吉田ゆうこさんのレビュー一覧

ボーイフレンド17 上 コミック

吉田ゆうこ 

自分の気持ちに無自覚な執着攻め!!

なんて魅力的な2人!!最高です!!何度も何度も読み返しました!!

攻めの臼井くんは、人の気持ちに鈍感、自分勝手、性欲強めのヤリチン、外見かっこいいモデルの17歳(!!)。とにかくクールで執着がないように見えますが、**受けの葉さん(29歳)**にだけはド執着。そしてその執着に自分では気づいていない、というお話です。

まず、この臼井くんの執着が本当に素晴らしい!みんな大好き執着攻めですが…

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ボーイフレンド17 下 コミック

吉田ゆうこ 

読み終えて、タイトルが沁みる

 上巻でも傍目では初期と比べて随分臼井の態度が変わったように見えましたが、当事者の葉が彼の言葉を100%信じることができず、あの晩の臼井の仕打ちも未熟な衝動ではなく裏切りに感じたのなら、やはり一度互いに離れてじっくり考えてみることが必要だったのだろうと思います。離れてみて初めて、相手の存在が今自分の中でどれほどのものなのかがはっきり見えてくる。周りの目があってもなりふり構わず葉に縋った臼井は、本当…

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ボーイフレンド17 上 コミック

吉田ゆうこ 

自分の気持ちに嘘をつかない、取り繕わない貴重な2人

 吉田先生の作品を久々に読みましたが、やっぱりこの独特の静謐な空気感、時折文学的・哲学的とさえ感じる台詞、愛について考えさせられてしまうところが改めて好きだなぁと思いました。17歳でモデルの臼井と、29歳で雑誌編集者の葉。一回りも年の差があるけれど、臼井の方はこの若さで悟りきっているような貫禄があります。一方の葉は自分を曖昧に振った相手を数年一途に想い続けるような純真さがあって。でも、最初の2人の…

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LOVELY INUMIMI DARLING コミック

吉田ゆうこ 

大学生の生活圏に突然のケモ耳

恋愛的な好き、本気で好き、君と僕の好きは同じ"好き"なのか?などなど…
吉田ゆうこ先生の作品にはいろんな"好き"が出てきます。
性格が真逆の2人がお互いの"好き"を探り合う
このナイーブな感じが大好きですっっ
最高でした〜〜!

釣りサークルの大学生の日常に、突然ケモ耳が出てきます。
個人的に、この耳は"コンプレッ…

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LOVELY INUMIMI DARLING コミック

吉田ゆうこ 

人間味

なぜだか突然動物の耳が生えてしまう二人が主人公で、ケモミミ好きなのでおおっ!と思いました。

なぜケモミミが生えるのか、はわかりません。
嫉妬、寂しさ、それらが元になって…??病院に行くこともせず、なんなら主人公は墓場まで持っていくつもりですので、なぜか、はわからぬまま。

感情の起伏を避け、自身の性嗜好もカムアウトせず、淡々と生きている感じでした。
そこに現れたのは陽の気を纏ったオー…

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LOVELY INUMIMI DARLING コミック

吉田ゆうこ 

ラブリー!!

犬耳ってどういう設定なんだ?と楽しみにして読みました。
現実のなかにちょびっとファンタジー!
ゆっくり恋をしていくふたりのお話しとても癒されました。

ゆうこ先生と言えばかわいい絵柄と反する胸がぎゅうっとなる描写が印象的なんですが、今回はずっとかわいくて柔らかいお話しでそこも新鮮でした。
惚れられやすい保科くんが奥先輩は今までの人と違う・・!と好きになっていくところもよかったし、不器用な…

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LOVELY INUMIMI DARLING コミック

吉田ゆうこ 

静かで優しい

やはり吉田ゆうこ先生は、ちょっとずつ相手と距離が近づいたり、影響を受けたりしていく様子を描くのが上手い!ページの中で世界が息づいているかのような、人物の体温を感じさせる空気感も大好きです。

純粋で余裕のない二人の、手探りな恋模様がじんわりしました。
正反対で、お互いそれを理解しているからこそ気遣っている様子が優しい(先生の描く、相手を大切に想う気持ちや振る舞いに、とことん弱い)。実は双方優…

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LOVELY INUMIMI DARLING コミック

吉田ゆうこ 

不器用な男ほど

なんなの、このいとおしすぎる子は…!
はじめのうちは“LOVELY”の欠片も感じない堅物クール攻めだったのに、
読み終える頃にはその可愛いすぎギャップに受け同様に沼落ちしておりました。


喧騒を厭い、静寂を愛する大学院生の奥は釣りサークルの部室で
新入生の保科と出会います。

人懐こく、初対面からやたら積極的に話しかけてくる保科に
苦手意識を抱く奥でしたが、ひょんなことから“秘…

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LOVELY INUMIMI DARLING コミック

吉田ゆうこ 

INUMIMI Kawaii!!

今回の吉田先生の新刊タイトルは横文字だ!!
と思って眺めていたら、まさかの
「INUMIMI」でした。

そう。
「イヌ耳」。


2人しかいない、釣りサークルの先輩×ゲイと公言していることにより、周囲と上手くいかずサークルクラッシャーとなっていた後輩とのお話。


どんなお話なんだろうとワクワクしていたら、主人公の受けも攻めも想いの強さからある日、耳が生えてしまい、自由自在…

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LOVELY INUMIMI DARLING コミック

吉田ゆうこ 

動物の耳が生えるちょっと変わった可愛い日常BL

奥先輩が沼でしかないな、と。
ひとりが好き、静かが好きと言って(思い込んでいて?)基本ローテンションでどこか近寄りがたい雰囲気をしている奥先輩が、気持ちを向ける相手を見つけたら優しさも好きも性欲も全部真っ直ぐで全部ちゃんと言葉にしてくれる人で、その上物静かなのは変わらないからその直球の言葉が刺さるし照れる。
好きになって好きになられたらもう振り回される予感しかしないですね、沼男の予感です。

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