一穂ミチさんのレビュー一覧

ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

後半のいつものメンバーにやられました

後半、少しだけ出てきた国江田さんに心を奪われました。カッコ良すぎる。





イエスノーシリーズ番外編。あの設楽Pと、横顔と虹彩に出てきた栄さんの、大人達がメインで登場です。ちなみに紙書籍購入ですが挿絵はなしです。新聞社シリーズや、その中でもoff you goが好きな方は、お好きではないかと思いました。もちろん、イエスノーシリーズファンの方にもオススメです。

大人組、非常に良…

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ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

萌えすぎてしんどい。

『イエスかノーか半分か』のシリーズ6冊目。

『イエスか~』のスピンオフ作品になるわけですが、なんていうんだろうな。
このシリーズのスピンオフ作品は、単純に『イエスか~』に登場した脇役が主人公になった作品、ではない。潮×計を中心に、色々な角度から、旭テレビの局員たちの姿が描かれている。過去の作品の裏話的な、「ああ、あの時の話か!」というエピソードを盛り込みながら進む展開。だから、彼らの内面が…

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ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

私には合いませんでした。

雪よ林檎の香のごとくがとても良かったので、評価の高いこちらも読んでみましたが…。
結果はハズレでした…すみません。

性交渉を拒まれる辛さに主人公二人が悩み、苦しみ葛藤するという構図であり、視点が主人公二人であるので当然主観的な語りにはなるのですが…
お前達ちょっと自分のことばっかり可愛すぎやしないかい??という感想を持ちました…。

二人はメールというツールを使ってお互い言いたいこと…

3

ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

満たして

 「ふさいで」
 シリーズ6作目にして、なんて斬新かつ意味深なサブタイトル。初めて目にした時、真っ先に思い浮かべたのは、「横顔と虹彩」のワンシーンでした。病院に担ぎ込まれてなお、うわごとのように仕事の話を続ける栄の目を、設楽が手のひらで覆う。「もういい、もういいんだよ、栄」

 あの時はまだ、「あんなにみんなに鬼と恐れられてる相馬Pを下の名前呼び⁈ さすが陰の大物設楽さん」と感心した程度で、…

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ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

胸がギューっとなりました

イエスノーシリーズのスピンオフで、旭テレビが舞台。
国江田さん&竜起と、なっちゃんの上司の11年前の出来事から今までのお話。
旭テレビで過去にあった番組、起こった事件、そして今に至るまで。
今作で描かれる「今」は、イエスノーを軸にすると未来にあたるので。過去から未来までを包み込むような話。旭テレビで国江田さん達はこんなに必死に生きている…と熱い気持ちになりました。

設定が公表さ…

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ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

食えない男

番外編3作目にしてカプが変わります。過去に遡りなっちゃんが憧れてた上司・栄の若い頃のお話。一穂さんの話だと仕事できる人はもれなく性格が悪くて受けというパターンが多い気がする。根っこの部分は悪人じゃないので憎めない、いやむしろ愛おしいですが。

飄々として人当たりはいいけど食えない男なのは寧ろ攻めの設楽Pの方だと思います。でもBL的にこういう攻めはいい仕事して話が面白いことが多いので好きです。

4

ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

尊い(語彙力喪失)

個性あるキャラクターのどことなくユーモラスな会話が今回も軽やかに展開するか と思いきや!
社会派の筋立てに頭を一撃。
軽やかさに忘れていた。彼らの職場が24時間動いている放送局の、報道という現場の重さと激務を。スペシャリストとしてのプライドとプライペートな感情とコンプレックスとその向こうにある愛情、どこに愛が存在するのかすら見過ごしそうな緊迫感に固唾を飲んで読み進めた。
辛かった。腹もたつ。…

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ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

最高

もうほんと待ってました。

大人気シリーズの最新刊で、本当に楽しみに待っていた1冊です。
シリーズのうち前の潮と計、竜起となっちゃんはかなりラブコメらしいラブコメでBL小説はあんまり読まないような人にもおすすめしやすい感じでしたが、こちらは大人向けというかラブコメとはだいぶテンションが違います。
なので一穂先生の作品の中でイエスノーシリーズだけ読んでてラブコメが好き!って方には合わないかも…

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ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

予想以上

今作もお仕事シーンが面白く、栄、設楽、奥(初登場キャラ)が仕事を通じて関係を築いていく様子が活き活きと描かれ、だからこそ中盤で起こる事件に胸が締め付けられ、鉛を飲み込んだような重苦しい気分になる。
終盤では計、竜樹、深、錦戸さんとこれまでのシリーズに出てきた旭テレビ縁の面々が勢ぞろい。一作目で計が「ザ・ニュース」初回を見事にやり切った時のように読んでいてワクワクした。思わず笑ってしまう会話も健在…

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オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

脳裏に焼きつく眩しい恋模様

少し前の作品ですが、ソムリエコンシェルジュさんからの紹介で読みました。
今日、レビューを書こうとして初めてスピンオフがあることがわかったので、早速買いに行きます。
どんな好みの方が読んでも微笑める作品だと思いますし、いい意味での、ある種の物足りなさが魅力的な作品だったと言うのが、読後最初に感じた印象です。


等身大の眩しさ全開の高校生と対照的に大人びているように見える高校生、幼馴染2人…

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