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一穂ミチ 竹美家らら
はるぽん
ネタバレ
二重人格毒舌王子、囚われのお姫さま(潮)を取り戻すべく頑張る、の巻です。 とにかく計がかっこよかった。 潮と引き離され、ショックで真っ白になっているのに仕事を投げ出さないところ、そこから着々と潮を取り戻すべく動き出すところ。 普段プライベートではだるだるなのに、いざとなったら人脈と知恵とハッタリを駆使して戦う姿には、潮ならずとも惚れてしまいます。 2巻もそうでしたが、この作品の、ほ…
一穂ミチ 高久尚子
bonny
楽しめなかった作品にしゅみじゃないをつけるのは(特に新人さんには)潔しとしませんでしたが、好きな作家さまの作品に初めてしゅみじゃないをつけました。 その理由は、ノンケ同士、ナチュラルに恋愛してる…! これに尽きます。二人の出会いから長谷川にはなんとなく園田への好意を感じるし、長谷川の飼い猫の一件で、園田が長谷川とはもう会えなくなっちゃうんだ…っておセンチに浸っちゃうところなんて完全に女…
あかい
あらすじ 計が新居へのお引越し当日、だけど忙しく動いているのは潮のみ。計はひと足先に入居していた潮のベッドで昼寝。 「お前の都合で引っ越してやるんだから、ぜんぶお前がやれよ。」と、計から命じられ、荷造りから、諸々の手続きまで潮が引き受けることに。 計には触れられたくないもの、見られたくないものがないのか…という疑問が浮かびつつも、こんなにも自分を信じ切っている計の手を、一瞬でも離して…
雀影
今回は、初めて明かされる潮の出自と、国江田王子の大活躍。 そして同棲へ。 計は「何でもできちゃう」だったけど、潮といることで、潮を得たことで、潮と一緒にいるためなら、自分の力を「意識して使う」にステップアップさせて、自分の力で潮を取り戻す。 潮の存在がここまで計に力をつけさせてのかと思うと感慨深い。 潮が反発していた潮の両親達にも、最後にちゃんと救済が用意されていてほっとした。 計も竜起…
あやちゅけ
初めて見せる、あまりにカッコ良い計の顔にぶっ倒れそうになります。 マジ、惚れてまうやろ――――!!(男惚れという意味で) 潮の言葉を借りるなら、「国江田さん」でも「計」でもない あまりに男前すぎる「国江田計」の姿が、今巻で見ることができます。 そのクライマックスに続く物語を楽しみにしながら、 いつものコミカルな計と潮を読んでもらいたいです。 ≪あらすじ≫ 表の顔は優等生な情報番組…
雲絶間姫
「捕まえてて」二人してしたたか飲んで、笑って、いちゃいちゃして、いつもとなにも変わらない日常。冗談の合間にふと紛れ込ませるようにして潮は言った。もしかしてもうその時にはどこかで覚悟を決めてたのだろうか。遠からず、この手を離さなければならない日がくることを。 「どこにも行くな」――前作で、一時「迷子」になった計を抱き締めてこう言ったのは潮でした。本作では立場が逆転します。今回の計の役どこ…
いわわん
二人の物語をずっと見守っていたい。 そう思いました。 1巻と2巻は計の弱さを、今回は計の強さを知りました。 失いたくないものを取り戻す力を手に入れた計は人として、アナウンサーとしても大きく成長したので、これは万の声を手に入れて国江田記念館が建つ日も遠くないでしょう。 全部読み終わったあとに本を閉じ、再び文庫の表紙のイラストと帯びを見たらもう一度読みたくなります。 この本を出版してくれてあ…
ほほん
いつもだったら、計がぐるぐるしてるところを、潮が太平洋ばりの包容力でもって支える。キャンキャン騒ぐ計を潮がすっぽり抱っこする。 二人の関係はそうやって安定していると思っていましたが。が。 今回は、珍しく潮がグラグラしております。 突然、計に衆院選出馬の噂が流れる。 一方 潮は仕事を立て続けにキャンセルされる。 実は両方とも、潮を実家に戻し、後を継がせようと企む父親(国会議員)の仕業。…
ねぎま
実は普段タイトルってそんなに気にしてなくて。 読んだ後も、あーそういうお話だったわねー、ってくらいなんですが。 いや何これ。なんと重要な物語のキーワードなんだっ (゚Д゚)ナント! もう、読了した今となっては、タイトル見ただけで涙でそう。•・゚・(ノД`) 計にとっての大切な場所。 そんな大切な場所を奪われた計が奪還するまでをいつものツンデレとあわせて描かれておりました。笑 今…
ごんざれす
これまでの文庫本、同人誌であまり触れられてこなかった潮の家族や育った環境にスポットが当たっています。何かあるんだろうなとは思ってましたが、思いのほかシリアスで途中どうなるんだろうとハラハラ。それだけに終盤の計の啖呵が痛快でした。1~2巻は仕事を頑張る計の姿に感じるものが多く親近感が湧く物語でしたが、3巻は話のスケールが大きくてこれまでとはちょっと違った印象。でも大事なものを守るために頑張る計がかっ…