Cielさんのレビュー一覧

騎士花嫁のしつけ方 小説

真宮藍璃  Ciel 

ヒヒじじいの男花嫁からは想像も付かない展開でした。

作家買いです。

あらすじやタイトルからエロ特化を想像されるかもしれませんが、実は読み応えのある宮廷ものです。
陰謀あり、危機に陥るハラハラドキドキの展開あり、そして痛快なオチありって感じで。

あとですね、予想外の甘さでした。
いやもう、あらすじでは立ち位置がイマイチ分からなかった攻めがですね、もう大活躍。
受けの貞操を守る為、必死ですよ。
健気過ぎて涙が出ちゃうレベルですよ。

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「不実の従者と狼の花」出版社ペーパー 『「不実の従者と狼の花」番外編 ハリー・フィンチ』 グッズ

本編の後日談

両面印刷されているだけあり、ポストカード裏にあるようなSSより長めになっています。

本編の後日談。千里の視点です。
一週間後に日本に行くという日に、ハリーと『マイルズ』でティータイムを楽しみます。当然のごとく、千里についてくるアキルを見て、ハリーは気まずげで「緊張する」と千里に言います。普段はロイドとやりとりしており、アキルに会ったのは数回程度。しかも最初に脅されたので苦手意識があると言う…

0

鉛の太陽 錫の沈黙 小説

南瓜エノコ   Ciel 

ちょっと、私には理解し難いです

Ruby collection創刊第二弾です。

読み終えての正直な感想ですが、何かよく分からなかったになるんですけど。
う~ん・・・。
主要な登場人物が表紙の三人になりますが、三人が三人とも感情移入出来ないんですよ。
また、ラストが斬新過ぎると言うか、「えっ? 終わった?」って感じで。
これ、書き下ろしの後日談が無かったら、キレちゃうよ。

内容ですが、大国の第一王子・カムシーン…

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不実の従者と狼の花 小説

綾ちはる  Ciel 

好きな人の幸せのためなら何でもできちゃう執着攻め

人狼ものということはオメガバース的な番とか妊娠とか一族のお話かなと勝手に想像して手に取りましたがだいぶ違いました。

消えゆく一族の終焉の悲しみと、しがらみからの解放を主軸に
意図的に強いられた滅亡への道が哀しく描かれていました。

従者からの主への狂気に近い執着でした。
一度は手放しておきながら諦めきれない想いが再燃してしまうわけです。

出生や過去の出来事の記憶を消され平穏な人…

1

紳士な狼の愛の巣で 小説

松幸かほ  Ciel 

甘い!

松幸かほ先生の書かれる人外もの大好きです。
特にちみっこが出てくるとなお!
もふもふちみっこ好きさんも楽しめます。
先生ご本人もあとがきで書かれていますが・・・今回の攻様は存在感ありました!笑。

そして今回のもふもふは狼!
攻は人狼一族、磐城家当主代理の綾宥。
スパダリで受の泉を溺愛しています!
幼馴染エピソードや、綾宥の義弟のモフモフちみっこ光寛くんの可愛さったら!
トリマー…

1

裏切りの薔薇 小説

犬飼のの  Ciel 

もう…素直じゃないんだから…

ヨーロッパを思わせる架空の国を舞台にした物語です。
王国や植民地が登場するので時代物の雰囲気も楽しめます。
アルセイン王国、オリヴィア島、ベルドニカという国や植民地が主な舞台で、それぞれの立場での政治的な思惑が飛び交う宮廷内の陰謀や独立を企む植民地の動きがこのお話の軸になっています。
といっても登場人物もそれ程多くありませんし、陰謀や計画自体は込み入ったものではないので分かりやすいのですが、…

0

中華街の黒翡翠 小説

真式マキ  Ciel 

『奇妙な味』を醸す作家さんだと思う

真式マキさんの本を読むのは3冊目です。
何だろう?この感じ……読んだ本の全てがかなりドラマチックと言うか『異常(下手すれば『無理目な』ほどの異常さ)な状況』なんですよ。
これだけ異常な状況を書いていて、それを『物語の約束』として読者に信じ込ませる筆力を持っているのですから、もっと劇的に盛り上げる方向にお話を持っていくことだって出来るんじゃないかと思うんですよ。でも、真式さんって、お話を盛り上が…

4

中華街の黒翡翠 小説

真式マキ  Ciel 

あまりに純粋な、二人の恋愛に萌えるのです

初読み作家さんです。
試し読みで興味を引かれて購入しました。

で、こちら、中華街が舞台となるからか、その設定からか、何だか浮世離れした雰囲気なのです。
その中で語られる、主人公達の純粋なラブストーリー。
セックスの為だけの存在である真琴。
そして、人間恐怖症の青。
二人が恋に落ちたのは必然だったのかー。

失礼ながら、やや盛り上がりに欠ける印象はあるのです。
が、主人公である…

4

不実の従者と狼の花 小説

綾ちはる  Ciel 

あくまでも受けの幸せだけを求めて


イギリスの離島を所有する男爵家当主の弟である千里(受け)は、12歳で故郷を離れパブリックスクールに進学して10年。
大学卒業後は亡くなった母の故郷である日本へと放浪の旅に出る予定でしたが、卒業を前に突然実家から迎えがきます。
迎えに来たのは千里の初恋の人で、当主である双子の兄・皇翔の侍従のアキル(攻め)でした。
実家に帰り、千里が自分を呼び戻した理由を尋ねると、もともとあまり仲の良くなか…

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手をつないでキスをして 小説

名倉和希  Ciel 

絶対的な安心感が心地よき+゚。*

いや~~~~甘かった!!
終始 表紙の雰囲気ままにあれやこれやとストーリーが展開してました。

色々ゴタつく問題はあるけれど、なんていうんですか安心感+゚。*(*´∀`*)*。゚+
この部分が全くブレないので読み手としても
湯船に浸かってほわわ~んと身を委ねながら読んでいる気分でした。
表紙でピピンときた方にはグッと背中押しときます(つ^///^)つ

視点が攻め受け交互に変わるス…

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