羅川真里茂さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

蝙蝠カワイイ!

木原音瀬先生の原作小説は未読です。
さすがですと言わざるをえないストーリー。一気に読んでしまった。
ぜんぜんまだBL未満なのにこんなに尊いキスシーンはじめて見たってくらい良かった。(実際は口に滲んだ血を舐めてるシーンなんですが)
そしてそして半吸血鬼の攻めアルベルトの蝙蝠姿が可愛すぎるんですよ〜〜!人間姿バージョンの時はスーパーイケメンなのに外国人ならではのカタコト日本語が萌える。これはずる…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 2 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

暁に懐くアルは人を見る目があるなぁ

 暁は相変わらず容赦ない物言いをしますが、少しずつアルにも心を許してくれるようになっているのが分かり、2人のやりとりが微笑ましく感じられました。連続猟奇殺人犯をアルの嗅覚で辿ることに成功しましたが、犯人の部屋で惨いことをされ、蝙蝠の姿で目も当てられないほどボロボロになってしまったアルは本当に可哀想でした。吸血鬼であるお陰で助かって良かった。命を賭けるほどの経験を通して、アルと暁の距離はもっと縮まっ…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

どうかアルに救いを

 コミカルなシーンと切ないシーンがバランスよく詰まっていて、1巻でばっちり読者の心を掴んでくれる作品でした。吸血鬼だった女性に噛まれて中途半端な吸血鬼になってしまい、強制的に昼は蝙蝠の姿になってしまうアメリカ人・アル。蝙蝠の時の表情が愛らしく、人間の時もまだ少年の気持ちが抜けきらない純朴そうな感じに好感が持てます。この若さでこんなにも生き辛い日々を耐えてきた彼に大いに同情するのだけど、彼の事情を知…

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ニューヨーク・ニューヨーク 2 コミック

羅川真里茂 

最終話で感動

前半、内容が盛り盛りだったのに、後半は更に倍!
メロドラマ的だったのが、ジェットコースターになり、最後大河でしたね。
読み応えありました。

先生が書かれていたように、最終話があって私も正解だと思います。
エリカの目を通して、ケインとメルがいかに愛し合っていたかを語ってくれる。
これが沁みる。
今までの全部がフリになって、今は穏やかにしあわせに暮らしているようでほんとによかった、と。…

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ニューヨーク・ニューヨーク 1 コミック

羅川真里茂 

メルの純粋さが強い

羅川先生初読みです。
絵や話の運びが年代を感じさせますが、引き込まれました。

評判がいいので手にとりましたが、事前情報は入れずに読みました。
冒頭が「運命の出会い」で、とんとん拍子にくっついたので、この先、どんな波乱がくるんだろうと心の準備をしましたが、盛りだくさんでしたね。

メルが、あんなピュアでかわいい子が、なぜにレイプなんて…と苦々しく思っていたら、それだけじゃなかった。

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ニューヨーク・ニューヨーク 1 コミック

羅川真里茂 

ゲイカップルの現実を垣間見た

少女マンガを描いている作者さんだったので、軽い気持ちで買ってみたらアメリカでのゲイカップルの現実を見てる感覚で話が進んでいきます。カミングアウトやエイズなど重いテーマも、取り上げられていたりと考えさせられます。何と言ってもケインとメルの純愛には涙なしでは読めません。
BL 好きの方には是非読んでもらいたい名作です。

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ニューヨーク・ニューヨーク 2 コミック

羅川真里茂 

人生の最後までを描いた感動の名作

ケインとメル
BL恋愛ものでは珍しい、二人の人生の最後までを描いた作品
・・と説明があったので、重そうな内容だろうと思って、結末の2巻だけ読みました。
キャラ設定=プロットが細かく構成がされていたことが伺える、「裏設定」が文字だけで掲載されていました。
--メルの過去の恋愛遍歴についてです。

そしてこの作品は、「花ゆめ」‥少女向け雑誌で連載されていた、と知ってビックリ。
2003…

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ニューヨーク・ニューヨーク 2 コミック

羅川真里茂 

ニューヨークという舞台

読むたびに泣きます。
1巻と趣が少し変わり、サイコ・スリラー・サスペンスな1冊としてまとまっています。それでも面白さはそのままに。

案の定大号泣でした。特に好きなのがニューヨークを彼らが離れるシーン。
「ニューヨーク・ニューヨーク」というタイトルのこの作品で、憧れの地であり2人が出会った地であるニューヨークを「もう いいだろう」と、2人は出ることを決めるのです。
大きな喪失感もあり、ま…

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ニューヨーク・ニューヨーク 1 コミック

羅川真里茂 

名作

ハードな作品ではあるものの、誰にも彼にも読んで欲しい名作中の名作です。BLというカテゴライズはある種合わない。

不幸に次ぐ不幸って作品はあまり好きではないのですが、これほど不幸を畳み掛けてくる作品もないってぐらい。それでもここまで愛してやまないのには沢山の理由があって。

とにかく漫画としてすこぶる面白い。さすがBLどころか漫画界の第一線で活躍される羅川先生、漫画力が画力もストーリー力も…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 4 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

今回はちょっとスプラッタ コウモリはやっぱカワイイ

今作も面白かったです。

アルは吸血鬼という丈夫な存在のせいか、わりとすぐボコボコにされますね。趣味性を感じます。
わたしはそういうの好きな方ですが、コミックスの掲載誌的やターゲット的に抑えめな表現をしてるのかな…なんて思いつつ読ませていただきました。

4巻は1冊の中にいろんな出来事がたくさん起こっていて、誌面不足というか駆け足気味に感じました。1冊半くらいの内容を詰め込んでしまったと…

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