海野幸さんのレビュー一覧

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

今回はハマらなかった

今月発売のディアプラス文庫ですが、偶然にも幼馴染みと小説がテーマの作品が2作発売されてるんです。どちらの作品もそれぞれの作家さまのお話の切り口が違っていてとても面白いと思ったのですが、受けが好きになれないという点では共通してました。そして、雑誌掲載作を書き下ろしが補完してて、やっと萌評価にしてます。

海野幸先生の作品は神や萌2評価が多かったのですが、今回はあまり萌えどころがなくて萌評価にしま…

5

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

少数派かもしれません

あらすじ他、事前情報無しで読みました。小説仕立てのラブレターってどういうこと?なんて思いながら読み進めると…なるほどそう来たか〜!となりました。
このお話を思いつく海野先生の発想力がすごい。本当に沢山のお話を書かれている作家さんだと思うのですが、毎度被りがないバリエーションの豊富さに驚かされます。
以下、ちょっと少数派になりそうなレビューかもしれません。

幼馴染2人のうちのどちらか片方が…

4

『小説仕立てのラブレター』ご購入特典書き下ろしペーパー「結婚式の帰り道」 グッズ

続編の後のお話です

本品は『小説仕立てのラブレター』の
フェア店特典ペーパーです。

本編後、東吾が友人の結婚式に出席するお話です。

今日東吾は
大学時代の友人のナイトウェイティングに出席し
終わったらまっすぐ帰宅するつもりでしたが
気が付くと光彦のマンションに足を向けていました。

事前連絡なしの訪問にも光彦は嫌な顔一つせず
改まったスーツ姿が珍しいと
機嫌よく笑って招き入れてくれましたが…

1

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

未来が見えたらどうしますか?

今回は板金工場勤めと大手商社勤務の会社員のお話です。

受視点で攻様が大好きな友人から唯一の最愛になる本編と
攻視点で恋人になった2人の後日談を収録。

政治家一家の次男に生れた受様は
不自由なくは育つものの、両親の関心は常に兄のみで
顧みられずに育った上に

父の影響で多数派こそ正義とばかりに
多数派から零れ落ちないよう周りを気にしすぎる
性格となります。

大手商社入…

5

ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

心臓が鷲掴まれまくる1冊です

オメガには元々動物の耳が生えて生まれてくるという特殊設定ありのオメガバで、一般的なオメガバ要素は控えめな作品でした。

不憫受けからの溺愛エンドが大好物なのですが、不憫受けには外的要因によるかわいそうな受けと自己否定的で自分で追い込んでかわいそうになる受けの2パターンあると思ってるのですが、今作は圧倒的後者!!

むしろ周りからはかなり評価されてるし、攻めとは仲良くもしているのに、耳を切除…

2

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

イタコ

先生買い。面白かったです!ただ攻め受けにめっちゃ入れ込んだってところは無かったので萌にしました。海野先生の既刊お好きな方には、安心してオススメします!雑誌掲載分150頁ほど+その続き100頁ほど+あとがき。

政治家の家の次男に生まれた光彦。幼い頃から成績優秀、品行方正であるべしと育てられてきたからか、唯一の親友である藤吾と呑むときも、セミオーダーのスーツを着て焼き鳥屋の暖簾をくぐるという堅物…

3

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

恋を知らない男の奮闘記

これはまた面白い切り口のお話ですね!
ファンタジーじゃないのにファンタジー感。
小説が繋ぐストーリーに、ドキドキの気持ちでいっぱいになりました。


幼馴染みからのカミングアウトと告白から始まる物語。これまでの親友関係に変化が生まれていくのですが、この話が面白いのは小説というアイテムの存在にあります。
幼馴染みで親友の藤吾に告白された光彦が頼ったのは従姉妹で小説家の柚希でした。この柚希…

10

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

夢小説の力が恋心を自覚させる

藤吾×光彦


久しぶりに海野幸先生の作品を読んだ。
やっぱり心理描写が上手で、攻めまで心の奥深さを堪能できた。

イタコ小説(夢小説)という発想が、
ちょっとファンタジー要素がある感じで、

幼馴染で親友の藤吾からの意外な告白される光彦が、
振っても2人の関係が変化はなく、絆と安定感に胸が温かくなる。
従姉のイタコ小説(夢小説)が絡んで、
光彦の恋心がだんだん自覚されてい…

7

ビューティー&ゴースト 小説

海野幸  いさか十五郎 

主人公の性格にやや難アリ

ホラー要素はありません。
あらすじにもある通り、嫌がる後輩に無理矢理怖い話を聞かせる主人公。
人を怖がらせてトレス発散するわりとヤバい人です。
公園で子ども相手に怪談を聞かせるあたりヘタしたら通報されそう(笑)

後輩の嫌がり方がガチすぎる。というか冒頭で恐怖のあまり気絶します。
そんな相手に無理矢理怖い話をするなんて最低では……と、出オチで主人公にドン引きしながら読みました。
が、…

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逢魔が時の花屋で会いましょう 小説

海野幸  コウキ。 

コワイヨー

先生買い。雑誌で読んでいたのに、もう一回読んで、ぐいぐい引き込まれるんで、面白いんだと思いますが、特に後半コワイ。読み返すのは躊躇われるレベルで、恋話をぶっ飛ばしてしまったので萌にしました。雑誌掲載の本編150Pほど+書き下ろしの本編続き140Pほど+あとがき。カーテンの隙間が怖い人は要注意です。

朝夕に鐘をつく寺がある町に住む光春。少し前に体調を崩した時に助けてくれた花屋のイケメンが忘れら…

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