葛西リカコさんのレビュー一覧

さよならのない国で 小説

高遠琉加  葛西リカコ 

新装版です

2015年に刊行された作品の文庫版。旧版も持っていますが、書き下ろしとか加筆があるかなー、と思って購入してみました。

はじめに書いてしまうと、若干の修正はあるものの書き下ろしはありません。それ目当てで文庫版を買われようか悩んでいる腐姐さまは注意が必要かなと思います。

内容は旧版の方でも書いていますがざっくりと。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






自宅でピア…

22

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

ずっとずっと大好きです

神シリーズです。
今更ながら、凪良先生本屋大賞おめでとうございますということで。
ごめんなさい。レビュー要素は全く無いです。ただただ愛を叫んでます。
初めに読めたBL小説が、美しい彼でほんっとに良かったです。

とりあえずさ、めちゃくちゃ面白いんだよね。
平良の気持ち悪さ、清井くんのツンデレ具合が性癖に刺さりすぎて、続きがもう気になって、一日で読んじゃったよ…。
清井くんの可愛さにノ…

9

星を泳ぐサカナ 小説

朝丘戻  葛西リカコ 

激キュンでした(今更ですが)

葛西リカコ先生のイラストのものはなるべく買う、のコレクションの一貫として購入していて、積んでたんですが、期待以上に素敵な両片思いのお話で、もうキュンが止まりませんでした。。凄い好きです。このどーしよーもない切なさと、甘さ。

受と攻の間に介在する元カノってゆー関係性も個人的にツボでした。
ノンケが”おまえは別”ってゆーのも好きなので、そーゆーのが好きで、
ほの甘い二人のモダモダウジウジに萌…

2

闇を照らす君の指先 小説

千島かさね  葛西リカコ 

幸薄攻め×幸薄受け

初読み作家様でした。
あとがきを読んだところ、こちらの作品がデビュー作との事で非常に驚きました。
終始上品さを感じる丁寧な文章でとても読みやすかったです。
葛西リカコ先生の挿絵も見事に作品の雰囲気とマッチしていて美しかった。
不運な運命の元に生まれた青年と少年が出逢い、居場所が無い者同士が救い救われ、拠り所を作っていく…というようなお話です。
全編攻め視点です。

今作の攻めである主…

0

クリスマスワルツ 伯爵家の情人 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

自由を求めて

作品のどこか硬質な雰囲気と時代背景や世界情勢描写もあり、読み慣れるまでに少々時間がかかった。
日々慌ただしく変化する世界で、言論の自由すらも統制され抑圧され生きる人々。
初めは読み辛く感じたものの、フランス・ドイツを舞台に繰り広げられる、2人の美しくも破滅的な恋に夢中になった。
葛西リカコ先生の挿絵が作品の雰囲気にぴったり。

複雑で入り組んだ、それぞれの思惑がひしめき合う伯爵家の相続問…

1

内親王の降嫁 小説

和泉桂  葛西リカコ 

時代物好きです......

表紙みて......天を仰ぎました......葛西リカコ先生の描かれる麗しい2人に魂持っていかれました。恥ずかしながらこのシリーズ初めて手に取ったので、読み始めは光則と実親のお話!?いや、実親と狭霧の方か!?と勘違い&ドキドキしながら読み進めていました。途中ツンデレ可愛子ちゃんの登場でホホゥ......とニンマリ。素直になれない楓可愛いぞ!ついつい心と反対のことを口にしてしまう楓を大人の包…

1

摩天楼に眠る獅子 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

ベッドの主導権を巡る不毛な舌合戦が最高

ゆりの先生が書かれる口達者な俺様執着溺愛攻め×強気美人受けによるどこまでいっても噛み合っていない会話が好きなんです。

「ハニーお手柔に頼むよ」
「私は君のハニーではない」
みたいな。

この二人もそう。
超そっけない受けに向かって
「おまえももう少し素直になったほうがいい そのほうが私もお前に愛されている実感が湧く」
と言えば
「愛していないから、そんなもの湧かさなくてもいい…

4

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

文句なしの名作

あらすじは他の方が書かれているので省略。
というか、レビューもたくさん素敵なものがあるので評価だけでもいいのですが・・・

一筋縄ではいかない恋愛。
日常の小さな尊さや違和感、それを積み重ねていく二人。
決着点は見えるものの、ページをめくる手が止まらない。

凪良さんは本物のストーリーテーラーなのだと思いました。
ほかの作品も読んでみます。

6

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

女装執着攻&ホラー

執着攻という事で拝読しました!

女性が苦手な受に、美しい女装攻です。女装攻とはいえオネェではありません。

女装していない時にはちゃんと男らしいです。

攻・受2人とも夢に囚われている話と一緒にすすんでいきます。

攻めは、夢の事が原因で執着しているのかな?と思いましたが、ラストまで読むとちゃんと攻の意思でちゃんと受に執着しているので良かったです!

途中ホラー要素もハラハラ…

0

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

受けの存在そのものが攻めにとって救いになってるのが尊い


スクールカーストの最底辺にいる平良と頂点に君臨する清居、パシリだった平良がどんどん清居のことを好きになって、気持ち悪いくらい純粋にまっすぐに清居のために尽くす姿は読んでて可哀想で切ないのにほっこりした。熱烈すぎる平良の気持ちに心を開いていく清居は、素直になれないのか、素直すぎるのか「うざ」とか「きも」って一言でばっさり切り捨てていくんだけど、それさえも清居からもらえたものなら宝物みたいに大事に…

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