丸木文華さんのレビュー一覧

アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

沼に共連れで墜ちていく話

タイトルの「アフェア(affair)」は1 仕事 2 出来事 3 情事 の意味。
ここでは、The affair;情事。

こんな男と知らずに結婚してしまった奥さん、お気の毒、

二人とも美男。
斎藤絢斗:28歳 妻帯
雪野友哉:30歳 妻子持ち 

性癖を隠す世を偽る女性との結婚、
その裏で性癖を満たす情事を重ねる二人の男。

最初は、ひと時の火遊びで心を満たすだけのはず…

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アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

魔性の男だわ(どっちがでしょう?)

ダブル不倫モノです。
今ちょうどドラマでもやってますね、
ダブル不倫。そっちも見てます。
タイムリーだ、この作品。

妊娠中の妻がいる主人公と新しくやってきた2つ年下の上司。
主人公は地味だけど整っていてスタイルも良くて肌も綺麗で美しい顔してるそう。なので、モテるタイプでこっちから積極的にいかなくても女の子の方から寄ってくる。来るもの拒まず去るもの追わずで、今まで無難に恋愛こなしてて本…

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蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

戦後混とんとした時期の退廃ロマン

戦後の戦犯狩りがあった時代。

華族家の長男・千秋は、父が自殺。
病弱な姉と屋敷を守る為奔走するが、守り切れない。
そんな時に同級生の眞鍋が支援を申し出てくる。
眞鍋の真意を測り切れな千秋。
必死で藻掻くけれど、大事な姉が呆気なく病死。
独りぼっちになって、生き甲斐も失った千秋には、真鍋しかいなくなる。

色々ナンデモアリだった戦後の混乱期が背景。
退廃的ムードの中で光る存在の…

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オタクな俺がリア充社長に食われた件について 小説

丸木文華  村崎ハネル 

毛色の違うラブコメ。これはこれであり。

丸木先生は霧の楽園をこの間読んで
次にコチラをチョイス。
全く違ったおバカラブコメで、
これはこれで面白かったです。

主人公は、アキバのメイドカフェに通う
典型的童貞オタクな、こーたろくん。

推しのメイドさんに会いに通ってたのに、
ここで泉田と運命の出会いをしてしまう。

泉田は、こーたろが通っていたメイドカフェ以外にも他業種に渡って手広く展開してるグループの社長。イケメ…

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霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

確かに伏線はあった、でも気付けなかった

大正時代の伯爵家の嫡男裕太郎と奉公人の学の
身分差BLとして読む本なのか、ミステリーとして読む本なのか微妙でちょっとモヤモヤしながら読み進めたら最終章で種明かしがあって、あー
ミステリーだったのねとなりました。

主人公の学は、体が弱くておとなしい性格でアル中の父親から毎夜暴力を振るわれてて、その処世術として心を無にするテクを身に付け、時には気を失ってるなんて事も頻繁にある。(これが伏線だ…

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言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

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高評価なので読んだのですが、萌です。
イラストが素敵。

感想:
ゲームストーリーも手掛ける丸木先生の、元祖・主従逆転もの

飼い主気分の受が、攻に調教されて、ご褒美を強請る犬になっていく。
攻は、故意に冴えない容貌に仕立てて標的の受に接近していた。
徐々に、攻が居なくては心が満たされなくなり、麻痺していく。

多分、発刊当時は斬新な意外性が人気を得たんだと思う。
2023年…

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蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

同級生ライバル

同級生だが、旧華族と新華族で対立しながら過ごした過去。
それから戦後になって…
没落してしまった旧華族の千秋。細々と翻訳で生計を立てていたが、ある日、真鍋が屋敷を買い取ると言ってきて…

千秋はかなり容姿端麗、線は細いもののややもすると女性だけじゃなくて男も寄って来るほど。
対する真鍋も男としての貫禄と戦後うまくやって財力まで備えていました。そして二人には過去、抱き合った記憶が…

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フェロモン探偵 解釈違い 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

エッチなし

全シリーズ一気に読み終わった!
この解釈違いは最新ね。
短いけど兄の拓也の話が多い目。

陽菜の本は兄弟ものかと思ったがモブかい!しかも映が攻め。
モブX映の間違いなのでは?(笑)
そういえば拓也は映と雪也のことまだ知らないよね。知ったらどうなるか気になる!!いつか見てみたいね、面白そう!あと最後に出てきた高校時代の映と雪也もし出会えたらの発想も面白そう!萌える!でも映の総攻めはないわ…

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アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

恋とは恐ろしいもの

「人に道を踏み外させる恋とは恐ろしいものですね。」(あとがきより)
好きになっちゃったら仕方がない、
恋に「落ちた」って怖いですね。

「今俺たちのしていること罪でもなんでもないよ。ただ、知られなきゃいいんだ。そうすれば周りの人たちを傷つけることもない。俺たちも幸せなままだ。」(本文より)
人にバレなければ、自分だけ幸せになるために不道徳でもいいかなぁ?罪って何だろう?

番外編SS…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

"母"と"子"

うわー…ヤンデレにも程がある。執着・独占欲・嫉妬がいっぱい。

闇も病みも抱えた攻めは嫌いじゃないんですよね。頭イカれてるのに、言動に萌えをたくさん感じてしまい「神評価」にしました。ダークだしシリアスだし…好きなテイストじゃないのにハマるハマる。

天使のような真治へのド執着。あ、これは尋常じゃないね。と奥底で感じながら表向きは"良い人"の塚越にロックオンしながら読んでいました。何者かにレ…

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