夏河シオリさんのレビュー一覧

海辺のリゾートで殺人を 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

先生による初ミステリー!

楠田先生の新作、ずっと楽しみにしていました!今回も泣かされた〜!!先生の大きな愛に包まれた〜!!!

…萌えを叫ぶのはここまで笑

気分的に、暗いけどバッドエンドには陥らないBLが読みたいモードだったので、そんな自分の要望にピッタリなお話でした。

先生の作品にはいつも愛を感じます。今作では特に強く感じました。作中、殺人事件が発生するのに、ですよ?事件の真相が明らかにされる終盤までは我…

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海辺のリゾートで殺人を 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

ネタバレなしでお読み下さい!

いやー、面白かったです。
実は、この本を買うかどうかで散々悩みました。
だって、BL×ミステリー、しかも〝殺人〟て堂々書いてあるじゃないですか!
正直、大丈夫なの?B級にならない?って思ってました。
いや、本当に失礼しました。
楠田先生、ごめんなさい。

伏線の張り方が巧妙で、ポンコツな私はあっさりミスリードされました^^;
最初、「刑事コロンボ」的な倒叙ミステリーなのかな?と思っ…

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海辺のリゾートで殺人を 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

BL×ミステリーのバランスが秀逸

BLはもちろん大好物ですが、ミステリーも大好き。
夏河さんの絵柄もめっちゃツボ。
作家さまが楠田先生。

ときたら、ええ、今作品の期待度がめっちゃ高くってですね、発売されるのを心待ちにしていました。

夏河さんの描かれた表紙がすごく可愛らしかったので、ミステリー要素もありつつの、でもBLベースの恋愛要素多い甘いお話かな?と思っていましたが。

いい意味で裏切られました。
めっちゃ…

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海辺のリゾートで殺人を 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

悲しいけど、めちゃくちゃ優しいお話でもあると思います。

個人的に、ミステリは好きでは無いと言うか読むのが面倒臭いタイプですが、BLでクローズド・サークルと言うと俄然萌えちゃったりします。
閉ざされた極限状態の空間に、攻めと受けがぶち込まれてるって、最高ですよ。
しかも、それを楠田先生が書いてくれるって、もう何かのご褒美か?状態ですよ。

で、こちらタイトル通り、無人島の豪華リゾートホテルで起こる殺人事件がメインとなるクローズド・サークルものにな…

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十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

心優しい神様と迷える魂の救済に心洗われます

タイトル通り輪廻転生の果ての恋物語です。

父方の故郷に移住した作家の梗介が出会った妖たちとのふれあいや
田舎生活がほのぼのと描かれています。

前世で出会った恋人同士におきた悲劇による別れと再会し恋の成就のためにじれじれする展開は好きです。
そのうえ力をなくして消えてしまいそうな神様と青年という関係でなかなか近づきません。
神様の十六夜は、梗介に前世を思い出すことなく人として幸せに…

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ブラコン兄の密やかな憂鬱 コミック

夏河シオリ 

デジタル―!

theデジタル作画! って感じの絵柄です。
アナログか、アナログっぽい作画が好きなので、そこではまらず。
絵は綺麗なんだけど、顔、みんな、同じ……?

兄は幼いころ養子として弟を迎えますが、その時点で弟に一目惚れしています。
そこからずーーーっとブラコンです。弟を溺愛し、尽しまくります。

絵柄もストーリーも終始ハイテンションで、ちょっと疲れました……。

女装男子のミクさんとい…

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十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

よくある『転生』とは違いました

表題作は私が思ったよりもさらっと読み終えてしまいまして。
お話が短い(全体の半分くらい)所為なのかも知れません。
また、小中さんの本ということで期待が大きかったのもあるかも。

面白いと思ったのは同時収録の『輪廻の後の物語』なんです。
『輪廻の恋』というタイトルですが『2人が生まれ変わって何度も巡り合う』のではないのですよ。
梗介の魂は2度生まれ変わっていますが、十六夜は一度だけ。

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ブラコン兄の密やかな憂鬱 コミック

夏河シオリ 

好きになったらそれがすべて。溺愛ブラコンの極あまラブ♡

Renta!で「スパダリ」というキーワードで出て来たので、読んでみたんだけど!結果的には「これ、スパダリ(攻め)なのか?」という、疑問が残るものの。兄の海世はハイスペックイケメンだったりするのと、何よりも誰よりも義弟である空也を最優先して溺愛すること憚らないので。これはこれでスパダリと認めて良いのかも。

何を置いても弟ラブ‼︎ 会社の同僚にキモがられようと、弟の空也を甘やかしたい‼︎
そし…

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十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

号泣必須!!

大好きな作家さんと大好きな設定…ということで、あらすじも読まずに期待を大にして読みました。

そうしたら…号泣…からの、またまた号泣でした。
読後には放心状態になっちゃって、久しぶりに神作品に出合えたことに嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

こう書いちゃうと、大げさに思われるかもしれません。
でも、相手を想い合うお互いの気持ちが、本当に尊いんです。自己犠牲なんて言葉じゃ表せないくら…

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十六夜月と輪廻の恋 小説

小中大豆  夏河シオリ 

良かったねえ、二人とも!と、鼻水でグジュグジュになってしまう・・・。

こちら、タイトルからお分かりのように、輪廻転生ものです。
個人的に、この題材は大好きなのですが、今回もとにかく萌えました。
いや、途中で悲しすぎて泣きましたが、だからこそ、幸せになった二人に嬉しくて仕方なくて。
胸がいっぱいですよ。

それと読み終えたあと、内容が分かった上でもう一度読み返すと、山神様(攻め)のセリフの一つ一つにグッと来ます。
山神様は主人公の運命に、悲しみを覚えていた…

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