サマミヤアカザさんのレビュー一覧

呪い宮の花嫁 小説

水原とほる  サマミヤアカザ 

タイトルに”花嫁”と付く謎

2015年刊。
残念ながら自分には、今回のタイトルに”花嫁”と付いているのにピンとこなかった。
先にネタばれを出すと、女系一族の四之宮家は婿を迎えて成り立っているし、馨も無事に家業を継いで切り盛りしていく訳だから家を出る訳でもない。
花嫁ものというよりも、馨の家系・四之宮家の中で男性がことごとく短命だという謎がメインだと思うのだが…

背景は格のある家名、何百年も昔の芸術品、蔵、呪いと横…

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ドッグカフェで幸せおうち生活 小説

金坂理衣子  サマミヤアカザ 

犬好きの方は是非!

登場するワンコはポメラニアン2匹とゴールデンレトリバーですが、ポメ2匹は読んでいた私の脳内でコーギー2匹に変換されてました。コーギーにして読んでも可愛さは十分伝わります。チワワやミニチュアダックスに脳内変換しても楽しめると思います。
雄大は出会った当初から渚に「好きだ!」と傍から見て丸分かりの態度をとってましたが、渚は鈍い!気づきません。
嫌われて捨てられないよう、雄大の為のドッグカフェのマス…

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ドッグカフェで幸せおうち生活 コミコミ特典SS小冊子 ドッグカフェでラブラブおうち生活   グッズ

噛み癖もまた幸せの証!?

本品は『ドッグカフェで幸せおうち生活』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、ポポの躾を巡っての一コマになります。

今日、ポポは買い替えたばかりの雄大のスリッパを齧って使用不能な
状態にし、お仕置きとしてゲージの中に入れられますが、全く反省し
た様子が見えません。

齧っている現場を押さえた現行犯なので冤罪の可能性は無いのに、
ポポは証拠品のスリッパを前にしても「知らないもん」と…

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ドッグカフェで幸せおうち生活 小説

金坂理衣子  サマミヤアカザ 

癒しのドックカフェ♪


今回は広告や本の装丁を手掛けるフリーのグラフィックデザイナーと
恋人に捨てられ愛犬2匹と車上生活をする青年のお話です。

愛犬家の攻様に愛犬ともども拾われた受様が幸せになるまで。

受様は輸入健康食品を扱う会社に勤務していましたが、年末に突然、
恋人も住む家も仕事も失い、2匹のポメラニアンと共に車上で生活す
る事を余儀なくされていました。

というのも受様は入社して1年ほど…

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ドッグカフェで幸せおうち生活 小説

金坂理衣子  サマミヤアカザ 

わんこ3匹?4匹?

金坂先生買い。ワンコ好きだし、攻めの性格が好きだったんだけどちょーっと長かったかなと感じたので萌にしました。本編310P+あとがき。金坂先生テイストのちょっとクスクスっと笑える感じや、ワンコがお好きな方でしたらおススメです!

くずな男に捨てられ、住むところに加えて仕事も失った渚。年末に駐車場の車中でポメラニアン2匹と雨露をしのぐ生活をしていましたが、発熱したらしく意識が朦朧。そんな時に犬に気…

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ドッグカフェで幸せおうち生活 小説

金坂理衣子  サマミヤアカザ 

おうちをドッグカフェにしちゃう攻めの話

あらすじでなんとなく勘違いしてしまった自分が悪いのだが、攻めと二人でドッグカフェを経営するわけでも、攻めが受けに店を持たせてやるという話でもなく。
単に、可愛い子ちゃんな受けとワンちゃんを自宅に置いて、おいしい料理と行き届いた家事、癒しを提供してもらうというお話だったので、お仕事ものと思って読むとちょっと外した感。ただ、それはそれで、ごっこ遊びみたいで楽しそう。
ドッグカフェと言うと聞こえはい…

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ドッグカフェで幸せおうち生活 小説

金坂理衣子  サマミヤアカザ 

そのままで愛されていいんだよ

超溺愛攻めと不憫受けによる、めちゃくちゃ甘くて幸せいっぱいな同居ものです。
いや、私は溺愛攻めが大好きですけど、ここまでテンションが高くて全力愛情表現男は初めてですよ。

そして、声を大にして言いたい!
ワンコ達が死ぬほど可愛いよ!!
ポメ達(+もう1匹)の愛らしさを語る為に、この作品書いたんじゃね?ってくらい、彼等がその可愛さで癒してくれますよ。
ワンコ好きは必見ですよー!
ニャン…

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俺の恋愛フラグがとんでもないことになってます! 小説

切江真琴  サマミヤアカザ 

受けの中身が中二男子というところがダメだった……

「恋のゴールがわかりません!」を書かれた切江さんの新作ということで、めっちゃくちゃ楽しみにしてたけど、萌えきれないまま終わってしまいました……。

敗因ははっきりしてて、受けのテンションの高さというか賑やかなキャラがタイプじゃなくて、読んでて疲れてしまった……。

階段から落ちて記憶喪失になった受け。
そのせいで、記憶が中学2年以降の10年間を忘れてしまい中身が24歳から14歳に逆戻りし…

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白銀の獅子王と祝福のショコラティエ 小説

高原いちか  サマミヤアカザ 

ショコラの歴史に唸り、ライオンもふもふに癒された

初読み作家さんです。
「タイトルが『白銀の獅子王』ってことはもふもふものなのだろうけれど『ショコラティエ』って……?」と思ったのが購入の理由。
チョコレートだけに甘いお話でしたけれど、単に甘いだけのお話ではありませんでした。そうか、カカオ豆が発見されてから世界に広まっていくまでにはそんな歴史があったのね。

確かに歴史を紐解けば、大紛争のきっかけが紅茶とか胡椒とか嗜好品だったことが沢山ある…

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白銀の獅子王と祝福のショコラティエ 小説

高原いちか  サマミヤアカザ 

異世界で宮廷ショコラティエ始めました

ひょんな事から異世界で宮廷ショコラティエをする事になった主人公が、ショコラで周囲の人々を笑顔にして行くお話であり、初恋再会ものでもあります。
ちなみに、前作の「黒猫紳士と癒しのハーブ使い」とは特に関係ありません。
タイトルが似てるけど。

ザックリした内容です。
菓子職人だった父親を亡くし、ひとまず祖父の元に身を寄せる事になった湊。
祖父が所有する古都のビルで、不思議な少年・アルトリー…

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