加東セツコさんのレビュー一覧

よろこびは膝の上 コミック

加東セツコ 

あらら…

加東セツコさんの絵柄って大好きなんです。綺麗だし、丁寧に描いてらっしゃるし。

ただね、いつも思うんですけど、突っ込みどころが多いんだよなぁ…。展開が早すぎるというか、もう少し心理的な部分を書き込んでくれるといいのに。絵柄もきれいだし、設定もすごく好みなのにもったいない!っていつも思ってるんですけれど。

攻めである織戸くんの母親が経営しているクラブに、友達のお兄さんである充さんがお客さん…

3

よろこびは膝の上 コミック

加東セツコ 

攻め兄のインパクトが凄まじい

んーと…黒髪キャラの見分けがつきづらかったです(´Д`)

口止め料って充さん…相手がノンケだと同性からのキスは罰ゲームにしかならんのじゃないのー?

康毅は兄と不仲で、充と譲(友人)の兄弟仲を羨む気持ちがあったり?するっぽいけど…それぞれの兄弟描写中途半端に感じてしまいました。
もうちょっと書いてほしかったーでも兄弟描写多すぎると恋愛描写が減るのか?
むぅー…。

…って康毅兄…

2

灯を落としたあとで コミック

加東セツコ 

まるで初めての恋のような

表題作のシリーズを最初に読んだのは雑誌の方だったのですが、第1話しか読めなかったので、単行本になったら読みたいなと思っていた作品です。
実はこのテイラーというのが結構私の好きな職業なので、この設定だけでも興味を惹かれます。
テイラーに限らず「職人」という職業にかなり惹かれるのですが、表題作の他にももう1作品、職人さんが登場するお話が同時収録されています。

全部で4組のカプのお話が収録され…

1

お届けします コミック

加東セツコ 

出逢いから告白までの短編集

糖分控えめ度★5 ハッピーエン度★10
葛藤:不安:期待=1:2:3

お互いの想いを伝えるまでの短編7編。なんの迷いもなくサクサク進んでハッピーエンドな話は好みではないのですが、ある程度お互いを意識している二人がためらいがちに気持ちを伝えていく様子が丁寧に描かれていて、ドキドキしながら読めました。短期ハッピーエンド到着型ですが馬鹿みたいに甘々ではなく、今後を予感させる雰囲気が良かったです。…

6

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

加東作品は男同士がデフォルトだと思って読むべし!

相変わらず美しい表紙と口絵ですが、瞳にハイライトを意識して描き込んでいるのが悪目立ちして気になります。
せっかくのなまめかしい表情がもったいない。

加東さんの作品には浮き世離れというか世間ズレした人がよく登場します。
今作はレストランが舞台で『世間知らず』な御曹司×貧乏同級生、店長×御曹司の執事のふたつの話+幼なじみ再会話です。

【恋のはじめ・つづき】
表題作と続編。
大学でも金持ちと評判の筒…

7

蔓草の庭 コミック

加東セツコ 

木々が重い。

とっても艶っぽい表紙にひかれて購入しました。

和服ってなぜそそられるのかな。
洋服ってやはり西洋人の服なのだろうか。日本人は和服が一番似合うのかもなと
つくづく思ったりします。

お兄さんの会社の部活である来島さんは仕事中に怪我をしてしまう。

生活に不自由があるからと
会社の上司の自宅にお世話になる。

時期は夏休み。来島は家庭教師をしてくれる。
これは兄の提案。

0

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

生活格差です

お金持ちのお坊ちゃまと貧乏な勤労学生とのすれ違いラブ。
凄く育ちが良くて嫌味な所が無いお金持ちのお坊ちゃまが自社の系列会社で
親に言われて社会勉強の一環でバイトをし始め、そこに先輩として先に勤務していた
同じ大学の貧乏勤労学生の内藤と出会い、交流していくのですが、
読みはじめに感じるには生活水準の格差で、悪気のない相手からの申し出に
戸惑う内藤の微妙なジレンマが伝わります。

施しで…

4

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

坊ちゃんの自立

真面目で誠実さのあるお話が思わずキュンを呼んだ作品。
相手が、金持ちの坊ちゃんで社会に出た事がなく、色々と知らない事が沢山あったり価値観が一般庶民と違ったりする設定なのですが、これを愉快にデフォルメすればコメディに転ぶであろうものを、真摯に向き合わせて主人公達の歩み寄りと成長を、そしてほだされ愛になっていく、その姿にとても味を感じたのでした。

両親を亡くし貧乏学生をしている大学生の内藤がバ…

5

オーバーテイク コミック

加東セツコ 

同級生だけが幼馴染じゃない。

年の差9つの幼馴染。
母親から受験を控えているが成績が上がらないため、勉強をみてあげたらどうか言われる。

母親同士で話していたようで
当たり前のように話はすんなり進むが、当の本人はあまり気のりしていない様子。

気が進まなかった理由は、誰にも頼らず自分で頑張り大好きな9つ上の幼馴染に胸を貼りたかったから・・・

とくに目立ったストーリーではないのですが、決して明るいとは思えない瞳…

4

ランチはふたりで コミック

加東セツコ 

文句を言いつつ、作家買い(笑)

表題作とその描き下ろし他、四つの短編からなる一冊。
それぞれがアンソロに収録されていた作品とあって内容&シチュはバラけています。
帯には『素直になれない男たち』とありましたが『無神経な男たち』が健気風味な相手にうまくオブラートに包んでもらってるな、という印象。
短編でサラッと読めるはずなのに、もったり残るのはエロが濃いめだからでしょうか(笑)
話はともかくエチ場面を楽しもう、的に読みました。

【…

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