夏河シオリさんのレビュー一覧

十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

よくある『転生』とは違いました

表題作は私が思ったよりもさらっと読み終えてしまいまして。
お話が短い(全体の半分くらい)所為なのかも知れません。
また、小中さんの本ということで期待が大きかったのもあるかも。

面白いと思ったのは同時収録の『輪廻の後の物語』なんです。
『輪廻の恋』というタイトルですが『2人が生まれ変わって何度も巡り合う』のではないのですよ。
梗介の魂は2度生まれ変わっていますが、十六夜は一度だけ。

2

ブラコン兄の密やかな憂鬱 コミック

夏河シオリ 

好きになったらそれがすべて。溺愛ブラコンの極あまラブ♡

Renta!で「スパダリ」というキーワードで出て来たので、読んでみたんだけど!結果的には「これ、スパダリ(攻め)なのか?」という、疑問が残るものの。兄の海世はハイスペックイケメンだったりするのと、何よりも誰よりも義弟である空也を最優先して溺愛すること憚らないので。これはこれでスパダリと認めて良いのかも。

何を置いても弟ラブ‼︎ 会社の同僚にキモがられようと、弟の空也を甘やかしたい‼︎
そし…

3

十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

号泣必須!!

大好きな作家さんと大好きな設定…ということで、あらすじも読まずに期待を大にして読みました。

そうしたら…号泣…からの、またまた号泣でした。
読後には放心状態になっちゃって、久しぶりに神作品に出合えたことに嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

こう書いちゃうと、大げさに思われるかもしれません。
でも、相手を想い合うお互いの気持ちが、本当に尊いんです。自己犠牲なんて言葉じゃ表せないくら…

4

十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

良かったねえ、二人とも!と、鼻水でグジュグジュになってしまう・・・。

こちら、タイトルからお分かりのように、輪廻転生ものです。
個人的に、この題材は大好きなのですが、今回もとにかく萌えました。
いや、途中で悲しすぎて泣きましたが、だからこそ、幸せになった二人に嬉しくて仕方なくて。
胸がいっぱいですよ。

それと読み終えたあと、内容が分かった上でもう一度読み返すと、山神様(攻め)のセリフの一つ一つにグッと来ます。
山神様は主人公の運命に、悲しみを覚えていた…

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十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

シリアスなバックボーンだが、温かく優しい愛情に満ちたストーリー

作家買い。

小中先生の書かれるお話はいつも優しくて温かくって大好きなのです。
今作品は、その小中先生のイメージを損なうことの無い、どこまでも優しく、そして人の愛情と温かさがじんわりと染み入ってくる、そんな素敵な作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公は小説家の梗介。
ゲイで、過去に恋人がいたこともあるが身体の関係を築くことができずいつも…

10

ブラコン兄の密やかな憂鬱 コミック

夏河シオリ 

社内にこんな人いたら引きますけどねw

兄の感情の出し方、おもしろいです。

義兄弟だけど弟溺愛。
病んでない。
エリートブラコン隠さない兄が面白かったです。
兄の友人も家族も理解ありすぎですけど、1巻におさめるし、
そうよね・・・って感じです。ご都合主義どんとこいです。

特に両思いになったあとの
朝イチのねぐせ弟を見ながら「幸(さち)!!!」といって
床をごろごろするお兄ちゃんw 朝から元気だしw

都合がよ…

2

興国の花、比翼の鳥 小説

櫛野ゆい  夏河シオリ 

中華風ファンタジー


謀反の疑いで殺された太子の遺児が、圧制を敷く現皇帝に反旗を翻す話。
逃亡中の遺児を助けた義賊の頭領が養い親となり、育てたのち恋人になる光源氏計画要素もありです。


<あらすじ>
太子でありながら辺境への任務へ向かう途中、皇帝への謀反の疑いで自害させられた父・李斎から逃がされた李由(受け)。
付き人ともはぐれてしまった李由を助けたのは義賊の頭領・雷全(攻め)でした。
圧制を敷く現…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2019 A キャラ文庫創刊22周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

慈雨が猛烈に可愛い!!!!

2019年のバースデーフェア小冊子A。暴君竜カプのお子様慈雨がむっちゃくちゃ可愛いので神。
既刊1冊買うともらえるので、暴君竜ファンの方は手に入れていただいた方がよいのではと思いました。
3編とも8Pずつです。

1.暴君竜を飼いならせ 番外編
  可畏がまたゴージャスに学校の敷地内に屋外遊技場を作りまして。
  将来的には皆さんのためというものの、今はもっぱら我が子のため!
  ジ…

2

花鳥風月 小説

櫛野ゆい  夏河シオリ 

幸せな誕生日

本品は『興国の花、比翼の鳥』のサイン会お土産小冊子です。

本編後の主役2人のお話の他に脇キャラ視点2話を収録しています。

『比翼連理の愛』
李由の20才の誕生日のお話になります。

本日李由は20才の誕生日を迎えます。李由は山と積まれた贈り物を
前にため息をついていました。

新皇帝に即位して1年半。前年の誕生日には宮廷の蔵を埋め尽くすほ
どの贈り物が届いた事から、今年は…

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興国の花、比翼の鳥 小説

櫛野ゆい  夏河シオリ 

父の夢見た国を目指して

今回は民を助ける義賊と反逆者として追われる皇帝の孫のお話です。

隠れて育った受様が攻様や父の友人に支えられて皇帝と皇太子を倒すまで。

受様の父は皇帝の妾腹ながら長子であり太子でした。温和な父は民の為に
出来る事を思考し、民からも慕われてた存在でした。

しかしその姿勢は暴君で圧政を敷く皇帝と正室の子である叔父には邪魔で
皇帝は西方の国境警備監督を任じた挙句、その旅の最中に謀反…

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