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すとう茉莉沙 小椋ムク
こひしゅが
あらすじに惹かれて購入。 受けが善人すぎて生理的に無理だった。その上受け視点だから、イライラが半端なく溜まる。無償で人助けがしたい! とかボランティア好き! みたいなタイプだから理解ができないし感情移入もできない。 攻めの母親が父親からのDVで逃げて、次は攻めが暴力の標的になった話をした時の受けの反応も好かない。攻めとの恋愛面で泣くのはいいけど、攻め家族の過去の話で泣いたのは嫌悪感抱いた…
海野幸 小椋ムク
H3PO4
ネタバレ
ギャップ萌。まさにその言葉がふさわしい! 受けの悠真が峰山に対してギャップ萌してしまい、好きになっちゃうとこは王道なんですが、このお話は逆もそうなんですよね〜。 峰山の方も最初は明かされませんが、天使のような接客でプロを感じたり、見た目の可愛さではないところに一目惚れしちゃう。 読んでる方は、じれったい二人なんですが、悠真の「こんな自分を知ったら幻滅されそう」という思いから、なかなか…
遠野春日 小椋ムク
窓月
高校生の先輩後輩。受けが先輩です。 イラスト買いしたと思う…。電子版の最後に小椋さんのショート漫画が掲載されていて、めちゃくちゃ可愛いです。 初出年からして時代性の典型とはいえ、性指向について真面目に突っ込んだお話だと思います。文章が硬質で、今のライトな風潮に比べると律儀すぎる文の詰め方がすごい。読み返しなので、細かすぎて時々流したところもあるけども笑 受けに対して酷い仕打ちをす…
樋口美沙緒 小椋ムク
はねっかえりのりーさん
続編は読まない方が良かった、という方もいらっしゃるようなのですが、私的にはこの作品を読んでこそ、きっちり完結したなぁという印象でした。 しかしながら、全編を通して、涙、涙、涙。 自分でもなにがこんなに突き刺さってくるのかわかりませんでしたが(不思議なことに本当にわからなかったんです)でも、言葉にできない痛みがずっと胸の内に渦巻いていて、読むのが辛いのに止められず、愛はね、同様一気読みしてし…
樋口先生に愛の話を書かせたら、右に出る作家さんはいないんじゃないでしょうか。 お恥ずかしながら、子供を育てながら私自身が愛ってなんだろう、なんて悩むことがありまして。 無償の愛とは? 愛しているなら何でも許してあげるべきなのか? いつだって全力で存在を認めてあげるべきなのか? そんなふうに出来ないなりに、そんなことを悩んで、けれど、ちゃんと受け取れなかった愛情が後々にまで自分…
八条ことこ 小椋ムク
ロボ耳太郎くんオススメ作品。ロボ耳太郎くんとは、2018年に誕生したちるちるAIソムリエの初号機名です。 オススメ条件に「攻め視点」を挙げたんだけれど、あくまで本編であって、SS後日談じゃないのよね…。ちゃんと条件は満たしてくれてはいるけども、、(現在のAIソムリエはかなり精度が高くなっていますので笑) ストーリーはタイトルどおり。受けの一人称に少し違和感がありました。キャラ的にツンデ…
月村奎 小椋ムク
ゆのまゆ
月村作品にハマり中で今3作目を読んでます。 「ボナペティ」「ロマンス不全〜」そしてこの作品です。 この3作品を読んで受けくんは家族が居ないという共通点がありますね。月村作品は天涯孤独な受けくんが多いのかな? 今回の受けくんは天涯孤独だけど、毎日ハッピーに暮らしてる。とにかく仕事が好きっていうのは最高に幸せですよね。料理も裁縫も好きって羨ましすぎるよ。どれも私は苦手です。 「ロマンス不全〜」…
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晃視点です。 二人で香港のお屋敷に越してきた後のお話のようですね。 晃の父を慕う想い。やっと二人の会社を取り戻せたのにもう彼はいない現実。香港の夜景を見ながら父を思い出す晃。 でも今は清吾がいる。 清吾を騙しながらも父との会社のために自分の恋心を抑え込んで、でも溢れて抱いてしまったこと。 清吾が自分を甘やかし心配してくれて、清吾がいれば父の言葉を叶えられる。幸せを噛みしめる晃…
手嶋サカリ 小椋ムク
とてもハラハラしました。なかなか最初は読み進まなかったけど、すぐに一気読みでした。 金持ちコンプレックスというか、貧乏から抜け出し東京で勝ってやる!という執念がハラハラしつつも、清吾がギリギリで生きてる感じで痛ましくて。 お話はとても凝っていて、晃の目的や清吾が心酔してる内川やお仕事描写や興味深かったです。 いつの間にか愛してしまった。裏切られても捨てられても忘れられない。清吾〜…
成瀬かの 小椋ムク
この作品はネタバレしないで読んだほうが絶対にいいと思うので、上記と下記に分けて感想書こうと思います。 全体的な雰囲気について 成瀬先生の作品は、悪魔の〜のリクにしても、獣人アルファの〜のシシィにしても何かしらの痛みを抱えている受けが印象的な作品が多いです。 BL小説あるあるで、不憫、不幸受けが幸せになる話って沢山あると思うんですが、登場人物の心情が成瀬先生の文章にかかると本当にリアルに伝…