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10/22(合計:220件)
吉田ゆうこ
ごにょ
ネタバレ
軽い話かと思いきやめちゃくちゃ重かったです。 3人の関係が複雑すぎてどうしたら幸せになれるの??と考えながら読んでました。 吉田ゆうこ先生の他の作品も読んだことがあるのですが、複雑で沈む感じなのに最後には心温まるというか色々あったけど前向きに生きていこうみたいに終わるのがいいなというか、難しくて暗い話は好きではないのにクセになるなと思いました。 ただ、今回の作品は読んでいて常に誰かが傷ついて…
ポッチ
作家買い。 吉田作品は、その可愛らしい絵柄と相反するように、腹黒さんだったり、ドシリアスな作品が多いイメージがありますが、今作品もそのイメージを損なうことの無いシリアスな作品です。甘々で、優しいストーリーを好まれる方には若干ハードルが高い作品かと思われます。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 表紙に三人の男の子のイラストが描かれているところからも推測…
クリボウ
吉田ゆうこさんの作品ってヒリつくような痛みが、ゆっくり「かさぶた」になる治癒の過程を描いているようなイメージで読んでいます。 今作も分厚めの1冊の中に、ツラさと同居している登場人物たちが自分の気持ちを確信して自立するような感じでした。 ひとりの俳優「斎藤天馬」の死から話は始まります。 ただ、最後まで生身の天馬はでてこない。 思い出としての場面すらなく、幹や椿が語る姿で浮き彫りにされ…
まるごと
キャラクターの表情の動きが少なく、淡々と進んでいきます。 物語の緩急も緩やかで、そこが先生の作品の味なのだと思いますが余りにも穏やか過ぎて。 俳優だった故人の恋人と、故人のマネージャーが今回のメインカプです。 故人にそっくりの俳優さんも出てきますが、余り役割を果たしているとは思えません。 最後の方の台詞を言うためだけに呼ばれたのでしょうか。 私の読解力ではよくわからないな、という…
みざき
吉田ゆう子先生作品が持つ"ほの暗さの中にある何か"みたいなものが好き。 今作も先生ならではの独特の空気感がすごく出ている作品だと思います。 1人の俳優の死から始まる物語。 周辺の人々が口々に「良い俳優だった」と語り、椿の最愛の恋人であり、幹がマネジメントを担当していた斎藤天馬という人。 しかし、彼の姿はほぼ0と言っても過言ではないくらいに登場しないんですね。 椿の…
おラウ
ハンサム敏腕芸能マネージャー×ダイヤの原石美少年 ってなるとすごいキラキラ感なのに、 二番でも良いからとすがる死んだ恋人の知人×恋人の死を受け入れられない魔性受 ってなるとすごいヘビー感。 この全く異なる波長を吉田先生が上手に掛け合わせてくれました。 脅威のブレンド力……。 正直要素だけを取り出すなら、 芸能モノとしては、出会いが葬儀って暗すぎるし、死んだ人の話ばっかりし…
試し読みで気になったので購入してみました。 椿の独特な雰囲気がとにかくすごかったです。 『天馬はちょっと留守にしてるだけ』と言っていたのは天馬が死んだ事を理解しているけど信じたくなくて言っているのかと思ったら、5話でやっと死んだ事を理解していて本当にわかってなかったのかと驚きました。 天馬が幹さんは男の好みが一緒だから椿に会わせなくないと言っていたのがよくわかりました。天馬が亡くなっ…
ひみた
今年のランキング(個人的にも)が出揃ったなんて、まだ早かったみたいです。すごい。引き込まれて涙が出ました。 試し読みですぐ、“何か違う”作品だと分かると思います。 タイトルで想像出来ないのが少し残念です。 ストーリーは人気俳優の天馬が事故で亡くなり、通夜に現れた恋人の椿と、マネージャーだった幹が出会うところから始まります。風変わりで不思議な魅力のある椿に幹が演技をすすめ、天馬を含む三人の…
作家買い。 吉田さんの、シリアスというかダークな、というか。そんな独特な世界観が非常にツボなのです。 今作品も、そういったそこはかとなく漂うダークな雰囲気は満載。満載なのですが、読後は心がほっこり温かくなる、そんなお話でした。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は人気俳優・斎藤天馬のマネージャーである幹。 人気絶頂の中、天馬が事故死したシーンから物語は…
ぷれぱーる
吉田先生らしい、不思議な雰囲気の業界ものです。 事故死した俳優とその恋人、マネージャーの三角関係のようなストーリー。 人気俳優・天馬の恋人だった椿は、彼の死後、マネージャーの幹に会います。 天馬の死を受け入れられていない椿と、椿に役者の才能を感じてスカウトする幹。 次第に幹は椿に惹かれていきくのですが、いつまで経っても椿の一番は天馬で……と、いうお話。 椿は天馬の死を理解して…