樋口美沙緒さんのレビュー一覧

愛の巣へ落ちろ! 1 コミック

南十字明日菜  樋口美沙緒 

糸、毒、よい

原作ファンです。
街子マドカ先生のキャラクター原案から雰囲気を損なわず、本当に美しいコミカライズになっています。

性モザイクである翼が持つ両方の性の放つ危うい魅力のアンバランスな共存具合が、コミカライズだと視覚的に直接表現されてるので読み応えがありました。
本当に可愛らしくてドキドキします。

そして澄也君の壮絶な男の色気が…!
だだ漏れで、溢れまくってます。
糸や毒を使った甘い…

4

王を統べる運命の子③ 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

苦しい巻だとは思ってましたが

2巻の終わりがああいう形だったので、おそらく辛い展開だろうと予測していた今作。

死ねたと思っていたリオは結果として死ねず、2番めの子だったユリヤまで復活させてしまい、とにかく苦しみ続けます。
たとえ少しであっても自分の命をユリヤに与えることでルストの為になると決めても気持ちは揺れ続ける。
ルストがそれを望んでいなくても、最善だと信じて。
残された時間を共に故郷で楽しく過ごそうと言うアラ…

4

王を統べる運命の子③ 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

愛ってエゴとエゴのぶつかり合いですね…

す…………ッ、進まねぇーーーーー!!!

と、後半差し掛かるまで頭抱えながら読んでました。
もうわかったから!次行こうや!!となる(ФωФ;)

あらすじにもあるように1度死んだリオは生き返った。
忘れていた記憶を取り戻し、自分の成り立ちを知った。
現在貧困に喘ぐ国となった理由に自分が関わっていた。

自分のせいで…
生きてる価値ない…
残り僅かな命に何の意味がある…

7

愛の蜜に酔え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

黒アリx黒シジミチョウ

2012年の人気作を今頃読んで、びっくりしたのは、
黒オオアリと黒シジミチョウの関係、これは、作品内の妄想じゃなくて、
本当に自然界でそういう関わりが有るんですね。

★「シジミチョウの幼虫がアリを操っていることを発見 - 神戸大学」
・・・シジミチョウとアリは、異なる生物種がお互いの利益を交換しあう「相利共生」の代表例として知られています。
・・・「好蟻性(こうぎせい)昆虫 代表的な…

0

王を統べる運命の子③ 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

また元の場所に戻った!!

「王を統べる運命の子」、衝撃の最新刊になります。

私はこの作品が大好きでして、今作の発売もとても楽しみにしてたんですよ。
なんと言っても前巻のラストがあまりにあまりなものだった為、主人公の命運が心配で心配で。

で、リオの正体が命を与えられた土人形だという衝撃の事実が分かり、更に王であるルストに真名を返して呪いを解くべく、自ら命を絶った・・・と言う前作からの続き。

敵対していたフ…

18

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

期待はずれでした

 あらすじから勝手に、志波は他のオスと結婚したんだと思ってた。女かい。しかも子供産んどるんかい。て、読んでいくうちに知る。
 結婚だけならまだセーフだけど、子供できてるのは地雷。
 話が展開していっても、ちょこちょこ子供がどうのこうのって話出されて、うんざり。
『愛の本能に従え!』で脇役として出てきた時は、志波と黄辺の関係性とか含めて好きで、愛の夜明けも期待してた。

 話が続かなくなる…

4

愛の本能に従え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

最高

 今まで読んできた小説のなかで、ベスト10に入る一冊。
 ただこのイラストレーターの絵が苦手で……。骨格とかが違和感ありまくりなんですよね。

 大和が歩の陰部を見た時に、どっちの穴に入れればいいんだ? って言ってたけど、結局どっちに入れてるんだろうか。
 後孔って書いてるけどケツの穴なのか女性器なのか気になる。濡れるってことは女性器ですよね。後孔……うーんどっちなんだ。ふたつあるならケツ…

0

愛の蜜に酔え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

攻めの嫉妬が大好きなんだよなあ

ムシシリーズ2作品目!
これはわりとシリーズ序盤の作品なんだけどこの作品単体で完結してるので最後の最後に寝かせてました
今回はハイクラスのクロオオアリ✖️ロウクラスのシジミチョウ

.
全然知らなかったけどシジミチョウって蟻と一緒に暮らす種なのね。シジミチョウが蟻に甘露をあげる代わりにシジミチョウは蟻から蟻酸を貰うギブアンドテイクでできてるらしい(ふーーん)

今回のお話はシジミチョ…

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愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

愛の本能に従え→愛の夜明けを待てが大好き!


2021年6月に出たムシシリーズの最新作これ良かったね〜
お話は【愛の本能に従え!】で脇役として出てきた2人の話。志波(しば)(攻)は理性で抗えないオオムラサキの特性である寝取り体質の性で14歳の頃から黄辺(きべ)(受)を寝取り続けていて、そこに愛はなく、やがて2人は別々の道を歩む事になるのだけど、6年後志波(攻)が黄辺(受)の自宅に急におしかけてきて再開その後ふたりの同居生活が始まります、…

2

愛の本能に従え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

ムシシリーズで1番好感的な攻めでした♡

ムシシリーズ5作品目!
今まで読んだ中でも特に面白かった
起原種オオムラサキ出身の大和(攻)は超硬派で優しい性格の持ち主なのにオオムラサキの特性で他人のモノを寝取る習性があって苦しんでいて、そこで出会ったのが超地味で無臭のナナフシ歩(受)。

.
硬派アスリート..だけど、理性で抗えない寝とり体質..っていうのが新しくてよかった歩のもう一つの起原種の能力が開化してからは2人の関係がガラリ…

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