Cielさんのレビュー一覧

銀の王は黒豹に愛を捧げる 小説

釘宮つかさ  Ciel 

なんで自分で気付かないか、不思議で仕方ないよ!!

実は、私は「攻めが受けを育てる」と言う子育てものが大好きなのです。
が、意外とこの設定の子育てものは少ないんですよね・・・。
逆パターンの「受けが攻めを育てる」は結構あるんですけど。
そして、それはそれで自分より大きくなった養い子に情欲をぶつけられ、呆然とする受けに萌えるんですけど!!

で、話が逸れましたが、今回は私の大好きな「攻めが受けを育てる」パターン。
更に更に、モフモフの子育…

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灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~ 小説

和泉桂  Ciel 

オススメです!

電子書籍で購入。
紙書籍にあるカバー下のSSは残念ながら載っていませんでした。
でも、お話が面白く、エロも素晴らしかったので買って良かったです!
「スパダリ」「ナカ出し」「普段は紳士、でもHの時は野獣」←こういうのが好きな方にはオススメです(^_^)

1

淫話~淫花シリーズ短編集~ 小説

いとう由貴  Ciel 

超特濃です。胸ヤケしそうなくらい、お腹いっぱいです。

こちら、「淫花」シリーズの短編集になります。
シリーズ未読だとサッパリ分からないと思うので、気になった方はシリーズ1作目「淫花~背徳の花嫁」からぜひどうぞ!!

ちなみに「淫花」シリーズですが、インドを舞台とした神子を作る為の秘儀がテーマとなる複数ものです。
超エロエロで、帯には「複数プレイの金字塔」となっています。
初めてこのシリーズを読んだ時はめちゃくちゃ衝撃を受けたので、確かに金字…

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灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~ 小説

和泉桂  Ciel 

オメガバース×シンデレラストーリー

攻め様は才に長けた宰相ヴェレス。受け様は名門貴族の長子でありながら使用人の様な扱いを受けるリオ。
オメガバース特有のヒエラルキーに苦しむオメガ性を持つリオですが話の合間合間で利口な自分こそ家督を継ぐに相応しいといった考えがあったりと貴族の長子であるプライドがチラリと垣間見えます。
物語は攻め様と受け様が共通の趣味としていた一冊の学問書をきっかけに進展します。最初は互いの身分も名前もわからぬまま…

2

物怪荘の思われびと 小説

宇喜田紅  Ciel 

終わらない夏休み



突然相続することになった土地家屋。倹約家の三条清伊(受け)は家賃の節約にとさっそく引っ越しするのですが、そこは話に聞いていたいたのとはまるで違うボロ家。
そして、何故かそこには4人の住人が。
4人は物の怪で行くところがなかったのを祖母が「いるだけでいい」と住まわせていたのでした。
4人もの物の怪ごと家を譲られたと知らなかった清伊と物の怪たちは最初から険悪な雰囲気になるのですが、すった…

2

神の落淫―黒豹国主と新たな神― 小説

沙野風結子  Ciel 

前作を読んでいなくても楽しめた

「神」に選ばれたタキの姉。神に選ばれたものは数年で命を落としてしまう。姉にそっくりなタキは、心中しようとする姉と姉の恋人を逃がすため、身代わりに...。国主リイドは、健気で一生懸命なタキに凍りついていた心を動かされ、リイドを拒絶していたタキも、リイドの内なる優しさに惹かれていく。そうして2人は気持ちを自覚し、お互いを想い合う仲に。リイドはタキのために国主を降りる・タキを神にしないことを決意。それを…

4

神の落淫―黒豹国主と新たな神― 小説

沙野風結子  Ciel 

前作以上に触手ちゃんたち大活躍です。

前作の『神の飼育』がめちゃくちゃドはまりだったので期待過多だったのもあるのですが、ゲス好きの私にはメインカプがちょっとピュア過ぎて今一つのめり込めませんでした。

さらには『神制度』の維持のため今回の舞台となるガラでは最高の女郎を神にしつらえるのですが、その神を作り上げていく課程はなかなかエロくて読み応えがあるものの、そもそもこの神様がいることで何の役にたっているのかが私にはよくわかりませんで…

4

神の落淫―黒豹国主と新たな神― 小説

沙野風結子  Ciel 

2か国目

触手三部作と聞いているものの2作目。
緩やかな約束をしてくれる終わり方で、大変嬉しかった前作でしたが、当作は快楽主義を誇る商業国ガラ。そこの神様のお話でしたが、神様といっても人間たちの都合によって作り上げられた普通の人間の神でした。神と名の付く限り、どうしても何らかの力を・・・と思い、特に当作の神って何のためにいるの?と強く理不尽さを感じてしまって、萌が減っちゃいました。触手がもともと苦手なこと…

4

王の至宝は東を目指す 小説

夢乃咲実  Ciel 

小坊主は成長する

Ciel先生挿絵目当てで購入。
(個人的感覚ですが)チベットっぽい国が舞台の小坊主さん(!)が一生懸命頑張るお話で、どうなるどうなると気になって一気読み。笑うところや灰汁の強いキャラはなく、せつないとか甘いとかいう風味より、本当に「一生懸命!」という言葉が一番しっくりくるように感じました。人々の生活の様子や、飢えに苦しむ人々に関する記載がすごい!と感じたのですが、最近特に「楽しいなあ」というお話…

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神の落淫―黒豹国主と新たな神― 小説

沙野風結子  Ciel 

高潔!

前作『神の飼育―真白き神の恋―』が日本を思わせる軍人の国であったのに対して、今作はアラブ・ペルシア方面っぽい商売の国。
「あああっ!だからイラストレーターさんが変わるのかっ!」と気づいたのは、読み始めて「前の本より読みやすいような気がする」と思ったから。
前作を読み返して確かめた訳ではないけれど、文章(特にリズム)も変えているような気がしたんですよ。
つまり、三国(前作の輝土、この本で書かれ…

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