海野幸さんのレビュー一覧

軍人さんと金平糖 小説

海野幸  八千代ハル 

海野先生の時代もの、良き!!

海野先生の現代物が大好きなもので、時代ものはどうかなぁ?と思っていたのですが、こちらも変わらず最高でした!
たまーに明治大正もの、読みたくなるんですよねぇ。

海野先生の文体が本当に好きで、何はともあれ金平糖を食べたくなりました笑

ストーリーの半分以上、受の清が延々と攻の正嗣との関係について悩んでいます。
本当に自分は愛されているのか、後継問題を解決するために連れてこられただけなので…

3

軍人さんと金平糖 小説

海野幸  八千代ハル 

出会いの会話が可愛い

側から見れば、不安になり信じられなくなる心理は分かるのだけどもっと相手の言葉を聞き信じようとするのは大事だなと思いました。
こうと決めたら相手のケアなく突っ走る正嗣と、うじうじ悩んで相手が心配しないよう無理する清、負のスパイラルが…ジリジリするのは読んでて萌えましたが可哀想です。ネ○○の○を料理に入れられて胃痛は食中毒だったらどうしようかと無駄にヒヤヒヤしました。
清が危機の最中、現実を直視し…

1

一途なファンの恋心 小説

海野幸  カワイチハル 

こんな受け好き

アイドル育成恋愛ゲームにハマる攻め…と、あまり見かけない設定が新鮮なのだけれど、メインとなるのはごく普通のサラリーマン2人の日常なのが良かったです。
ちゃんと現実味があって、もしかしたら居るかもしれないし居ないかもしれないような人たちなんですよね。

受けの颯斗がとっても魅力的なキャラクターなんですよ!
攻めほどではないものの、高身長で容姿端麗。
なんでもそつなくこなし、もちろん仕事も出…

0

逢魔が時の花屋で会いましょう 小説

海野幸  コウキ。 

No Title

前情報無しで読んだら「えっ」ってなりました。えっ、ホラー? 逢魔が時って、そういう……?

タイトルの後半部分が「花屋で会いましょう」で、私はその部分にばかり注目してしまい、「逢魔が時の」の不穏さをスルーしてしまったんですね。よく見れば、表紙の赤いリボンも滴り落ちる血みたいでした。

ホラーBLですが、マジもんのホラーほどは怖くなかったです。一番怖かったのは、冒頭の蘇芳の初登場シーンです。…

0

ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

ただのケモミミものと侮るなかれ

いや、皆様のレビューにある通り、これ、本当に本当に深いし考えさせられるお話…!
紛うことなき神作です。神ボタンがあるなら連打したいぐらい。

面白すぎて貪るように読みましたよ。途中ちょっと泣いたりもしながら…

強がり意地っ張り受けと、それを思う存分甘やかしてくれる頼もしい攻め。もう大好物であります、はい。

オメガバースでリーマンもの、×ケモミミ。
作者様自身もあとがきで語られて…

1

社長、会議に出てください! 小説

海野幸  ミドリノエバ 

お仕事BL要素高め

アプリ開発のベンチャー企業に転職するキッカケから始まるオフィスラブ。年下イケメン社長と歳上オカン部下の、"仕事も恋も大改革しちゃうぞスペシャル"なお話です。

とにかく目立つのが仕事の中身。お仕事BLど真ん中の作品で、仕事に関する描写がすごく細かい。作者さんの取材力すげーです。臨場感に溢れていました。

畑違いの業種から転職してきた重治が、会社の風通しを良くするため奮闘する社内改革的な側面…

8

社長、会議に出てください! 小説

海野幸  ミドリノエバ 

年下社長攻め 仕事する男の魅力が感じられる 

久瀬×重治


恋愛よりもビジネスに焦点を当てている気がする。

重治の経験からくる洞察力、
久瀬の仕事に対する真剣な姿勢とかがリアルで、
仕事する男の魅力が感じられる。


前の会社で社内恋愛のせいで辞めた34歳の重治が、
中途採用された会社が全員20代で、社長は24歳の久瀬。

久瀬がちょっとクールで不機嫌そうで、
社員たちとあまり関わらない、孤独な感じがする。

7

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

設定が面白いで賞

小説の内容が現実になるという”イタコ小説”…?っていう設定のインパクトに惹かれました。イタコって…!?若い世代はこの言葉の意味わかるんかいな?!っていう興味もありましたw

海野先生はいっつも発想が面白いというか、個性的な設定に魅力を感じて、それがめちゃくちゃドはまりするときと、あんまりハマらないときとw、50:50なんですよね。んで、今回は後者でした…

なぜなら…攻め受けの人物像とか魅…

2

逢魔が時の花屋で会いましょう 小説

海野幸  コウキ。 

ホラーBLと言うけれど、本当に怖かったのは、、、

元僧侶のイケメン花屋と幼い頃から異質体質で自分の意見を口にするのが怖いリーマン。

レビューで、寝る前読むと怖いとあったのでビクビクしながら読んでいたら、身構えていたこともあってか、そこまでホラーではありませんでした。

2作収録されているのですが、後半のお話に出てくる攻めの元カレが受けにストーカーして現れるほうが、よほどまりあげはにはホラーだった。
人間ホラー。

それ以外はいつも…

2

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

題材が面白い。

唯一の親友から告白された政治家の息子の受けが、物語が現実となるイタコ小説を書く従姉に、自分とその親友の小説を書くよう頼む冒頭から始まるお話。
イタコ小説=夢小説ということなんだけど、この発想が面白かった。

実際に作中で従姉が書いたイタコ小説も読めて(ただしバームクーヘンエンドだったりするけど!)、なおかつ本来の2人の恋模様も読めて、なんだかお得な気持ちになった。

商業のBL小説でハピ…

3
PAGE TOP