ポップストン
体の弱い翼には、過酷な仕打ちがこれでもかと待ち受ける第ニ巻!
うう。辛すぎる。辛すぎるよ!
心配する両親の反対を押し切って入学したのに。ロウクラスである、というだけで部活動にも入れず。澄也先輩のお手付きというので、嫉妬した学生達から疎まれ、レイプされたり。
しかも、「攻め」って大体こういう時ギリギリ救ってくれると思ってるのに。澄也先輩はギリギリ間に合わない‼︎ 間に合ってくれない。挿入だけは…
「わたしにください」続巻です。
路が変われたことに嬉しくなったり、二人のすれ違いで悲しくなったり…まるで感情のジェットコースターでした。
さすが樋口美沙緒先生だな…と思ったのは、二人の感情が大人になりきれいない高校生そのものが表現されているところ。
互いを想い合っているのに、すれ違ってしまう。
思春期ならではの思いに「こうすれば上手くいくのに…!」と拳を握りしめる、もどかしさ…。
…