さん久々のbl短編集。

表題作も良いですが特にお気に入りが
「Be here to Love me」

町田くんの妖艶さにうっとりメロメロです…
町田くん生まれつき染色体の異常とやらで女性らしい体つきで、脚はキレイだし毛も生えない。その美脚ぶりたるやブログで女性になりすましても気付かれない程。

普段女体物とか好んで読まないですけど、雲田さんの絵が上手くて…町田くんの体つき確…

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ばらの森にいた頃 コミック

雲田はるこ 

まてまてこれでは、切なすぎるでしょ

えーっ、この吸血鬼のお話の結末はどうとればいいの? ずーっと昔は正宗の恋人として、その後はいろんな植物、動物、昆虫とか生まれ変わって、やっと人間として巡り合えた陽。 この陽も吸血鬼となってハッピーエンドを予想してたけど、血を吸うとまさかの…?! 正宗と陽の立場が逆になったのはわかるけど、この2人は人の姿のままでは永遠にいられないってこと? 血を吸うと相手は吸血鬼になるけど、吸った本人がああなってし…

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ばらの森にいた頃 コミック

雲田はるこ 

もう!これだからっ

はるこサンの短編集。
言うまでもなくズシっとくる読後でした。
お話し事態はどれも短いお話なのですが
後味がなんとも。

表題「ばらの森に~」
バンパイアと人間の少年。
長い時を生きるバンパイアと何度も生死を繰り返す少年。
運命につながれた二人の数奇な運命の一部を切り取ったお話し。
作中でバラを食べるシーンが印象的でした。
肉厚でみずみずしいバラがこれ、すごく美味しそうと思ったの…

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ばらの森にいた頃 コミック

雲田はるこ 

リスペクト作品に対する理解が深すぎる

表題作に関してだけ書きます。
あらすじはそれほど書くつもりはないのですが、このお話の核心部分について解っちゃうような書き方をしますので、ネタバレがダメな方は決して読まないでください。よろしくお願いします。











私にとって「ポーの一族」は「何度も読み返す本」です。
何度読んでも物語に浸れるだけではなく、いつまで経っても解らない部分があるから、何度も読み返…

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ばらの森にいた頃 コミック

雲田はるこ 

ノスタルジックな恋模様

さすが雲田先生!という味のある短編集。
個人的には、オヤジ受けとか女性っぽい受けとかあまり好きではないのですが、先生が描かれるとちょっとお茶目で自然と可愛いく見えてくるから不思議です。
どの作品もどこか古めかしいノスタルジックさを感じさせます。
表題作は切ないですが、ちゃんと続いてくというのが分かって良かったです。
私はヤンキー好きなので、雲田先生らしさのある昔のヤンチャ坊主達のカップルが…

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