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38/110(合計:1095件)
凪良ゆう 葛西リカコ
ももよ
もの凄く面白い! BL小説なのに、ッププ!っと噴いてしまいました。 持病で吃音が出てしまうコミュ障の平良とモデルと俳優をする清居の続編。 清居ら平良にとってキング。自分はその一兵卒でしかなく、清居がこの世に存在しているだけで幸せなのに、なぜか一緒に暮らし彼氏になっている。 この現実がいつ神によって打破されるのかを恐れながら、だったら今の清居を目に焼き付けておこう。清居と自分の気持ちを推し量…
ネタバレ
すごく評価が高くて、ずっと気になっていた作品。 読み始めて、評価の高さの訳がすぐにわかりました。 スクールカーストのお話を読むのは苦手ですが、こちらの作品の攻役平良は、頂点の清居をキングと崇拝している。この崇拝っぷりが、徹底していて自分の想像を上回り、先の読めない展開へと引き込まれました。 清居も、キモイなどとけなしますが、筋の通った手下扱い?が逆に心地よく、その折に出てくる、2人だけの時間…
櫛野ゆい 葛西リカコ
ぴれーね
「白狼王」シリーズ第三作目です。 完全な続編なので、気になった方は「白狼王の愛嫁」から、ぜひどうぞ! で、こちらのシリーズ、とにかくこれでもかと受けを溺愛している獣人の王・ウルスと、そんな彼にメロメロの健気美人で神子であるアディヤとの、超甘々な王国ものになるんですけど。 王と王妃である二人が、互いに支え合いながら国を治めて行くんですよね。 今回は二人の間に生まれた息子・ルトの力の暴…
榎田ユウリ 葛西リカコ
あーちゃん2016
榎田先生の非BL、なんちゃって朝鮮半島ファンタジー第5弾。とにかく面白い。非BLなんだけどイケメン4名ぐらい+表紙の男勝り姫様+がきんちょ(主人公)+白モフがあれこれ大活躍するお話です。好きすぎるので神。 前巻で偽の慧眼児(えげんじ・真実を見ることのできる子供)に宮殿を追い出された本物の慧眼児である天青(てんせい)。都に来る前にいた村に戻り、修行するべく深い山に分け入っていきます。片や都では…
華藤えれな 葛西リカコ
いるいる
動物の言葉がわかる人間と、 黒豹姿にも人間姿にもなれる種族と、 前例のない発見に躍起になる身勝手な人間と。 なんとも複雑な気分になるお話でした。 攻めと受けに共通しているのは"孤独" 完全な人間でもなく、動物でもなく。 どちらの種族にも溶け込めない。 けれど立場が似ているようで似ていない。 2人の間にある足りないモノを埋めるには価値観が違いすぎるのですね…
真生
「美しい彼」が『平良にとってなぜ清居だけが特別だったのか』という事を 全編通して伝えるお話だとすれば。 「憎らしい彼」は『服従する側に自ら望んで身を置いていた平良が 恋人として清居と共に、隣で生きていこうとするまで」を描いたお話だと思います。 いやぁ…ほんとに面白かったです。 「美しい彼」を読み終わった後夜中にパソコン起動して続編買っちゃいましたから。 電子書籍最高。 「…
久しぶりに「気が付いたら朝だった」という体験をしました。 読み始めたらページを捲る手が止まらず、朝になっていました。 それくらい夢中になって読みました。 とにかく面白かった。 この辺でやめて続きは明日読もうなんて考えはこれっぽっちも浮かばず 二人の交わらない世界を、真剣なのに滑稽にも見えるやり取りを永遠に見ていたい。 『あぁ。文章を書くことを生業とする』というのはこういう事なん…
砂原糖子 葛西リカコ
まりぽん812
衛と真文が恋人に戻って終わりではなく、二人の未来についても想いを確かめ合えたことが、良かったです。真文が記憶障害で思い出を失う切なさよりも、たくさんの希望を感じました。 衛のことを忘れたくないと涙する真文に、衛は約束をします。「これからもずっと『カナリー』はここにあるから。もし迷子になっても安心して帰ってきて」と。何度真文が記憶を失っても自分たちはお互いを好きになると、衛は確信しているのでし…
衛と真文に、こんなに眩しく、悲しい過去があったとは。 中学生の衛と高校生の真文。ご近所になった二人は、やがて互いにかけがえのない存在になっていきます。 「何度忘れられても絶対に傷つかないから、安心して。」 衛を強くし、真文を支えた約束が、二人の恋の始まりだったのでしょう。大人へと近づいていく二人がいつもキスした河原のキラキラとした光、衛の部屋で初めて体を重ねた朝の二人を包む陽の光が、眩しく鮮…
当初ペーパーの予定だったのに、応募者が多かったのかシリーズが大変売れたのか不明ですが、小冊子本文59Pになったお話。二人で暮らし始めてから5年後のお話です。 3年半後に静良井は一度スーパーで倒れて、記憶を失いました。その時は連絡先などのメモを持っていたため、無事衛に連絡がつき、なんとか元の生活に。そこから1年半たって、再びカナリーで働いています。書き溜めていたエッセイを本にすることになったり…