夏河シオリさんのレビュー一覧

虎の王と百人の妃候補 小説

秋山みち花  夏河シオリ 

星空のイメージ

表紙に惹かれてジャケ買いしました。
いわゆる王宮ものなんですけど、受け様が星読みの一族というのがちょっと珍しい設定で。
読んでいると星空のイメージが背景に浮かびます。
受け様と攻め様のまだ小さい頃に出会っているエピソードも可愛くて。
物語としては後宮のドロドロを戦う話しなのですが、なんだかピュアできらきらとした読了感です。

攻め様、青嵐は美男で、精神がたくましく、頼りになって。受け様…

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虎の王と百人の妃候補 小説

秋山みち花  夏河シオリ 

分かっちゃうけど面白い

とても面白かったです。
先のレビューにもありましたが、読者は最初から青嵐が誰であるのかが分かってしまうと思います。
それでもどうやってお話が進んで行くのか、2人がどうくっつくのか読みたいんです。うーむ、秋山先生凄いです。
そして夏河先生の描く青嵐がとても素敵なんです。
神評価にまでならなかのは、百人の妃候補と言う割にそんなに女性が登場しなかった事です。
もっと切なくなる要素も欲しかったで…

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虎の王と百人の妃候補 小説

秋山みち花  夏河シオリ 

読者は全てを分かった上で、主人公の混乱や攻めの慌てっぷりを見守るのです

こちら、姉の身代わりで後宮入りする事になった公子の、宮廷もので後宮ものです。
男の身で後ろ楯も無くと、あらすじだけ見るとシリアス系を想像しちゃいますが、これが意外と甘々でほのぼのとさせてくれるんですよ。
また、勧善懲悪と言いますか、こう世直し的な楽しさも味わえちゃって。

まぁ、完全に出オチ感満載ではあるんですけど。
なんで主人公が攻めの正体に気付かないか、不思議で仕方なかったりはするん…

10

ブラコン兄の密やかな憂鬱 コミック

夏河シオリ 

脇キャラがインパクト強すぎました・・・

弟大好きなイケメンだけど残念な兄と、いい子でいようとする弟のすれ違いものです。
ここまで周囲認知のブラコン(しかも義理)って、この年齢でリアリティはないですが、兄弟モノ好きならおいしい設定だと思います。
ただ、珍しいことに、強烈なオンナノコ脇キャラが出てきて二人の間を引っ掻き回します。

2人がラブラブブラコンなのはわかりやすいのですが、恋愛なのか兄弟愛なのか微妙にわかりにくい描かれかたを…

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僕は君の犬になる コミック

夏河シオリ 

自分にしか懐かないイケメンって嬉しくて恥ずかしい♡そしてかわゆい。

トピで「自分にしか懐かない」というので、夏河シオリ先生の本作品を挙げてらっしゃる方がいらして、絵が好きな感じでもあったので、読んでみました。
とにかく可愛い♡ フツーに友達もいる、明るい雰囲気の青山は不登校がちの同級生、柴咲と犬の散歩中に出逢ったことで、ほんのちょっと心を通わせる。その翌日から柴咲は忠犬ハチ公もビックリ⁈ のワンコに変貌。比喩(暗喩?)的にもぅ、黒い耳と尻尾が見え隠れする柴咲は女…

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「ノヴァリス―きみは僕のキメラ― 」コミコミ特典4Pリーフレット グッズ

クロの可愛さにKO

コミコミスタジオさんで購入するといただける特典描き下ろし4Pリーフレット。

コミックよりも一回り小さいサイズで、やや薄手の紙に表紙と裏表紙は本誌の表紙のイラストと同じ絵柄がプリントされています。中を開くと左右のページにそれぞれ4コマ漫画がモノクロ印刷されています。いずれも『きみがぼくにくれたもの』のクロ視点の漫画でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






右ペ…

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ノヴァリス―きみは僕のキメラ― コミック

夏河シオリ 

人の優しさに萌える

作家買い。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






人間と多様な動物の遺伝子を掛け合わせて、愛玩物としてつくられた「ノヴァリス」と呼ばれるペットがいる、という世界観のお話。全部で3つのCPが出てきますが、3CPともこの世界観のお話です。

『ぼくがきみの帰る場所』
主人公はリーマンの手塚。
合気道(か空手か、そのあたりの武道)の師範の資格を持ち、趣味で子どもたちに…

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ノヴァリス―きみは僕のキメラ― コミック

夏河シオリ 

あっさり

割とさらっと読めました。お話の内容はあまり印象が残っていないのですが、絵は可愛かったので良かったです。
性的な表現は匂わせるのみにとどめ、各CPごとのえっち描写はなしです。お話の展開が読める上に早足なので、せめてえっちは描いてほしかったなと思いました。

「ぼくがきみの帰る場所」
真面目(人間)×健気(ノヴァリス)
性的虐待、飼育放棄をされた受けを攻めがかくまって、お互いに惹かれ合い…と…

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人形遊びのお時間 小説

水無月さらら  夏河シオリ 

ミステリアスではなかった…。

ミステリアスなあらすじに惹かれて期待して読みました。
話の流れはよかったし、ミロの意外な過去も予想外でよかった。(あとがきでばらしてますが。)

人間を人形と間違えるってどんな感じ?と思っていたら、近未来の話で、人形も話したり、自分で動いたりできちゃうってことでした。ちょっと想像していたのとは違ったかな?舞台も海辺の明るい別荘って感じであまりミステリアスではなかった。

攻めのガブリエル…

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人形遊びのお時間 小説

水無月さらら  夏河シオリ 

ちょっと不思議テイスト

表紙にどうしても惹かれて購入。どんなお話なんだろう と思ってたら、未来のお話でした。
書き下ろし250P弱。
地雷は、女装 かな?あと、攻めさんに女子が絡んでるので、女子NGの方は嫌だなあ と思うかもしれません。一人の少年が現状を受けとめ、少しずつ前に進んでいくお話 と感じます。色っぽいお話はあるっちゃありますが、萌えとかきゅーんとかはあんまり感じらませんでした。私にしてみれば不思議なテイストのお…

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