葛西リカコさんのレビュー一覧

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

圧倒的な面白さ

きもうざストーカー平良くんと、そんなきもうざをどうしようもなく大好きになる清居くん。

難しい言い回しなど一切なく、それでいて凪良ワールド全開の世界観。スラスラ読めてその世界にどっぷりと浸かってしまう感覚。
どストレートに面白かった。
あまりの面白さに度肝を抜かれました。


腐女子ではない妹が、同じ作家さんの流浪の月を気に入っていたのでこちらを貸してみました。
次の日には電子書籍…

6

愛しの腹黒弁護士 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

なんという攻め!

怒涛の一週間ですね。
あの桐生がまさかこんなにチョロいとは!

ノンケと信じて疑わなかった憧れの辣腕弁護士長谷川に、なぜか毎回美味しくいただかれてしまう桐生。
同性と結婚すると言い張る息子に悩む長谷川に強引につきあわされ、桐生のぺースは狂いまくり…。
抱かれる幸せを知ってしまって。

面白かったです。なんならスピン元よりも。
桐生は長谷川の好みのど真ん中でずっと狙われてたんですね。…

2

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

BL小説入門のきっかけ

ボーイズラブノベルで初めて購入したのが美しい彼でした!!
興味本位で手を伸ばし、気づけば1-3巻、番外編まで寝る間も惜しんで読んじゃいました。
きっと美しい彼でなければこんなにノベルにハマらなかったんだろうな〜って思います。
安心してラブラブを見ていられるカップルですね。美しく強い清居と独特な世界観をもつ天才平良の今後をずっとずっと見守っていきたいです。
美しい彼がこの先もシリーズとして長…

2

摩天楼に眠る獅子 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

恋の駆け引きと男の矜持

恋の駆け引きが延々と続いてちょっと飽きてきました。
結局二人とも一目惚れだよね?
クリスはハリーファに再会して賭けに負けていきなり抱かれ。

その後はストーカーか?というくらい付きまとわれ。勝手に恋人気取りのハリーファ。クリスの言うことを聞いちゃいないどころか、何でも意訳して自分の都合のいいように受け取って。

執着溺愛嫉妬は大好物なのですがね。
攻め×攻めでクリスのプライドと攻めの…

0

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

主人公カップルよりも。。

葉鳥がツボすぎて、
途中から先が気になって苦しくなり
すごい駆け足で読みました。

出てくるキャラクターの心情が丁寧に描かれていてすごくよかったです。

ラストシーンも好きです。
新藤さんと、上條さんがなんとなく仲良くなってるのがじわじわきました^ ^

ストーリーがしっかりあって、BLとお話を両方楽しみたい人に良いと思います。

0

愛しの官能小説家 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

やり過ぎ感

ゆりの菜櫻さん2冊目です。
スラスラ読めて面白かったです。
が、長過ぎるすれ違いにナンダカナ…。

幸久が尊敬し恋をしていた先輩検事藤沢。藤沢の親友の死に悲しみのあまり体を求められ応えた幸久。
片想いでも身代わりでも藤沢のそばにいたいって健気で…。

その後藤沢は検事を辞め官能小説家になり、いつまでも幸久はかけつけて藤沢の世話を焼いて。きっと家政夫か母親だと思われてるんだろうと…。

1

彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

誘い受け

 このシリーズを読みたいと思ったキッカケの一冊です。表紙の二人の美しさに一目惚れしていた。

 始まりからつらい。キースの母親(偽物)がゲスクズすぎる。
 キースの暮らしてる邑は、現実で言う部落。そしてすごく閉鎖的。
 外界は悪の権化であるテイコク人がうようよしている、アルカ邑は地上の楽園だ、絶対に境界を越えるな、という宗教じみた洗脳をしている。
 キースを村八分にするような邑のどこが地…

2

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

一冊目を読めばシリーズ全巻揃えたくなる筈

 虐待されてるカイエを見ているのがつらい。こんな扱いを受けるべきじゃない存在なのに。
 出会ってすぐからカイエのリグへの懐き方が可愛いのなんの。
 ここから辛い展開てんこ盛り。ベルマンがカイエの体を売り金を稼ぐシーンは胸糞すぎて痛すぎて本当に辛い。
 兄貴分的な存在の人から騎士殺しは大罪、偽の主でも失えば聖獣のメンタルはボロボロになると言われていたけど、リグが男前な決断をしてくれたお陰で、ス…

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誓約の代償~贖罪の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

神シリーズ

 前作のヴァル×キリハの話に出てきた、ギル×リュセの話。
 対の絆であり主のギルを信じたいけど、なにか隠してるような気がして信じきれない。
 リュセは選定の儀について調べようと無断で外出し、ギルにバレる。一緒のときでないと外出するな、と監視・監禁・束縛するギルの独占欲がつよい。
 他の小説と違って、受けが攻めを拒絶する理由が明確に書かれているから全く嫌な感じがしない。ただ単に照れ隠しとか突慳…

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好きになるはずがない 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

守川さんの余裕のない攻め方にきゅんとした

読み始めは、様子見といいますか。
この1冊の中で、2人が両思いになるのは確実そうだし、いったいどこに山場がくるのかな〜みたいな気持ちでなんとなしに読み進めていました。
笙が人を愛せない、という感覚の持ち主だというのは物語冒頭から説明されてましたので、その理由も気になり、けれどそこが適当な感じで、ただそういう性格だから、というふうに流される場合もあるわけなので、これ面白くなるかなぁ、とちょっと不…

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