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榎田ユウリ 葛西リカコ
あーちゃん2016
ネタバレ
榎田先生の非BL、なんちゃって朝鮮半島ファンタジー第5弾。とにかく面白い。非BLなんだけどイケメン4名ぐらい+表紙の男勝り姫様+がきんちょ(主人公)+白モフがあれこれ大活躍するお話です。好きすぎるので神。 前巻で偽の慧眼児(えげんじ・真実を見ることのできる子供)に宮殿を追い出された本物の慧眼児である天青(てんせい)。都に来る前にいた村に戻り、修行するべく深い山に分け入っていきます。片や都では…
華藤えれな 葛西リカコ
いるいる
動物の言葉がわかる人間と、 黒豹姿にも人間姿にもなれる種族と、 前例のない発見に躍起になる身勝手な人間と。 なんとも複雑な気分になるお話でした。 攻めと受けに共通しているのは"孤独" 完全な人間でもなく、動物でもなく。 どちらの種族にも溶け込めない。 けれど立場が似ているようで似ていない。 2人の間にある足りないモノを埋めるには価値観が違いすぎるのですね…
凪良ゆう 葛西リカコ
真生
「美しい彼」が『平良にとってなぜ清居だけが特別だったのか』という事を 全編通して伝えるお話だとすれば。 「憎らしい彼」は『服従する側に自ら望んで身を置いていた平良が 恋人として清居と共に、隣で生きていこうとするまで」を描いたお話だと思います。 いやぁ…ほんとに面白かったです。 「美しい彼」を読み終わった後夜中にパソコン起動して続編買っちゃいましたから。 電子書籍最高。 「…
久しぶりに「気が付いたら朝だった」という体験をしました。 読み始めたらページを捲る手が止まらず、朝になっていました。 それくらい夢中になって読みました。 とにかく面白かった。 この辺でやめて続きは明日読もうなんて考えはこれっぽっちも浮かばず 二人の交わらない世界を、真剣なのに滑稽にも見えるやり取りを永遠に見ていたい。 『あぁ。文章を書くことを生業とする』というのはこういう事なん…
砂原糖子 葛西リカコ
まりぽん812
衛と真文が恋人に戻って終わりではなく、二人の未来についても想いを確かめ合えたことが、良かったです。真文が記憶障害で思い出を失う切なさよりも、たくさんの希望を感じました。 衛のことを忘れたくないと涙する真文に、衛は約束をします。「これからもずっと『カナリー』はここにあるから。もし迷子になっても安心して帰ってきて」と。何度真文が記憶を失っても自分たちはお互いを好きになると、衛は確信しているのでし…
衛と真文に、こんなに眩しく、悲しい過去があったとは。 中学生の衛と高校生の真文。ご近所になった二人は、やがて互いにかけがえのない存在になっていきます。 「何度忘れられても絶対に傷つかないから、安心して。」 衛を強くし、真文を支えた約束が、二人の恋の始まりだったのでしょう。大人へと近づいていく二人がいつもキスした河原のキラキラとした光、衛の部屋で初めて体を重ねた朝の二人を包む陽の光が、眩しく鮮…
当初ペーパーの予定だったのに、応募者が多かったのかシリーズが大変売れたのか不明ですが、小冊子本文59Pになったお話。二人で暮らし始めてから5年後のお話です。 3年半後に静良井は一度スーパーで倒れて、記憶を失いました。その時は連絡先などのメモを持っていたため、無事衛に連絡がつき、なんとか元の生活に。そこから1年半たって、再びカナリーで働いています。書き溜めていたエッセイを本にすることになったり…
ゆりの菜櫻 葛西リカコ
385cat
女王様受で検索して、はじめての作家さんでしたが買ってみました。結果大当たりでした。変わった設定のイロモノかと思いきや普通に恋愛小説としていい話でした。純愛らしいです笑 本当に続編を期待します。 受の一人称が私、攻を君と呼ぶのがノーブルで、可愛くなりすぎなくてよかったです。セレブな暮らし、外国の情景も設定に合っていていいですね。 攻×攻らしいんですが、その攻防もとても面白いのですが…
BL AWARD 2019年・ベスト小説トップ10にランクインの本作。遅ればせながら読んでみました。 記憶障害を起こしやすい青年・静良井は、日記に綴っていた恋人『M』を探しながらも、喫茶店のマスター・中上と恋に落ちます。そして、再び記憶を失ってもまた、中上に惹かれていきます。薄幸な静良井が二度も同じ人に恋しては、その大切な記憶を失う、切ないお話です。 でも、静良井は中上との思い出を失いはし…
もうすぐ6巻が出る非BLシリーズもの。榎田先生好きすぎて神にしたいけど、もっと好きだった時につける評価無くなっちゃいそうなので萌2にしておきます。榎田先生のお話自体がお好きな方は是非。いたって健全な、少年たちの成長記で、登場人物全てが癖ありすぎて猛烈にハマってます。葛西先生の手になる絵は表紙だけ⤵⤵⤵で残念極まりないのですが、もう脳内ではすっかり葛西先生ビジュアルキャラで物語が繰り広げられておりま…