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28/97(合計:966件)
樋口美沙緒 街子マドカ
コタカ
ネタバレ
シリーズいち共感出来ない攻めと、シリーズいち一途な受けの物語だったと思う。 決して手放して喜べるラストじゃなかった。 それなのに、書き下ろしは一変して甘々。 ここに違和感を抱かずにはいられませんでした。 それでも、この難儀な愛を最後まで書き切った樋口先生はすごい。 最後までハラハラさせられた。 熱量を感じる筆致に圧倒された。 その点が素晴らしかったと思う。 黄辺の元に帰…
aaaiiiai
今回も神作品でした、ムシシリーズは全部良き。 タイトルに毎回『愛』が入ってますが、いろんな愛のカタチがあるなーって思わされる。 報われなくてもずっと愛し続ける受け(このタイプはムシシリーズの受けの子大体そうかな)と 人と比べて自分の愛が希薄だな、人を愛せないから愛は要らないと愛を拒否する攻め 久史の行動と発言が予想つかなくて振り回される黄辺くんが可哀想でずっと感情移入して読んでしま…
さもさ
志波は綺麗なものが好き。俺は汚れてる。だから好かれてない、と落ち込む黄辺君の話でした。一途で辛い。 一方の志波は自分は実の娘にすら興味が無い。人を愛することが出来ないなどとのたまうのですが、根本のお手本が黄辺君なので優しくて大きな包容力あって寛容力あるものを愛だと誤解しているんじゃないのかこの人と思いながら読んでました。 なんだかんだ黄辺君限定に執着も独占欲もあるようですし、聖地巡礼て…
ユッキ
黄辺の愛せる事が幸福だと思えるが刺さりました。夜が明けてからを読めばムシシリーズを読んでいると思うけども、本編は純文学でした。夜が明けてからを読めば久史も黄辺を愛する心が持てたと漸く昇華されたと嬉しくなりますが、久史は恋が出来ないアセクシャル的な意味合いではなくそもそも、人を愛せない自分の子供でさえも愛する事が出来なかった欠落した人間だと思っている。だから愛を知る黄辺を近くに置き、自分を愛している…
atyanmama
待望の虫シリーズの最新刊 愛の本能に従え!に登場した黄辺と志波のお話 正直本能〜や短編で黄辺君は後悔して苦しんでいるのは伝わってきたけど 志波君の内面が分からなすぎたので 今回この二人と聞きどうなる事やらと不安でしたが虫シリーズらしい愛について考えさせられるお話でした このシリーズというか樋口作品でのもう一つのテーマは孤独と思っているのですが今回も愛と孤独をどう受け入れるかがテーマか…
樋口美沙緒 yoco
うめこんぶ
私が初めて読んだBL小説でした。 内容は他の方が書いているので割愛しますが、1晩で読んでしまうくらいには本当に面白いです 。 不憫健気受け、切ないストーリー、スーパー攻め様が好みの方にはハマると思います。 不憫健気美人守ってあげたくなる様な受けが好みの私には最高にハマりました。 この作品に出会い、私のBL小説ライフが始まりました。出会えて本当に良かったです。
tongtong
恋の痛みに胸がきゅんとさせられます。英国のエスタブリッシュたちの社会を凝縮した世界観、パブリックスクールの閉ざされた甘く残酷、かつ禁断の薫りにも惹かれます。エドの本音がわからず怯え傷つく礼の姿には胸が痛みましたが、それすら甘美。最初のページから引き込まれました。礼の健気な様子に心を鷲掴みにされながら、幸せって、愛する人を愛せる自由があることなのだとつくづく感じました。『ダウントンアビー』を見たとき…
真冬ふゆふゆ
最近一気読みしてハマりました。 受けの健気な礼もスパダリ執着攻めのエド。そして、身分差…全てが好みです。 しかし、このような褒め言葉の羅列はBL作品にはありふれています。 それ以上にこの作品には個性豊かなキャラクター、描写があり「BLを超えた」素晴らしい作品になっています。 愛とは何なのか、友達とは、国家の違いとは、仕事をする意味とは… これは幼くして母親を亡くした礼が壮絶な人生…
はさみんごりら
前作と続けて一気に読みました。学生時代は、中々礼の思っていることとエドの思っていることが伝わらず、歯痒く思う場面もありました。でも8年経って、ようやく2人が通じ合えたときは感動しました。個人的には、ギルとキス以上のことが何かしらあったらよかったです笑。(ギル結構好きなので笑) これ以上の作品は無いと思います。挿絵も素晴らしいです。とても綺麗で、イメージしやすかったです。 続きの作品はエド視点で…
すごく邪悪で陰湿なイジメがあったりSM的な主従だったり、表紙キャラが性悪の権化みたいな感じなのかな?って勝手に思ってました。 だって、ダークな雰囲気醸し出してるよね?ね? 全然違った、やっぱり樋口美沙緒先生作品は、愛のお話でした。 発売順ではなく、先にエド礼を全部読んでから(続きが気になって我慢できずに)スタン桂人編に戻ってくるような読み方してます。 主要人物は4人、双子の寮監督生…