丸木文華さんのレビュー一覧

三人遊び 小説

丸木文華 

流され過ぎて海までいっちゃうよ

う、うーん、微妙です。
丸木さんのエロを堪能するためだけならば良いかもしれませんが、物語としては個人的には合いませんでした。

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受けは高校二年生の哲平。
華奢で猫のような顔立ちの少年。

攻めは哲平の幼馴染み、和泉兄弟の二人。
兄で教師の滋と、弟で高校二年生の京介です。
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いわゆる3P…

1

オタクな俺がリア充社長に食われた件について 小説

丸木文華  村崎ハネル 

色んなプレイが…

ラノベっぽいタイトルは何か苦手…と思ってたんですが、中身は歳の差カップルで攻めが鬼畜で受けが華奢でS気質とM気質でコスプレプレイにえろ用語多目…と好き要素が詰まった作品でした。「ごっこ」プレイも大好きです。

ストーリーを楽しむというより、色んなシチュエーションプレイを楽しむという感じでしょうか。SM系スキーの方にはオススメできると思います。
泉田のような、もう変態!と割り切った鬼畜な年齢高…

3

学園潜入してみました ~フェロモン探偵さらなる受難の日々~ 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

さらなる続編希望!

フェロモン探偵の続編です。
攻め様は如月雪也(本名/白松龍一)。実家がヤクザな会社経営者ですが、映に付けてもらった如月雪也という名前で、映の探偵事務所の助手もしている。
受け様は夏川映。年齢不詳の美貌の青年。由緒正しい家を捨て、探偵事務所の所長をしている。雪也のマンションで暮らしている。美貌とフェロモンのせいか、トラブルを引き寄せる体質。

学園潜入ものということで、思いっきり期待して購入…

5

兄弟 ―冬― 小説

丸木文華 

いわゆるお家芸が意外に沁みた

ガチ兄弟3作目にして、
BLお家芸の記憶喪失かい…と、
突っ込みながら読みました。
記憶喪失、獣で読んだばっかり、ていうかほんと多いよな、
突き詰めて行ってゼロに戻すそのこころは?
と思ってたんだけど、
これが意外にも良かった。

何もかも忘れてしまった弟のために、
正しい道をやり直そうとする兄なんだけど、
弟を愛してると自覚してたから、
なんで僕をこんなにしたくせに全部忘れ…

2

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

あおいはる

青い春と書いて青春とはよく言ったもんです。
久々の学生もののあたり作品だと思いました。
自身の心もわからないし操ることもままならない思い、苛立ち、購うことのできない運命とかいろいろ文章に表れていて、自身の焦燥感をかき乱されっぱなしでした。
弓道部内の話で設定が随所にちりばめられていてそこも凄く面白く何よりも袴でいろいろやっちゃうところとかもうおいしすぎるとしか言いようがありません!!!いや、…

3

妖ノ宴 小説

丸木文華  サマミヤアカザ 

久しぶりの執着愛

丸木先生の戦国時代ものは前も一度読んだことがあったのですが(確か忍姦というタイトルだったっけ?)、あまり趣味じゃなかったと思いました。
だから今回は戦国時代ものが再びと聞いて、しかも前作と似たような設定で受けと攻めが主従関係なので、正直、あまり期待していませんでした。
でも実際に読んでみると、意外とすぐに物語に引き込まれちゃって、気が付いたら一気に読み終わりました。
この本を一言で表してみる…

2

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

丸木先生が「青春」を書いたら

作者のファンですので、おお、丸木先生が青春モノを!と思って、期待して読みました。
一気読みさせられましたし、さすがに一定レベルに面白いです。
が、辛口になるようですが、いつもの濃密ドロドロな空気に、さいご無理やり「さわやか青春モノ」のノリをくっつけたようなかんじで、中途半端というか少し薄まるというか

最後のほう、ちょっとつめこみすぎなような……。


あらすじについては他にくわし…

3

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

深いな

私としては、近年稀に見る深いBLだと思いました。

攻めの計画通りに受けが堕ちていくと見せかけて、実は最初から、絡め取られていたのは攻めのほうだったんですね。
受けの大きすぎる母性に知らず知らずのうちに、出会った時から、狂わされていたのは攻めのほうだったのだと思います。

私は松本ミーコハウス先生の恋のまんなかが大好きなのですが、それとかなり似たような衝撃を受けました。
こういうBL、…

18

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

弓道モノ

私の好きな丸木文華さんでしかも弓道モノ!?これは買うしかない!と思って即購入。

まず、正しい弓道の知識に感動しました。小説家としては資料集めなんて普通のことかもしれませんが、私はそれだけでちょっとテンション上がりました。
(イラストの方はちょっとだけ違うかな?と思う所も一部ありましたがまあ許容範囲内でした)

主人公の新は亡くなった祖父の影響で弓道部に入り、祖父のように綺麗で真っ直ぐな…

3

罪の蜜 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

丸木さんの魅力いっぱい

丸木さんに笠井さんの挿絵ということで購入しました。まさに丸木文華さんワールド、といった内容でした。執着しすぎる攻めに、ネガティブな受け。

わんこで一途な攻めって個人的に凄くツボなのですが、丸木さんのわんこちゃんはわんこを通り越して執着しすぎて怖い。でもそれが怖いだけではないのはやっぱり根底に受けに対する揺るぎない愛情があるからなんですよね。そしてこの作品の攻めの水谷。彼もいい具合にドロドロな…

8
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