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29/112(合計:1118件)
凪良ゆう 葛西リカコ
sugichan
ネタバレ
ずっと読みたかったので期待通り面白くて満足でした。 最初の方はいじめの描写が結構多くてきつい時もありましたが(それで萌✕2にしてしまったのですが、後々読むと無駄なシーンはないです。これでも最小限にしてくれたんだなぁと凪良ゆう先生と編集の方に感謝しています)、それを乗り越えると本当にいい話だと思いました。 誰かを好きになってその誰かを守れるようになるという話はよくあるんですけど、この話は誰かを…
ももよたん
コミック派の私が初めて読んだBL小説でした。 作者さんの作品も初読みでしたが、それほど読書家ではない自分にもとても読みやすい文体。 難しすぎる単語なども無く、情景も身近な物の描写で容易に想像ができました。 吃音症もちの平良が憂鬱な高校生活の中で、清居に出会い、その美しさやキング然とした振る舞いに心酔していきます。 その一途さ、ひたむきさは信仰と呼べるほどで一読者の自分からみてもかなりキ…
剛しいら 葛西リカコ
甘食
久々に剛しいらさん作品を読みました。やはり引き出しが多い。何を書いても読みやすく面白く仕上げてくれます。BL時代劇ドラマを見ているような気分でした。イラストが葛西リカコさんで、葛西さんの和風時代物って珍しくて、美麗イラストに眼福でした。 受けの環は不幸な生い立ちだけど、健気で欲がなくて可憐な受けです。陰間になる一歩手前で新さんに出会えて幸せになれて良かった。数えで14歳から16歳の花の若衆時…
砂原糖子 葛西リカコ
kurinn
3巻でのハッピーエンドを知っても、誰もが気になっていたと思います。 およそ4年周期で無くなる静良井の記憶です。 幸せに暮らし始めた2人に、また悲劇は起こっていないかと誰もが心配だったと思います。 そしてこちらに収録されている「~未来を半分残したままでいる~」にその回答がありました。 砂原先生の凄いところは、静良井があれから何事もなく普通に暮らしていたように書きながらも、小さな違…
3巻を読み始めてとても驚いたのは久遠との関係が、そう揉めて長引くことが無かったことでした。 1巻ではあんなに静良井に執着して池にまで落として記憶をリセットしようとしてたのに。 久遠は静良井の過去を盗んだことにずっと罪悪感を感じていたんですね…。そして静良井の記憶が消えて無いのを怪しんで試したりしてました。 既にMが中上だと気付いてもいました。 何度忘れようと静良井が中上に惹かれ…
あらすじに「恋の成就と、その後の長い別離の真相に迫る回想篇!!」とある通り、中上と静良井が恋人になるまでの過去が中上視点と静良井視点で書き分けられています。 2人がどうやって出会って、どうやって惹かれて行ったかが書かれていてとても切なかったです。 まだ若い彼等ではお互いに出来ることは限られていて、だからこそ久遠のしたズルは許せないと読むほどに怒りを覚えました。 いくら欲しいと思っ…
1〜3巻。そして「心を半分残したままでいる 電子限定単行本未収録短篇集 ~未来を半分残したままでいる~」まで一気読みしました。 正直言うと何を書いても陳腐になってしまう気がして、レビューに何を書けば良いか分かりません。 自分の中では中上も静良井もそこで生きていて、彼等の生涯の物語を見た思いなんです。 砂原糖子先生って凄い作家さまだと思いました。 内容に戻りますが一巻はま…
沙野風結子 葛西リカコ
碧雲
平安京の都に朝廷と陰陽寮があった時代が背景。 陰陽師の家に生まれた美貌の桔晶が、鬼化した想い人を救おうと頑張る物語。 陰陽寮に務める、美貌の陰陽頭・桔晶の一族が、九匹の鬼の霊を帝に入れて、帝は統治する力を得ていた。 幼馴染みの陰陽師・征景は、桔晶と志が異なり、桔晶と疎遠になっていく。 征景は陰陽の学問で得た知識を貧しい人に使いたい。 帝に桔晶が式神を贄に具している最中を征景に知ら…
鳥舟あや 葛西リカコ
茶々丸53
再読。イルミナシティシリーズ1作目、葛西リカコ先生のイラストが美しい✧*。 虎獣人アガヒと人外のウラナケ夫婦の元に仔兎のユィランが飛び込んできて〜ってお話です。騒動に巻き込まれる中で自分たちの在り方に揺れるウラナケが悲しい。そんなウラナケを愛してるのが「好きな子が宗教」って言えるアガヒで良かった。ユィランが小さいけど賢い子で、親子じゃないけど寄り添う3人には感動だった。大きくて温かく濃いい愛が感…
飛楓
ランキングで長い間気になっていたものを購入しました。 主人公たちを一言(?)で表すなら、 かなりツンがすぎる美人受けと、思い込みが激しい陰キャネガティブ俺様変態攻め (情報量!) という感じがしました。この作品にハマれるかは、受けのツン度と攻めの変態具合を受け入れられるかで大きく変わる気がします。 個人的にはどストライクでした!! 前半の攻め視点、リアルで的確な比喩表現…