海野幸さんのレビュー一覧

活動写真館で逢いましょう 〜回るフィルムの恋模様〜 小説

海野幸  伊東七つ生 

人間模様と恋愛模様

作家様買い。

母を亡くして気力を失っていた久生。
そんな久生の元に芝原という男が訪ねてきて
久生は芝原にまんまと騙されてしまい、知らないうちに詐欺に加担してしまいます。
そのことを知った久生が、芝原の元から逃げ出すのですが
その際に鷹成に助けてもらって、鷹成が館長を務めている写真館で働くことになりー…。

芝原と久生の件は、芝原が最初に出てきてから出てこなかったので、
あわよく…

4

シャレード文庫25周年記念小冊子 グッズ

らごらごが好きすぎる

シャレード文庫さん25周年記念に出された小冊子。
総勢17名の先生方が、ご自身の作品の後日談等を6Pぐらいずつ書かれているものになります。以下コメント。
3と17が好き!17、神!!!!!!

1.葵居ゆゆ先生 運命のベータはアルファの溺愛に咲く
 アレクシスが明希の羽づくろいをしてあげるお話

2.稲月しん先生 ヤクザから貞操をしつこく狙われています
 柏木の誕生日をヒロが祝おう…

0

今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

ゴールデンレトリバー攻め

とってもよかったです!
ストーリーは他の方が完璧に書いてくださってるのでキャラ萌えの話を…

受け視点で、冒頭は受けは生真面目系なのかな?と思ったのですが、意外とてやんでい!って感じの子でめちゃめちゃ好感が持てました。

リープしてからの受けは攻めからすると結構誰に対してもフレンドリーで(全部攻めのため)、今までは自分だけが知っていた顔もバレてしまって気が気じゃなかったんだなと思うとニヤ…

4

悪い男には裏がある 小説

海野幸  小椋ムク 

不憫な受けが幸せになっていく話

男運の悪すぎる面食いな受けが、新たな恋をして幸せになっていく話
1巻完結だけど展開が早すぎて置いていかれる、ということも無く、攻めもストーリー全体も受けに寄り添ってゆっくり進んで行くので、落ち着いてじっくり読めます。
包容力のある攻めや不憫な受けが幸せになる話が好きな人には合うと思います。
ただ主にふたりがくっついてからのお話なので、付き合う前段階でお互いの好意が深まっていく様子をじっくり読…

2

今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

お互いに遠慮しすぎて別れちゃった二人

とても面白かった。
神様に気に入られるほどに寛大で奉仕的な攻めと、勉強一色な学生生活を送ってきたコミュ障受け。受けは攻めが恋人になってくれたのは優しくて断れなかったからだと思っているし、攻めは受けの勉強を邪魔したくなくて控え目だしですれ違って破局した二人。

受けがタイムリープしたのは攻めに振られた日で、今回はこのまま没交渉になるまいと鬼メール&鬼電でアポを取って食い下がりまくる。攻めの命が…

4

今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

人が良い元恋人×時をかける弁護士

安定の作者買いで、さらに私の好きなタイムリープものです。
攻めは優しいけれど意外とそれ故の問題があり、読んでいくうちに少し薄ら寒く感じました。理由は人が良い性格なのでいいように利用されてるようなのに、本人はそれに関して何も感じていない、とあってそれはある意味怖いことかなって。麻痺しているのか、利用されていることへの悲しみや怒りが抜け落ちたようで、受けがそれに対して言及しても感覚が違うと言って徳を…

1

今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

タイトル通り何があっても死なせるものかという必死さに感動

個人的には好きなタイムリープものです。
死んでしまった元恋人の湯峰(攻め)を救うために人生をもう一度やり直す話でした。
別れて何年も経っているのに元彼を助けようと、どうなるかもわからないのに不思議な男の導きで彼と別れた直後の時間軸に戻っていきます。
なりふりかまわず頑張る貴文(受け)の姿が一途で健気だと思いました。
お人好しでだれにも優しい湯峰が貴文と付き合ううちに気持ちが変化していく様子…

3

「軍人さんと金平糖」コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子「金平糖の行方」 グッズ

砂糖壺の行方

正嗣視点のお話。

清と二人暮らしを初めてから一年以上経った頃のお話。
清が正嗣からもらった金平糖を入れている
小さな砂糖壺があるのですが、
そこにいつも1粒ずつ渡している金平糖を、全て入れておいたらどうなるだろう。
そんな悪戯心から砂糖壺を探すのですが、いつも置いている場所に砂糖壺がなく
清はとっくに金平糖に飽きたのでは…?と急に悩み始める正嗣ですがー…。


とってもきゅん…

0

三百年の恋の果て 小説

海野幸  三池ろむこ 

内容は良い

 挿絵の祥真老けすぎでは? 緋耀は幼すぎる。
 過去の話なのに、祥真は50代、緋耀は16歳くらいにしか見えない。
 どう考えても本編で言ってた「祥真と一緒に見た目も成長してる」っていうのと一致しない。
 話は、人間x人外が好きなら読んで面白いと思う。
 ただメインカプの2人があまりにも展開があっさりで拍子抜けした。
 そんなすぐ許しちゃうの? って言うのもあるけど、殺すために媚び売ってた…

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今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

主人公の成長物語でもある

作家さん買いです。先日、キャラ文庫での前作、リーマン二人~を遅ればせながら読んで感想を書いたところでした。
キャラ文庫での海野先生は、ラブだけに振り切らず、人間の成長を描いている感じ。リーマン二人~ではそれが強すぎて少し評価を下げたんですが、あらすじによると、元カレの死を阻止すべくタイムリープ、そして海野先生は伏線を張るのが上手い、とくりゃあ、面白くない訳がないよねー!と、即買いでした。

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