加東セツコさんのレビュー一覧

蔓草の庭 コミック

加東セツコ 

木々が重い。

とっても艶っぽい表紙にひかれて購入しました。

和服ってなぜそそられるのかな。
洋服ってやはり西洋人の服なのだろうか。日本人は和服が一番似合うのかもなと
つくづく思ったりします。

お兄さんの会社の部活である来島さんは仕事中に怪我をしてしまう。

生活に不自由があるからと
会社の上司の自宅にお世話になる。

時期は夏休み。来島は家庭教師をしてくれる。
これは兄の提案。

0

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

生活格差です

お金持ちのお坊ちゃまと貧乏な勤労学生とのすれ違いラブ。
凄く育ちが良くて嫌味な所が無いお金持ちのお坊ちゃまが自社の系列会社で
親に言われて社会勉強の一環でバイトをし始め、そこに先輩として先に勤務していた
同じ大学の貧乏勤労学生の内藤と出会い、交流していくのですが、
読みはじめに感じるには生活水準の格差で、悪気のない相手からの申し出に
戸惑う内藤の微妙なジレンマが伝わります。

施しで…

4

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

坊ちゃんの自立

真面目で誠実さのあるお話が思わずキュンを呼んだ作品。
相手が、金持ちの坊ちゃんで社会に出た事がなく、色々と知らない事が沢山あったり価値観が一般庶民と違ったりする設定なのですが、これを愉快にデフォルメすればコメディに転ぶであろうものを、真摯に向き合わせて主人公達の歩み寄りと成長を、そしてほだされ愛になっていく、その姿にとても味を感じたのでした。

両親を亡くし貧乏学生をしている大学生の内藤がバ…

5

オーバーテイク コミック

加東セツコ 

同級生だけが幼馴染じゃない。

年の差9つの幼馴染。
母親から受験を控えているが成績が上がらないため、勉強をみてあげたらどうか言われる。

母親同士で話していたようで
当たり前のように話はすんなり進むが、当の本人はあまり気のりしていない様子。

気が進まなかった理由は、誰にも頼らず自分で頑張り大好きな9つ上の幼馴染に胸を貼りたかったから・・・

とくに目立ったストーリーではないのですが、決して明るいとは思えない瞳…

4

ランチはふたりで コミック

加東セツコ 

文句を言いつつ、作家買い(笑)

表題作とその描き下ろし他、四つの短編からなる一冊。
それぞれがアンソロに収録されていた作品とあって内容&シチュはバラけています。
帯には『素直になれない男たち』とありましたが『無神経な男たち』が健気風味な相手にうまくオブラートに包んでもらってるな、という印象。
短編でサラッと読めるはずなのに、もったり残るのはエロが濃いめだからでしょうか(笑)
話はともかくエチ場面を楽しもう、的に読みました。

【…

2

ランチはふたりで コミック

加東セツコ 

キャラ弁て本当においしいのかなぁ???

と、見るたびに思う私ですが、やっぱり味も当然考えて作ってるか(^^;)

可愛いカップリングから、クセのあるカップリングまで
今回はいろいろと楽しめました。

毎日お弁当を作ってきてくれる幼馴染(恋人)に
いまさら感謝の気持ちや自分の気持ちを素直に言えなくて
自分の中でグルグルしてるような可愛いお話でした。

後は同じように自分の気持ちに素直になれないストーリー
「デイドリーム…

5

オーバーテイク コミック

加東セツコ 

今回はヒットなし

二次同人から、今も二次含め好きな作家さんなんですがどんどん絵が変わるなぁ…と。
二次だとその時々のハマりモノで絵が変わるのは
しょうがないと思うけど(全く変わらない人もいますが)
商業的には安定しない、というように思えてしまわない事もない…。

さて、お話の方は…
年の差幼なじみ、元同級生、年の差リーマンの3本。
残念ながら、私的には今回はヒットなし。表題だけ感想書きます。

表…

2

ランチはふたりで コミック

加東セツコ 

素直になれない

表題は大好きなのに素直になれない意地っ張りの受けがワンコ攻めの
愛のお弁当で餌付けされるようなお話でした。
そもそも、何故に毎日受けにお弁当を作るのか、幼なじみの関係なのに不思議です。
それも二人対になるようなキャラ弁だったりするのです。
やっぱり胃袋から掴む、そんな雰囲気なのでしょう。

ツンデレ受けの素直になれない感じは解る気がするし、口では冷たくても耳が
赤くなったりしてて、実…

3

お届けします コミック

加東セツコ 

躊躇いはどこへ?

「ちょ…待て!」とツッコミながら読みました(笑)
だって、みんな最初から躊躇いがない。
ノンケがいないのか?というくらい皆さん、当たり前のように致しているので唐突すぎるよ!と諭したいです。

男同士なのに…って戸惑いながら、葛藤しながらもどうしようもなく惹かれていく様子がお好きな方にはオススメできないです。

雨の日の配達先で、これまでさほど友好的ではない、しかも無愛想だったデザイナー…

2

オーバーテイク コミック

加東セツコ 

最後まで追いつけない?

正直表題作は好みではなかったんですよね。
9つ年下の幼馴染が自分をいつも追いかけてくるけれど
中学、高校、大学と、どれも落ちてしまう。
凄い頑張ってるんだけど、この性格があまり好みじゃないんだろうな。
頼りないというか、なんというか…
でも最後にショートで入ってた就職のお話まで来ると
さすがに大人になった分、ずるがしこくなってて良かったです。

そのまま次の話を何気なく(苗字とか気…

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