山中ヒコさんのレビュー一覧

500年の営み コミック

山中ヒコ 

こんな素晴らしい作品は他にありません。

もう何十回も読みました。そしてその倍泣きました。
初めはただ主人公が可哀想で仕方なくそれと同時にアンドロイドの少し寂しそうな表情にやるせなさを感じました。
しかし後半からただただ切なく胸が締め付けられて自然と涙が流れてました。
この作品は読めば読むほど感情が作品に入り込みより理解が深まると思います。
特にボーナストラックの【250年の営み】がグッときました。
ここまで泣ける作品に私はまだ…

10

500年の営み コミック

山中ヒコ 

何気なく読むもんじゃなかった

不慮の事故でなくなってしまった恋人の後を追って飛び降り自殺をした受けが目を覚ますと250年後で、傍らには亡くなった恋人と瓜二つのアンドロイドが・・・って冒頭から始まります。

とても文学的な考えさせられる内容でした。
綺麗で情緒的で、ほんのり寂しいような、ほのぼのするような・・・形容しがたいですが、美しいお話だな~と思いました。

何の前知識もなく読んでしまったので、エンタメ性の軽い内容…

3

王子と小鳥 コミック

山中ヒコ 

余韻 はんぱねー

おかしいなあ、今日は笑い転げる作品を読む予定だったのに。
本棚整理中に出てきた山中先生の「500年の営み」
夢中になって再読、たりねーと思って、ひっぱりだした当作を再読。
どっちの作品も落涙もの。
どうしようもなく記憶に残る一冊には間違いないので神。

アラブにハマっていた時に、当作に到達。
もちろん、王道アラブしか知らなかったので、最初はびっくり。

万人受けする絵ではないだろ…

9

ギブズ コミック

山中ヒコ 

攻めは何がしたかったのか。。

王子と小鳥が良かったので別の作品も読んでみたくて購入。
表紙だけだと攻め受けどっちか分かりませんでしたが、冒頭からいきなり気になる展開!!
攻めの見せる静かで粘着な執着にキュンキュンしていましたが、読み進めるうちにまさかまさかの大ドンデン返し。
一筋縄でいかないとは思ってましたが、思ってもみない展開でした。
いくら裏切上等の世界でもそれはやり過ぎだろー!と愕然としてしまいました。
攻めは…

0

王子と小鳥 コミック

山中ヒコ 

孤独な2人が惹かれ合うファンタジー作

いわゆるアラブ物、奴隷物とは一味違って、優しい雰囲気の漂う独特の世界観でした。
色々突っ込みどころを挙げたらキリがないと思いますが、私は好きです。
まずなんといっても攻めの第二王子がカッコ良すぎる!!
受けを傷つけたくないといういじらしさ、包容力がはんぱない!
お祖父ちゃんのことを恋人と間違ってヤキモチ妬いてるところもとても可愛かったです。
兄に従うことが絶対の世界で、これまでもずっと諦…

1

王子と小鳥 コミック

山中ヒコ 

(・ω・)?

そもそも中山ヒコさんの作品に強烈な萌えを求めちゃいませんが、この作品はそれにしても上滑り感が強すぎました。濃厚なラブとエロスあってこそのアラブものでしょう!と主張するほどアラブもの推しでもないけどさぁ…。途中、どこかでごっそりページを読み飛ばしたかと思うほど、ハーリドがスズキに愛を告白する展開が急に出てきて、素で (・ω・)? こんな顔になりました。

…それにしても、こういうふんわりしたお話…

0

500年の営み コミック

山中ヒコ 

何度も読みたくなる!

レビューを読んで、読みたいなぁとは思ってたんですが中々コミックスが見つからず先にドラマCDを購入しました。その後 無事コミックスもゲット。
CDで結末は知ってましたが、やはりコミックスを読んで泣きました。寅とヒカルの直接的な絡みは本当にごく最小なんですがとにかく色々ぶわーと考えられる話でした。むしろもうblの域を超えてるんじゃないかと思うほど!
すごく悲惨な話なわけではないですが、有頂天に明る…

6

初恋の70%は、 コミック

山中ヒコ 

みずみずしさを、隠さない。

王道の学生BLでした。
ただ、王道といっても矛盾点なくすんなり「かわいいなぁ」と
思えるBLは久しぶりでした。

表題作の「初恋の70%は、」は
主人公の春日部くんがだんだんと杉山くんに恋していく、という内容なのですが、誰もが感じたことのある恋の芽生えをよく表現しているなと思いました。
いつでも頑張る人はきらきらしているし、男だから好きになったわけではないんだなぁ…。しみじみ。
男な…

1

500年の営み コミック

山中ヒコ 

色んな気持ちになれる作品(ネタバレ)

主人公の山田寅雄(受け)はニュースで自分の恋人が亡くなってしまったとこを知って、飛び降り自殺をしてしまうんですが、起きたらそこは250年後の世界で自分は生きていたのです。
彼の隣にはアンドロイドヒカルBがいて、事情を聞くとなんと親が自分を冷凍保存をしたのでした。しかもそのヒカルBは彼の亡くなった恋人に似せて作られたアンドロイドでした。
しかしヒカルBは似せて作られたのにあまり恋人に似ていないん…

6

涙三滴、薔薇の花びら コミック

山中ヒコ 

何度でも心震える。

『王子と小鳥』後日譚。

本編の最後のその後、涙を堪えて日々を過ごすスズキのもとに
彼を逃したことで自ら受けた謹慎が解けたハーリドが訪れる。
その再会までの経過を、侍従のハッサンの目を通して描いた一冊。

コミックより大判の薄い一冊。
心に思いを秘めながら、日々公務をこなし続けるハーリド。
その彼の堪え忍び続けた成長を見守り仕えてきたハッサン。
貧しさと寂しさに歯を食いしばって過…

9
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