一穂ミチさんのレビュー一覧

横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

No Title

『字が汚ねんだよ愚民!もっと読みやすく書きやがれ』

前作でメインだった国江田さんですが今作では完全にギャグ要因です、「スポーツのアナウンス」を完璧にこなして竜起を凹ましメイン二人の進展をアシストする役?もサラッとこなします。

客観的に見て美しいと思える人って何故か大きさに関わらず目に入る光の量が多い、なんでキラキラして反射して見える。
その上仕事出来てコミュ力があるとくれば周囲は放っ…

1

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

可愛いお話

大人気作。一穂先生は大好きですが、中でもこの作品が一番好きです。

実は最初は受けの計君の印象がよくありませんでした。
仕事にストイックなのはいいですし、努力してるのはわかりますが、周りへの見下し方があまりにもひどくない…?って。
愚民、って言葉にも外面が良いこともあって、ちょっとだけもやっと。

でも、都筑さんと出会ってからの計君のかわいいこと!!
読んでてキュンキュンしましたし、…

3

ラブ~キス2~ 小説

一穂ミチ  yoco 

「愛」という形のないものだからこそ

あまり積本てしない方なのですが、この作品は買ってすぐに読むことができませんでした。

前作『キス』は好みが分かれそうな作品。なぜなら、二人の恋がハピエンで終わっていないから。でも、だからこそ、個人的に余韻があってすごく心に残った作品でした。

今作品はその『キス』の続編で、タイトルが『ラブ』。

甘々の、ふんわりしたストーリーだったらどうしようかな、と思ったら何となく読めなくなった。

10

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

さらにスピンオフ希望

一穂ビギナーで”羊”未読です。作家買いではありますが、そもそもタイトルが色っぽくて気になってました。BLもアートも大好物なのでめちゃくちゃ楽しい読書でした。そしてやはり”羊が読みたくなったので、これから読む予定です!

出会いのテンポが素敵です。ギャラリストの和楽が仕事先で偶然見かけた絵に一目惚れして、その作者に意外なところから辿り着くまで、どこから彼が登場するんだろう?とワクワクしながら物語…

2

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

優しい一穂作品

「ひつじの鍵」スピンオフで、ひつじ〜から十数年後の設定。
前作を読んで、和楽にも幸せになって欲しい!と願っていた方も多いのではないでしょうか?
前作も素晴らしかったのですが、和楽が主人公の今作も素晴らしかったです。
こちらのシリーズは一穂作品の中では優しく甘めですね。
疲れた時に読みたくなるような、丁度良い甘さです。

和楽に対して前作で感じた「主人公の良き理解者で親友・健気な良い子」…

2

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

評価に正直迷いましたがBL小説という枠をぎりぎり外れず実験的な事をやっていると思ったのでこの評価。

ラストの展開は賛否両論だと思いますが「人を好きになる」という事がどういう時に何を原因にして起こり、何故終わってしまうのかという事をこの本一冊で少しでも解明したかったのかなと思いました。

明渡の苑への恋愛感情が単に「土砂による怪我で出来た腫瘍の圧迫」が原因でそれが無くなったからハイ終了、で…

3

ひつじの鍵 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

受け攻めどちらの思考にもついていけず

序盤は二人の出会いに萌え、敬語の攻めも好きなのでドキドキしながら読んでいた。執事さんに会いたくて無茶ぶりする受けも可愛いし、そんな受けを穏やかな口調で叱る攻め様にはときめいた。
が、そこからすぐに、プライベートな本来の、乱暴な言葉づかいの攻めになってしまい…。個人的にはお仕事モードの攻めの方が好きで、ギャップ萌えはなかった。
それでも好みの問題と気持ちを切り替えて読み進めるも、攻めの住んでいる…

7

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

めちゃくちゃ切ない

一穂先生は、あの一番人気のあるシリーズをイマイチ面白いと思えなかったので避けていました。しかし、ふと、本屋で素晴らしい表紙に目を奪われ。あまり深く考えず、青春系かな?高校生もの好きだし読んでみよっかな〜と軽い気持ちで購入しました。読み始めても、「あ〜はいはい、なるほどこういう展開ね」と幼馴染もののありがちな展開と決めつけ……むしろ、展開がゆっくりすぎることに若干の苛立ちも感じたり…(何様)
それ…

2

メロウレイン~ふったらどしゃぶり~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

ここでハマりました

一穂先生ビギナーです。”YESかNOか”がそんなにしっくりこなかったのですが…(なぜだろう?)本作でめった刺しに刺さりました。といっても、”ふったらどしゃぶり”も、結ばれるところまではそんなにしっくりきてなくて(これまたなぜ?)、後半からハマりました。社会人の日常をめちゃくちゃ丁寧に描くなぁ~…というところで、非日常を求める心のストライクゾーンに入らなかったのかもしれないのですが、登場人物が手にす…

6

ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

その2人できたかー!


発売時に読んでいましたが、今更ながらレビューを…

発売前に、一穂ミチ先生のTwitterで今回の新刊情報が出た際に、まず思ったのは…
「その2人できたかーー!」でした。

正直、次にくるスピンオフは『恋敵と虹彩』で出てきた、コタかと思ってたので、まさか設楽さんと栄さんとはビックリでした!でも、この情報が出たときはとてもとてもテンション上がりました!!
アダルト組(30代だから、そ…

3
PAGE TOP