Cielさんのレビュー一覧

祝福された吸血鬼 小説

宮緒葵  Ciel 

ナハツェールの物語

冒頭は、ラルウァから逃げるアウロラ。 この伏線回収は、最後部。
フロースが、ラルウァの気持ちを知っているのは秘密。
洋物も上手い宮尾先生。伏線の仕込みが上手い。
不器用なラルウァが気の毒。

不死のナハツェールは「心が清く魔力が強い者がなる」という定義。

拉致され同意なく仲間にしたラルウァをアウロラは赦せない
アウロラは、他人の情に鈍感で、常に独りよがり。
一方的に愛するラルウ…

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王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

疲れた心に沁みる!大人の為のお伽話

心温まる優しいお話で何度も読み返す為に紙書籍で買い直したほど、大好きな一冊となりました。

初めは揶揄うつもりが、受けにどっぷり嵌る溺愛展開が堪らん!終始キュンキュンしながら楽しめました♡

明るく働き者のアーシェ(受)が兎に角、可愛い!
明るい・天然・無邪気!ですが、賢く機転が効き、自分の得意分野で危機を乗り越えようとする逞しい性格の持ち主で、見ていて気持ちの良いキャラクターでした。

4

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

後宮もののシンデレラストーリー

次々ページを捲る手が止まりませんでした。
安西先生の本が大好きなのですが、ファンタジーも良かったです!

痩せっぽっちで身体の小さいアーシェ。後宮での働き手に、小さな子どもとして(子どもじゃない!とアーシェは言っていますが)働く事に。よく働くアーシェは、部屋のものを磨きながら物語を語り、それが後宮の女性たちの楽しみになっていきます。王のラシードの気まぐれで、ある日寝所に呼ばれるようになり…。…

4

王の至宝は東を目指す 小説

夢乃咲実  Ciel 

迷っても読むべし!

王の至宝は東を目指す
まさにその通り!!

イーシェの大冒険でしたね。
貧しい西の果ての村で口減らしに僧院に見習いに出され。半年おきに村へ布施に行き両親に会えるのだけが楽しみで、きつい修行に耐えてきたイーシェ。

それが村も僧院も襲われ…。
そんなところにユトーに出会い。

あらすじで正直あんまり期待してなかったんです。なのに、読んで本当に良かった!
一気読みです。

お話…

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王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

アーシェの千夜一夜物語

安西先生のファンタジーが凄く好きで、必ず購読してます。
今回も電子版。

ササン朝ペルシャの王に、毎夜、妻が物語を語る「千夜一夜物語」が土台。
この物語だと、王様に毎晩物語るのは、少年アーシェ。

子供ができない事が重いストレスになって、熟睡できなくなった王様。
後宮で、王様が一人寝をしたくて、悪戯心から伽に呼んだのは、アーシェ。

アーシェは、創作物語りが上手、
面白い?話を…

4

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

美しきアラビアンナイトの世界

魅惑的なラシード王の後宮で働く事になったアーシェ。女の欲望渦巻く後宮でも、一生懸命に働きみんなを和ませる物語を語るアーシェが重宝される。そんなある日ラシードの気紛れで寝所に侍る事になり‥というお話。
長らく王として国を束ねてきたラシードは心が限界を迎えておて、そんな彼を唯一癒せたのがアーシェ。アーシェの物語や素直さは、駆引きの世界で生きてきたラシードには新鮮だったと思う。
距離を縮めるも身分の…

4

愛淫堕ち ―若頭に仕込まれて― 小説

高月紅葉  Ciel 

王道の始まりだったが…

大学生の聡。真面目で優しい。
バイト先の同僚に頼まれて保証人になっただと?!
アホちゃうか!(まぁ王道w)

そこからヤクザに拉致られ、強姦されて輪姦されて、売り飛ばされる…はずが、味見をした若頭がそのまま囲ってしまう、という王道。のハズが、どうもそれだけじゃなく深い話に。

実は二人は聡が幼い頃に出会っていて、危ういバランスで成り立っていた関係が、事件によって終焉を迎える、という過去…

0

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

大満足の一冊

良いお話でした!
ハラハラドキドキでページをめくるのが止まりません。

ラシードの溺愛に、アーシェの愛らしさに、もう応援するしかないでしょ!

誰も幸せになれなかった後宮。王様も大変ですね。一人で休むこともできなくて、世継ぎ世継ぎとせっつかれ多くの人達を悩まることになって…。

アーシェがくるくる働いて、明るく前向きで素直でとにかく可愛いです。
どんなときも物語を語って切り抜けて。…

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王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

大好きなお話

雑誌に掲載された時も面白くて凄く記憶に残っていたので、書き下ろしを含めて1冊になったのが凄く嬉しかったです。

記憶に残ってたシーンはアーシェがラシードの愛妾になってから、隣国に捕らえられていたシーンなんですよね。なので、その時にアーシェを逃してくれた人々との再会が書き下ろしに書かれていたので、綺麗な形で完結したと思いました。

このお話の好きな点はアーシェが見目麗しい佳人という事もなく、…

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王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

まさに溺愛アラビアンロマンス♡

雑誌掲載時より大好きなお話で、文庫になるのを楽しみに待っていた1冊\( ´ω` )/


名君ラシード王が統べるマハヤーディ王国。
受け様は、王宮の厨房で下働きとして働いているアーシェ。
攻め様はもちろん王様のラシード。

ラシードの側付きのナーイムの補佐となり、ラシードの後宮で働く事になったアーシェ。
くるくるとよく働き、面白い物語を語るアーシェを寵姫達も可愛がってくれる日々。

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