Cielさんのレビュー一覧

銀の王は黒豹に愛を捧げる 小説

釘宮つかさ  Ciel 

もふもふクロニクル


簡単にいうと、攻めが死に瀕した仔豹を拾い、慈しんで育てやがて伴侶にするまで。
と書くと、光源氏計画のようですが、あちらと違い始めはそんなつもりはさらさらなかったし、受けのほうも積極的に伴侶になったので結果的にそうなったという感じですね。

<あらすじ>
11歳で父王が叔父に殺され、その叔父を自ら成敗し王位を継いだグレンフィールドの王・サディアス(攻め)。
グレンフィールドは山の神を助…

5

神獣の花嫁~黒狐の烈しい求婚~ 小説

淡路水  Ciel 

幻想的なモフモフ花嫁奇憚

こちら、モフモフの花嫁ものです。
Ciel先生のイラストもあってか、舞台である北海道の繊細な情景描写もあってか、終始幻想的な雰囲気。
世界観に浸ってうっとりと楽しめました。


内容ですが、謎めいた魅力を持つ敏腕実業家・玄翠×叔父の診療所を継ぐ為北海道へやって来た新米獣医師・晶良による、再会もので花嫁ものです。

尊敬する叔父が勤める家畜専門病院を継ぐべく、北海道へやってきた獣医師の…

7

手をつないでキスをして 小説

名倉和希  Ciel 

安心して読めます

亡き姉の息子・凛太郎を引き取り
コンビニのバイトをしながら家事と育児をこなす拓海、
こんな頑張り屋さんが幸せにならないでどうするよ…の冒頭でしたが
元モデルの超絶イケメン・伊織の登場ですっかり華やかです。
元モデルなのにこの人当たりの良さ、
ひとまわりほどの差もある拓海を見初めてしまい
ついつい世話を焼きたくなってしまう性分、ずるいですね~。
頑張っている拓海につけこんでいる自覚があ…

1

不実の従者と狼の花 小説

綾ちはる  Ciel 

千里くん、いいとこ取り

人狼ものです。
不思議なお話、特に『理屈では説明ではない不思議さを納得させちゃうお話』がお得意な綾さんの書く『人狼もの』ですから、大変期待して読みました。




実はスルスル読んでいるうちに読み終わってしまっちゃったんです。
もっとガーッと盛り上がるんじゃないかと思ってたんですが……

誤解されると困りますが、つまらない訳じゃないんですよ。
あと、人狼ものは好きだし、執着攻め…

5

そして蝶は花と燃ゆ 小説

犬飼のの  Ciel 

読み応えあり

再読。これが商業デビューとのこと。なかなかに読み応えがありました。

博徒の家に生まれ、胴師としての才を受け継いだ桐弥。博徒としての誇りを大切にする若頭補佐の雨柳。
カタギと胴師の間で揺れ、心が定まらない桐弥が、修羅場をくぐり抜け、一人前の胴師として覚悟を決める成長物語。一方、桐弥に惚れた雨柳。言葉が足りないが、博徒としての組の経営と、桐弥のことを常に大切にしている。

当初、桐弥は、世…

2

異世界で王様に溺愛されて幸せになりました。 小説

橘かおる  Ciel 

神様は・・・?

橘先生だしCiel先生だし購入。モフあり、異能あり、異世界トリップありの王道ファンタジー。あれどうなった?と少し気になることがあったので萌にしました。本編250P弱+あとがき+Ciel先生のサブキャラ図1Pでした。

専門学校に通う光理は、事故で両親を亡くし今日は四十九日。法要が終わった後、横になってうとうとしているといつもの夢を見始めます。色とりどりの妖精が飛び不思議な動物のいる世界。そして…

5

異世界で王様に溺愛されて幸せになりました。 小説

橘かおる  Ciel 

とにかく甘々、そしてほのぼの

絵師さん買い。

あらすじを拝見した時点で、ややシリアス寄りな作品かなと思って手に取ったのですが、とにかく、

甘々。そしてほのぼの。

です。
ネタバレ含んでいますのでご注意ください。







主人公は専門学校に通う光理。

仲のいい両親に育てられ幸せに過ごしていたけれど、交通事故に巻き込まれ二人そろって逝ってしまう。凄まじい喪失感に苛まれている彼が母親か…

6

異世界で王様に溺愛されて幸せになりました。 小説

橘かおる  Ciel 

色々な事情はあれど、二人のエッチは甘々

こちら、正統派ファンタジーと言った、超甘々な異世界トリップものになります。

元々、「黒竜の花嫁」が大好きでして!
そちらも、異世界で王太子に寵愛されると言うお話なんですけど。
今回もですね、大学生がトリップ先で包容力のある王様に溺愛されると言う、超ほのぼの甘々、ちょっぴりハラハラドキドキと言った作品になってました。
まさに正統派と言ったファンタジーでもあるので、すごく読みやすくて読後感…

13

不実の従者と狼の花 小説

綾ちはる  Ciel 

一途な執着攻めがお好きな方に。

作家買い。

綾さんはファンタジー要素の強い作品を書かれるイメージがありますが、この作品もそのイメージを損なうことのない作品でした。

もう、とにかく、

面白い…!

いつもネタバレ上等でレビューを書きますが、この作品はネタバレなしで読んでほしい。
という事で感想を書きたいと思います。

主人公は大学生の千里。
母亡きあと実家とは疎遠で、12歳の時に家を出たまま一度の実家…

7

不実の従者と狼の花 小説

綾ちはる  Ciel 

個人的には、受け以外どうでもいいと言い切っちゃう攻めは大好きです

こちら、60~70年ぐらいのイギリスをイメージして書かれた、人狼&主従ものになります。

こちらですね~、もうお見事と言うしか無い、巧妙な仕掛けが面白い作品なんですよ。
思いもよらないどんでん返しに驚かされ、あまりに強烈過ぎる攻めの真実に心を揺り動かされる・・・。
ホント、とんでもないヤツが居たもんだよと、鳥肌が立ちました。


内容ですが、侍従×人狼によるイギリスが舞台の再会ものに…

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