total review:280907today:34
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5/164(合計:1631件)
海野幸 小椋ムク
そのた
ネタバレ
ケモ耳設定が私には違和感しかなくてこの評価になりました。 ただ、BLやオメガバースという以上に、自己決定権とかアイデンティティとか、盛り込まれたテーマが深いなと思いました。 ありのままの自分があたかも劣った存在であるように思わされてしまう周囲の目(両親を含めて)。 自分の体のことを自分で決められなかった悔しさ。 劣等感。 先天的な障害を持つ人や、後天的に体の一部を失った人の心情に…
栗城偲 小椋ムク
umeair
のっぺらぼうが主人公だった「てのなるほうへ」のスピンオフです。 「てのなる〜」で、個人的にすごくすごく気になる存在だった、ろくろ首の春宵。 スピン元の方で「人間と恋仲である」ことに言及していたので、これはもしやスピンオフあるのか…と思い探してみたらこちらの作品を発見することができ、やった!と即買いでした。 スピンオフ作品ではありますが、スピン元を読んでいなくても問題なく作品の世界観に…
やー…! 恐竜とか虫とか吸血鬼とか、いろんな種類の攻め様の小説を読んできたつもりだったんですが、のっぺらぼう、という設定は初めて。 BLの可能性は無限大だなあ、としみじみ。 とても面白く、ジーンと胸に沁みるお話でした◎ のっぺらぼう × 中途失明者の青年。 のっぺらぼうといっても、唇は自由に出したり消したりできるという設定。 その唇でキスしたり吐息を吹きかけたり… な、な…
久我有加 小椋ムク
はあ〜〜…久我先生の落語シリーズ、本当に本当に最高です・:*+. 溺愛攻め × 一途健気受けの良さがこれでもか!!!と詰め込まれた、極上の作品でした… 落語については全くのど素人だったのですが、先生の作品に感激し、ついに今週寄席落語デビューを果たしてしまいました。 落語、めちゃくちゃ面白い!(一番笑ったのは、実は合間の漫才だったりするのですが…へへ) 若い人もちらほらいて、どんな年…
こひしゅが
攻めから告白された受けが「友達からなら」と言ったせいで、攻めが一切そういう雰囲気を出してこなくて焦れる。 デート先も動物園だったり映画館だったり、そして夜になる前に解散。夕飯に誘って酒を一緒に飲んでも、ホテルに連れられることはない。受けが遠回しに「攻めの家に行きたい」と言っても「散らかってるから無理」と断られて撃沈。 告白してきたのは攻めなのに、受けの方が追いかけてる。なんなら受けが距離…
”オカン系世話焼き溺愛攻め”の爆誕に萌えが広がりすぎて、読後の興奮冷めやらない頭でレビューを書いています。 『ウサ耳オメガは素直になれない』から海野先生の作品にハマり、他作品を読み漁っているところなのですが… もう、これ今まで読んだ先生の作品、というか読んできたBL小説全般の中でもダントツ好きかもしれない…!!! 読みながらときめきすぎて胸の高鳴りに苦しくなるほどでした。 海野…
いや、皆様のレビューにある通り、これ、本当に本当に深いし考えさせられるお話…! 紛うことなき神作です。神ボタンがあるなら連打したいぐらい。 面白すぎて貪るように読みましたよ。途中ちょっと泣いたりもしながら… 強がり意地っ張り受けと、それを思う存分甘やかしてくれる頼もしい攻め。もう大好物であります、はい。 オメガバースでリーマンもの、×ケモミミ。 作者様自身もあとがきで語られて…
宗川倫子 小椋ムク
まりあげは
親友の年下同僚で、遠慮ないもの言いをする第一印象サイアクなリーマン×後天的に視力を失い全盲となったせいで、恋にトラウマのある鍼灸師のお話。 途中までは、攻めは好きになると、その相手にめちゃ甘で尽くすタイプで溺愛スキーとしては最高じゃん(サムズアップ)と思っていた。 途中までは、ね(ゲンドウポーズ) だけど途中から、これは…ちょっと賛否両論あるシーンでもあるのかなと…
もちベーグル
オメガには元々動物の耳が生えて生まれてくるという特殊設定ありのオメガバで、一般的なオメガバ要素は控えめな作品でした。 不憫受けからの溺愛エンドが大好物なのですが、不憫受けには外的要因によるかわいそうな受けと自己否定的で自分で追い込んでかわいそうになる受けの2パターンあると思ってるのですが、今作は圧倒的後者!! むしろ周りからはかなり評価されてるし、攻めとは仲良くもしているのに、耳を切除…
淡路水 小椋ムク
みざき
周囲が暗闇で包まれる真夜中ちょうどにひっそりと開店し、あたたかいあかりが灯る洋菓子店があるという。 果実がぎゅっと濃縮された、宝石のような色とりどりのパート・ド・フリュイ。ふわりと甘い香りが広がる焼き菓子たち。 作中に登場する洋菓子たちが本当に美味しそうで、まだ出会ったことがない名前を見つけては、いったいどんな味なのだろうと想像したくなります。 深央が奏吾が作る洋菓子にときめいて以来…