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夕映月子 小椋ムク
ふばば
ネタバレ
短編をサクッと読みたいな、と思い、電子小説にトライ。 でも思ったより短編小説ってないんだなぁ… 本作は夕映月子先生の幼馴染もの。 本当に小さな幼児の頃からの幼馴染が、高校生になって恋人に…という堂々王道スタイルです。 主人公は、藤崎奏(かなで)。 華奢で可愛らしいタイプで、中学時代はいじめられていた。 そこをいつもいつも助けて守ってくれていたのが、幼馴染の橋口広務(ひろむ)。 奏…
izumix
ヒートになっても汐見を呼ばない理人のお話。 ヒート中はそばに居たいから事前に教えて欲しいと頼んだこともあるけど 理人は「不要だ」と言って教えてくれない。 いざヒートになると理人が人恋しくて泣いているのを知っているからほおっておけない汐見は 定時を迎えるやいなや会社を出て理人の家を目指します。 案の定理人は泣いており 「…いつか、お前なしでヒートを終えられなくなりそうで、怖い…」…
海野幸 小椋ムク
初めての作家様でしたがお話に一気に引き込まれて 最後までノンストップで読むことが出来ました。 強気Ωの理人と汐見の職場恋愛のお話なのですが 途中気持ちのすれ違いもありふぐぐぐ…となりました。 アルファの汐見が理人のフェロモンに動じないところも なんでなんだろう…と思っていたのですが 最後まで読むとなるほど!となりました。 理人の普段の強気な時とヒートが来た時のぐすぐす泣い…
凪良ゆう 小椋ムク
げんこつまん
凪良ゆうさん、一般小説でも有名になっている方なので、文章はまとまっていて読みやすいのですが、話自体まとまりすぎていて起伏がない…伏線もない…ドキドキするシーンがない…という印象です。 話のテーマが誘拐だったのか?愛する人の死を乗り越えることなのか?振り切れてないような中途半端さを感じます。 設定や人物を散りばめるのみで、受けや攻めの心理描写、彼らを見守る人たちの心理描写が足りていないために…
葵居ゆゆ 小椋ムク
やなぎ07173
蒼星(攻めさん)が亜耶(受けさん)のことを大切にするあまり手放してしまう。 でもそれは亜耶にとってはとても不本意なものでした。 大事だから、手放す。 大切だから、自分の勝手な感情でここに縛り付けてはいけない。 そう思う蒼星の気持ちとは裏腹に亜耶は蒼星のもとにいたいと思っている。 そのすれ違いを解決したのが紅峰さんという神様でした。 最初は味方なんだかなんなんだか分からないの…
かわい有美子 小椋ムク
ate
「空色スピカ」で確固たる絆を感じた食わせ物感ぷんぷんの峰のお話。 爽やか腹黒王子様!な峰がこんなに乙女だったなんて! ちょっとギャップに驚きました。 普段は波風立てぬよう神経張りつめ、外面はニコニコ飄々としているのに 衛守にだけ、甘え倒し、殺し文句をストレートにぶつけるのダメでしょう!! そばにいるだけいいからって!! ひた向きな姿に、はぁわわ!!って、撃ち抜かれまくりでした。 受け…
学園もの!寮制!生徒会! もうこれだけでキュン!! なとこに、周辺女子を集客するために副会長×会長でBL風味を醸し出そうって!? このノリが楽しい!!! 高科のちょいS王子様っぷりがすごく様になってて 演技じゃないとこも、特別感さらっと出してくるからクラっとくる。 雰囲気作りとしても「アキ」って名前呼びずるぬないですか?特別感すごい。 だんだんと距離が近くなり、気持ちがグ…
ちゅんちゅん
森に縛られる孤独な森の主と森の主の花嫁の印をつけられた少年の誤解が解けるまで。 父親と禁断の森に入り、1年ののち森の主の花嫁の印をつけて帰ってきた亜耶(受け)。 何故かその間の記憶をなくした亜耶は森の主の花嫁なため村人に保護(軟禁)され、成人を迎えるとすぐ森の主・蒼星(攻め)のもとへ行かされます。 花嫁の印を持っていたため、森の主が恐れる村人たちから飢えさせず傷つけず成人を迎えさ…
伊勢原ささら 小椋ムク
ひみた
幼少期のトラウマのせいで声を出せない健気不憫受け、出会って早々に溺愛スパダリ攻めが甘々に包み込むのかと思いきや、なんと一冊の半分まできてようやく「ぼくの声嫌いじゃないの」「嫌いなわけないだろう」という会話に行き着くのです。心を許した人に対しても、幼少期の傷はそんな簡単に癒されるものではないのだし、それを焦れず読んでいられるのは丁寧なお話作りをされているからなのだと思います。 蒼司だけがメイと…
月村奎 小椋ムク
元カレにトラウマを植え付けられリアルの恋人を諦めていた出版社営業の受けが代打で行ったサイン会で憧れのタレントに気に入られる話。 雑誌掲載の表題作と書き下ろしの中編の2編 表題作は二人が身も心も一つになるまで。 書き下ろしはそれぞれに誤解を招く事件が発生、それを乗り越える話。 出版社営業の五十嵐玲(受け)は先輩の代打で俳優兼タレントの椎名貴博(攻め)のエッセイ出版記念サイン会…