小石川あおさんのレビュー一覧

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

優しくて切ない異種間BL

異種族BLで生贄系は多々あります。
どれも切なくてとびきりのハピエン
(ハピエンじゃない作品は私の読んだ中ではなかったような…)
を迎えますが、この作品もとても素晴らしい愛のお話でした。

切なくて優しくて綺麗。
森の精霊や他の動物も素敵でした。

生贄の少年・太郎は痩せてて小さくて
「食べるとこがないから」と言って
狼のウルは彼に食事や服や教育など、とびきりのものを与えていた…

7

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

素敵なお話し

こういう作品は初めて読みましたが、童話のような、とても素敵なお話しでした。絵も綺麗ですし、すっかりストーリーに引き込まれてしまいました。こんなBL作品もあるんですね。
BLを読み始めたのはまだ最近ですが、色々な作品があるんだなぁと、改めて思った作品の一つです。気になるけど、まだ読んでないという方は、ぜひぜひ読んで欲しいと思う作品です。
個人的には、続編のようなものも読んでみたいです。何度も読み…

7

ご主人さまとけだま コミック

小石川あお 

切な健気な人魚姫。

小石川あお先生の新刊「食べないの?オオカミさん。」を読んだら、本作も良かったと書かれているレビュアーさんがいらして。読んでみました。
ああ、もう‼︎ 最初から何かを予感させて。中盤に差し掛かるやいなや。切なさに、号泣。散々泣き濡れてしまいましたよ。
捨てられていた猫の様な、猫又の様な、小さなもののけ。「けだま」と名付けられたそれは、「ご主人」を慕い、恩を返そうと必死になってお仕えする。猫として…

8

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

素敵なお話

とってもとっても素敵なお話でした。ピュアの塊に押しつぶされそうです。そして号泣。
心が洗われました。

なんと初読みの作家さんでした。過去作振り返ります。
作画も綺麗で読みやすいです。
まだまだ2人の物語を読みたいのですが、番外編やってくれませんかね。。。
生け贄から晴れて花嫁になった後の幸せな日々のおすそ分けください。

ちなみにちるちるのくじでhonto1000円が当たりまして…

9

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

美味しい食べられたい・・・のに

今回は森の奥深くに住む狼男と生贄に捧げられた少年のお話です。

生贄として攻様に捧げられた受様が攻様と幸せになるまで。

とある場所にある森の奥深くには恐ろしい怪物が棲んでいると言われ、
受様は怪物に捧げられる供物の1つ、生贄として森に置き去りにされた
子供でした。

受様は幼いながらも自分が怪物に食べられる事を理解していましたが、
現れた怪物とは綺麗な金色の瞳と優しい声をもつ…

8

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

100年前から、そして100年先もずっと愛している

初めて読んだ小石川あお先生の作品です。
小石川あお先生は絵が綺麗で、コマ割りがスッキリしているので読みやすいです。

森に住むおおかみの神様のウルと生贄に捧げられた人間の子供 太郎のお話。

100年前に森の怪物の生贄として家族から差し出された幼い太郎。
森の怪物として恐れられていたウルは、ガリガリの太郎を見て「軽い!細い!!ぜんっぜん食べるとこない!!!」と憤慨します。
ウルは生贄…

12

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

おおかみさん…!

生贄として捧げられた少年・太郎をいつか『食べる』ために大切に、慈愛に満ち満ち、過保護が過ぎるほどに傍に置き育てている黒い狼男のウル。

はじめはウルがぜんっぜん食べるとこない!!!と言うほど小さく、か細い身体だった太郎が華奢なラインはそのままに、声変わりをして体つきが少しずつしっかりとしてくると共に心も次第に成長を遂げていく過程が巡りめく年月の移ろいを通じて描かれていて、世界観が、描写が、繊麗…

7

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

本当にすばらしい!!!

もうなんかすごくいい。
すべてがすばらしい。(語彙力)

まず絵が素晴らしい。

森に生きとし生けるものたち、そして人魚や妖精たちの絵画的な美しさ。
「怖い」おおかみさんのおどろおどろしい姿をきちんと描くことができる画力。
(次第におおかみさんの狼姿もイケメンに見えてくる・なんて表情豊か!)

視覚を楽しませてくれるという漫画の力というものが最大限に生かされてると思います。

12

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

ずっと優しい。もっと優しい。精霊と棲む森のBeauty & Beast

どういうわけか、「Beauty & Beast」をモチーフにしたBLは多い。さらに「赤ずきん」が好きな作家さんも多い。これはそれらを絶妙に掛け合わせた様な趣き。

狼のウルはいわゆる獣人では無い。普通に恐れられる山の狼。
太郎は生贄として供えられた子供。「いつか食べられる」と思わせておきながら、狼は幼ない太郎を可愛がり、慈しみ、大切に。それはもう大切に育てる。
太郎の方も自分は「い…

21

食べないの? おおかみさん。 コミック

小石川あお 

こんなおおかみさんになら食べられたい!

まず表紙が素敵。
隅から隅まで眺めたくなる繊細な表紙です。
で、目次を開けば西洋の童話を連想させるロマンチックなタイトルがずらり。
ちょうど第一話が試し読みできたので見てみたら、なんと狼さんが人の姿になって…!??

もう、この時点で心をガッチリ掴まれてしまいました。

でもわたし…
ケモ耳程度なら大歓迎だけど、お口までリアルなイヌ科の獣人が苦手で。
(うちの飼い犬の顔が頭をよぎ…

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