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11/14(合計:131件)
小石川あお
銀次郎
ネタバレ
童話のような世界観で、ファンタジーが敷き詰められた物語でした。 どこか乙女心をくすぐられる雰囲気をまとっています。 読み始め、「大きくなったら食べる」というところで、生贄としてきたときが小さすぎたから大きくなったら”食べる”んだろうなあ...という、よくあるパターンかと思っていました。 ところが、その考えは後半で覆されます。 そこに到達したとき、そういうことだったのか...!と驚き…
うーゆむ
素晴らしかった! もう、この言葉につきます. 今日は、朝に読んで、仕事終わって夜にまた読んで。 読んでも読んでも、良いところしかなかった。 ひたすら美しい愛の物語でした。 お話のモチーフは、赤ずきんだったり、ドイツの黒い森だったり。 アイルランドの古い妖精物語のような、古い日本でも有り。 たくさんのモチーフが集まっているのに、決してばらばらにならない。 黒い狼のウルと、…
ゆーちん24
上質な絵本のような美しさと愛らしさ。 童話のように優しさと残酷さが同居するストーリー。 先の気になる展開。 1話目から強烈に惹きこまれました。 (まず試読したのですが、続きが気になりすぎて即ポチでした。うますぎる) 切なく愛溢れる素晴らしい人外ファンタジーだと思います。 おおかみ男ウル×生贄に捧げられた少年・太郎。 痩せっぽちの幼児だった太郎を“大人になったら美味しく食べるために…
ぷれぱーる
文学的で童話的で叙情的な作品です。 「赤ずきん」やイエローストーン国立公園の狼……色んな要素をミックスしてると思う。 あまりに美しすぎて、これはBLか?と思ったのですが、少年が人魚の恋の歌を聴き、交わりを見、性を意識していく姿が鮮明に描かれており、あぁこれは立派な愛の話なのだと感じました。 各話のタイトルも詩的で素晴らしいので注目して下さい。 生贄として森に捨てられた・太郎を拾って…
ぶぶぶ
ウルという黒い狼男さん、 その狼男の生贄として森に捨てられたちっちゃな太郎のお話です。 もふもふ好きの私にとっては換毛期に毛が抜けやすいという設定が The もふもふ!!でとても嬉しかったです。 森の精霊が出てきたり、大蛇や人魚、一角獣、 そして森の動物たちがたくさん出てきて、 雰囲気は魔法使いの嫁にとても似ているなと個人的には思いました。 精霊や魔法の動物が好きな私には…
いるいる
切なキュンキュンです。 あらすじがドツボにハマって購入したんですが、めっっちゃ良かった!200P越えで読み応えがあり、優しい童話のようなストーリー展開で2人きりの世界は甘くて切なくて…(;///;)「心温まる」と「切ない」が絡むともうダメですね。涙腺にきちゃう。童話BLがお好きな方は是非…! さてさて。 内容はあらすじにもあるように、森に住むオオカミさんが生け贄の少年を大切に大切…
エコ
先ほど読み終わり、あまりの衝撃をくらいましたのでレビューいたします! 森に住む狼・ウルと生け贄の男の子・太郎のお話。 とにかく何がすごいのか。 最初私は獣×人間の、ストーリーが苦手で購入を迷ったんです。でも紹介文の切なそうなところに惹かれて読んだら、なんと一話終わりで衝撃の狼→人型描写が来まして! ウル、すごい素敵!! これがまた、ウルがとにかく狼姿でも紳士なんです。 ○言…
まぎぃ
厳しいけど中立評価です。 作家さん買いしているのですが、長らく積ん読でようやく読みました。 けだま、とタイトルにあるだけに、受けはネコの妖怪でモフな人間にもなれる。自分を拾ってくれたご主人さまにひたすら尽くす健気でかわいい妖怪。 ご主人様の方は、無口であまり人付き合いがうまい感じではないのですが、優しく真面目な人柄。 キャラの組み合わせとしては、ほっこりなモフになるはずなのです…
165
人に助けられたモノノケ人外が尽くす系ですね。 王道なんですけどけだまが千草を慕い大好きで尽くす様子が健気で。千草もけだまと暮らすようになってから元気が出てきたようで。 妻を亡くしてしまった千草。そんな自分に恩を報いなくていいと頑なでしたが、いつのまにかけだまがなくてはならない存在に。 けだまの生い立ちからモノノケになる過程は悲しいですね。そして半端なモノノケでは消えてしまいそうで…
masssu569
飼い主に愛されず捨てられたが、人を憎めなかったためになりそこないの妖怪になってしまった猫妖怪の「けだま」。 どこにいても、「汚い」「ゴミ?」「可愛くない」「出来損ない」「半端者」といじめられ、行き場なく町の隅でうずくまっていたところをご主人に拾われます。 「けだま」とご主人に名付けてもらえたのが嬉しくて、一生懸命ご主人に尽くすけだま。でも、ご主人は以前奥さんを亡くしていて、生前、自分の…