松尾マアタさんのレビュー一覧

夜明け前 小説

華藤えれな  松尾マアタ 

ハードとスリル

ハードとスリルがあっても良かったなと。

キャラも内容も好きなんだけど。
旭飛は危機感薄すぎます。

せっかくね、カミーユがマフィアでカミーユを陥れようとしてるフリップがいるのにハードとスリルが足りない気がする。

旭飛の真っ直ぐさに負けてカミーユがほだされて行くシーンは好きですね。

ドンももうちょっと活躍しても良かったんじゃないかな。
自分の身内くらい自分でなんとかしてほし…

0

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

幸せになる権利

評価が分かれていたので期待せずに読んだのですが、個人的には好きでした。

過去のトラウマを引きずって恋愛も仕事もうまくいかない安西が、中学の同級生奥村と再会し、表面上は脅しに屈した形で奥村のお店で働きはじめます。
安西の過去と奥村との関係、そこに秘められた思いが意外と深かった。

過去のトラウマに対し被害者意識ではなく、自分自身に隙があったと自分を責め続けていた安西葛藤がせつなかったです…

3

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

ラベルと中身が違っていたような印象

月村奎さんは最近立て続けに読みその良さを知った作家さんです。
神かそれに近い萌えを提供してくださる大好きな方なのですが今回は好みとは違っていました。

他の方のレビューにもあったのですが、女性が前に出過ぎて楽しめませんでした。
他のジャンルの小説だったら楽しめたのかもしれませんが、BLを読みたいと思って手に取るには向かなと思います。
主人公の身近な女性がいい仕事してくれることはたまにある…

7

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

ごめんなさい…

作家買いです。内容についてはすでに書いてくださっているので感想を。

月村さんの描かれる、トラウマを抱えるネガティブな受けさんと、そんな受けを大きな懐で受け止める攻めさん、というCPは大好きなのですが、この作品はいまいちツボに入りませんでした。

ごめんなさい、辛口の評価です。お嫌な方はスルーしてください。



視点は受けである安西視点で進んでいきます。
彼の過去に「何か」があ…

15

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

まさか月村先生の作品で「しゅみじゃない」評価をする事になるとは・・・

月村先生の作品が大好きで、新刊をいつも心待ちにしています。

今作も勿論予約して購入。

届いてみて、「あら、表紙の感じが今までと違う」と、思ったりしたものの、わくわく読み始めました。
でも、なんだか文章や内容のようなものに何ともいえない違和感?!のようなものを感じつつ読み進めました。
奥付を確認したら、1997年に発表された作品を加筆修正したものだったのですね。
今回出版に際して、…

12

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

合同結婚式の模様をいつか読みたい!

いろいろ思うとこもあり、好き嫌いがはっきり別れる作品だろうな‥と、読み終えた今思います。
元々活字中毒で、BLを知る前からいろいろな著名作家さんの本を読んでいたので私は受け入れられましたが、BLという分野に普通の男女の話が1話分、しかも女性視点で描かれていたのには違和感がありましました。
ですがまあ、受け入れられない方はここ飛ばして本編と描きおろし2作品目だけを読んでも全く差し障りないのでいい…

5

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

懐かしい作品

人に触られることに耐えられない安西(受け)は、会社で営業職になり、ベタベタ触ってくる得意先に日々神経をすり減らしていた。そんなある日、同窓会に参加したことで、接触嫌悪症の元凶になった事件の目撃者・奥村(攻め)と再会してしまう。トラウマを刺激され、逃げ帰った安西だったが、奥村から電話がかかってきて「あのときの画像を持っている、返して欲しかったら俺の店を手伝え」と脅されて…。


名前買い作家の…

4

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

ついていけない

読む人を選ぶと思います。
私は全くダメでした。
BLとしてこれはどうなんでしょう?
本編は悪くないんです。一般的なBLのお話です。
問題は2話目から…いきなりの女目線、自分勝手な悩みにぐだぐだしている卑屈で偏屈な女(攻め受けの同級生)を中心に話が展開するんです。
BL小説の中で、当て馬的な展開とかではない、女性のベッドシーンを読んだのは初めてです。それだけでもうけつけないのに、挙句にはで…

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Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

オーソドックスな美談

松尾マアタさんの表紙イラストに心奪われ、発売を楽しみにしていた本作品。
97年の作品の新装版です。
話自体は、月村さんお得意の男前攻×ネガティブ受という組み合わせで、同級生の再会物でした。

社会人1年目の安西(受け・23歳)は、地元での同窓会で、中学時代の同級生・奥村(攻め)に再会。
奥村は中学時代、セクハラ教師から安西を救ってくれた恩人でした。
営業の仕事に限界を感じていた安西は、…

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Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

何事も目に映った通りのことが本質ではない

表紙がいつもの月村さんでなかったので、もしかして今回は!?エロス?なんて思ってましたが、いつもの月村さんでした(苦笑
本編は受け一人称で、本自体の厚みが薄いのに三本もお話が入っております。
そしてこちら新装版で新作ではないとのこと。
あとがきに20世紀の遺物とあります(苦笑
なんと、’97の新装版なのです。
そうかだから受け一人称なのかと妙に納得です。
でも本来受け一人称って苦手なので…

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