おぺぺぺ
上巻でも傍目では初期と比べて随分臼井の態度が変わったように見えましたが、当事者の葉が彼の言葉を100%信じることができず、あの晩の臼井の仕打ちも未熟な衝動ではなく裏切りに感じたのなら、やはり一度互いに離れてじっくり考えてみることが必要だったのだろうと思います。離れてみて初めて、相手の存在が今自分の中でどれほどのものなのかがはっきり見えてくる。周りの目があってもなりふり構わず葉に縋った臼井は、本当…
吉田先生の作品を久々に読みましたが、やっぱりこの独特の静謐な空気感、時折文学的・哲学的とさえ感じる台詞、愛について考えさせられてしまうところが改めて好きだなぁと思いました。17歳でモデルの臼井と、29歳で雑誌編集者の葉。一回りも年の差があるけれど、臼井の方はこの若さで悟りきっているような貫禄があります。一方の葉は自分を曖昧に振った相手を数年一途に想い続けるような純真さがあって。でも、最初の2人の…
恋愛的な好き、本気で好き、君と僕の好きは同じ"好き"なのか?などなど…
吉田ゆうこ先生の作品にはいろんな"好き"が出てきます。
性格が真逆の2人がお互いの"好き"を探り合う
このナイーブな感じが大好きですっっ
最高でした〜〜!
釣りサークルの大学生の日常に、突然ケモ耳が出てきます。
個人的に、この耳は"コンプレッ…