小椋ムクさんのレビュー一覧

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

読後萌える、というより哀しくなってる

これだけレビューあるなかで細かい表現についてはいろいろあるとして。

はたして十亀はあまりにも打算的、かつ自捨的に万が自分に近づいてる事に気づけているんだろうか、と。
でも三十路のゲイで、そもそも出会いからして最悪なノンケの高校生がうまいこと横で抱かれてるなんてファンタジー、普通信じないだろうけど。

そうなると自分を断って女の子と話してる万を見るのは諦め含む覚めた哀しみになる。
もし…

8

職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

一生ついていきます!王子!(;w;)

一気に読めるくらいぐいぐい引き込まれるお話でした。
アヤがリインにひかれるにつれて自分も王子が大好きになって行く感じでした。

リインのお父様との関係とか他のキャラクターとの関係性とか、抱いてる思いとかもひしひし伝わってきて最後の方とか涙が…

終盤にあったリインの演説とかもう、一国を背負う王としての風格に感動したというか、
あの演説で自分もう一生貴方様に付いていきますですってなりまし…

1

ぼうや、もっと鏡みて 小説

樋口美沙緒  小椋ムク 

俊一視点か…と。

「愛はね、」から丁度半年経って発売された今作品。
望視点かと思っていたら、俊一視点でした。

読んで最初の感想は…俊一、イライラする。
何あの自己中はぁああああ!! 前作は好きだったけど、今作はもう更に望が可哀相でした!!
嫉妬はするくせに受け入れはしない。望が自分から連絡しないからってイラついて、望の行動に口を出して…!!
もう本当に今回も望の健気さが浮き出ていました!
望の人の良…

1

ぼうや、もっと鏡みて 小説

樋口美沙緒  小椋ムク 

愚かで愛おしい。

BLの様式美から脱線気味の話であるので好き嫌いはあると思うのですが、あとがきで著者の樋口美沙緒さんも書いてますが良い人でも悪い人でもないそういう普通の人の話でしたというのがストンと胸に落ちしっくりきました。人間関係なんて濃くなれば傷付け合うことは生きていれば往々にしてあり、理解を深めたいと思う気持ちからや、又は感情の行きようの無いところで理性を失い人は傷つける事もあります。傷付け合わずにはいられな…

7

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

愛を育む場

エロ映画をつくってる貧乏監督×実家がラブホテルを営むの超天才の高校生。
監督の十亀さんはゲイで、過去に家出とかなにか複雑な経験を抱えていらっしゃるようす。
過去に何があったのか気になりますね。これからちょっとずつでてくるのでしょうか。
そして高校生の万は、しっかりもののお兄ちゃん。弟をゲイの監督から守るために監督と付き合うことにしたんだけど、だんだん監督に惹かれていく・・・・・・・みたいな。…

2

ぼうや、もっと鏡みて 小説

樋口美沙緒  小椋ムク 

俊一は一番酷い奴だと思う

『愛はね、』から半年で続きが出ました!
前作は、幼なじみの俊一にむくわれない想いを抱いたまま次々と男に利用され暴力をふるわれ、裏切られても相手を許してしまう、そんな切ない望が主人公でした。
怪我で入院し、理解されていないと思った家族と和解したことで、俊一とも恋人ではないにしろ、これから、というやり直しのスタートラインに立った時の一年後から始まります。
やはり、今作は俊一が一体どう出るのか?

4

リバーズエンド(Cab創刊号付録) グッズ

泣けます。

十亀の過去話。学生時代のお話です。家族構成とか友人関係とかキャッスルマンゴーで気になっていたところが、これ読むと、「あー!そうだったんか・・・!!」とコミックスを必ず読み返したくなります。
十亀と高校時代の仲良かった友人との話が中心。
このページ数、しかも2段組みなので、本当に読みごたえがあります。どうして小冊子・・・?!という位に。

コミックスと小冊子比較すると、コミックスではムクさん…

1

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

今までで一番最高

ドラマCDを聞き、即小説を買いました。
CD以上の甘々ぶりで、とても満足^^
続編の2冊のレビューを見る限り、
とても満足されてる方が多いので、続編2冊注文しました。

颯生さんの仕事では偉そう、
謙ちゃんの前では甘えん坊とゆう所は、かなりツボでした!

甘々シーンもあるのですが、途中は仕事関係の話が多め。

それでも、私は満足でしたけどね^^;

2

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

おもしろすぎる!

ムクさん挿絵に惹かれ購入~小林典雅さん初読みでした。

とりあえず、めちゃめちゃ面白い!!アンケートで笑わされ、
騎一の発言で笑わされ、結哉と和久井の心の声で噴出し!
こんなに小説で突っ込みながら笑ったのは初めてかもしれないww

主人公達の心の声がムッツリで変態でアホで超面白かった!
(特にキャンプ編)
どっちもどっちだよーこの天然バカップルww
和久井が結哉の生足を撮影しよう…

12

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

冷たさと温かさ。

また新しい世界観の木原作品ですね。ラブホを舞台にした作品なんて私にとって初めてですよ。タッグを組むのは小椋ムクさんということでどちらも大好きな作家さんなのでこのコラボは神コラボだと思いました!

最初はまったくちがう温度や雰囲気で描かれるお2人なので「どんな風になるんだろう」とドキドキしてました。木原さんの温度感と小椋さんの温度感が中和してる感じで冷たさの中に暖かさがある感じを受けました。

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