樋口美沙緒さんのレビュー一覧

愚か者の最後の恋人 小説

樋口美沙緒  高階佑 

素直が一番

意地悪で嫌味でいやがらせばかりしてくる相手
早く離れたい、そうおもっていたのに
うっかり飲ませようとしていた惚れ薬を、自らが飲まされてしまうという悲劇w
薬の効果は絶大で、気持ちは抗っているのに
好きになってしまうのをやめられない。
かつてと変わらない言動をとられているのにも関わらず
「好き」という気持ちがあるだけでこんなに苦しい。

久しぶりに泣いた。や、受かわいそすぎん( ノД…

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愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

無理筋の恋

 ハピエンが基本お約束のBL界隈にも、時たま異形の作品が迷い込んでくることがあります。凪いだ海でいきなり土用波にさらわれるかの如く。久々にそういう一作に出会って、息もつかずに読み終えました。誰も愛せない男と、愛さずには生きてゆけない男。そんな二人をラブストーリーの主役に据えちゃうこと自体がそもそもけしからん。どうあがいたって初めっから無理筋ときまってるようなもんですもん。

 案の定物語は終始…

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愛の罠にはまれ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

初回限定CD追加プレス記念

こちらの作品を読んでいる途中で、初回限定CDが追加プレスされる事を知りました。

CDは諦めていたので、嬉しく思い、記念にレビューします。


前作の「愛の裁きを受けろ!」のCDだけを聴いた状態で「愛の罠にはまれ!」を読み始めました。

篤郎はたった一人で生活をし、保育園で働き、誰にも迷惑をかけないようにひっそりと、そして自分を責め続けていて…序盤は読んでいて辛かったです。

篤…

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

ぜひ続編を!

樋口先生の作品の中で一番好きな作品です。けど本当に何度読み返しても辛い…。ツバメシリーズの前巻を読んだところで、桂人は救われたけどスタンは?あんな経験をしたのなら、あれだけで救われるとは思えない…と正直思っていたので、今回丁寧にスタンの心の傷について描いてくれてとても良かったです。

今回は桂人とスタンの差異がよく書かれているなと個人的には思ったのですが、何度も読むうちに、桂人とスタンって、や…

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パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛とは?

主人公をはじめ登場人物の幸せを願わずにいられない思いで胸がいっぱいに。読み終わった今、宝石のようなこの1冊との出逢いに心から感謝しています。

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Love Celebrate! Silver -ムシシリーズ10th Anniversary- 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

まだまだ読みたい

◾️愛の罠にはまれ!
ドラッグ経験者の篤郎にラリってると言われる兜…私も兜のことはコメディ枠にいれてます。この本で後日談など読んだらもう少し彼のことが理解できるかと思いきや、結局謎のままであった。

◾️愛の本能に従え!
大和の甘さが、他のCPの攻めにはない、どストレートかつ男気ある甘さなのが良い。策略めいていない、大和の心からの振る舞いに見えて…なんていい男なんだ。やや性欲過剰気味であれ…

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Love Celebrate! Gold -ムシシリーズ10th Anniversary- 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

電子おまけも結構ボリューム有

◾️愛の巣へ落ちろ!
最初の作品だけあって、他の作品にあまりないコメディテイストだったり、メイドなど王道展開だったりする小話が多い。兜は変わらず狂気を感じるし、真耶さんは今の10倍小言が多い。

◾️愛の蜜に酔え!
皆さんのレビューを先に見て、綾人がすっかり変態になっていることに期待していました。これは…すごい…里久もとんでもない男に捕まったもんだ。ムッツリ加減でいったらシリーズトップでは…

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愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

愛を知らない攻めと愛にあふれた受けの愛の物語

愛し愛されないことは不幸なのか?
何をもって「愛する」といえるのか?を問いかけられた作品でした。

まじめで一途な高也が、幼いころに出会った孤独でさみしそうな久史に同情から始まって自分が理解してそばにいてあげないとだめになってしまうと尽くした挙句に久史の結婚で別れ6年後の再会で第2幕が開くところから物語が始めります。

クズでゲスちっとも優しくないし愛してもくれない久史なんかをどうして好…

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愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

兄さま

執着年下溺愛(なのに非童貞というのも大好き)攻め×高潔美人受けが単純に好きです。央太の真耶兄さま呼びがすっごくいい!僕×僕CPなのもツボでした。
シリーズの各作品に少しずつ登場していた真耶の振る舞いが伏線になっているかのようで、長く続くシリーズものならでは。

本音を言えば真耶なら、こんなにぐるぐるしないでも、もっとはやく答えに辿り着きそうだなと。
央太も言う通り、今までの主役陣と違って真…

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愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

7歳児

上巻の感想で結構好きじゃないところを書いてしまったけど、作品としては面白くてしっかり楽しんでます!
特に続刊にあたるこちらはシモン視点がたっぷりで、攻め視点好きには大満足。

モヤっとしたところはこちらにも勿論あるにはある。葵がまた子供の前で手を挙げてるな…とか(前巻の、テオの前でアリエナ、空の前でシモンに引き続き)。
あとお互いを"お前"と呼び続けるところとか。英語な…

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