サマミヤアカザさんのレビュー一覧

白狼さまの恋ぐすり 小説

雨月夜道  サマミヤアカザ 

民話調BL

前半エロ度低め、心理描写が重点の、異種交流ラブロマンス。
BLが、性差や種別などの壁を越えた愛の物語だとしたら、評価に値する作品だと思う。

弥一は幼少時の戦乱で、家族を殺された天涯孤独。
領主の次男に助けられ、薬師の左衛門の預かりとなる。
山神様と称して、里人に信仰されているのは、獣人。白い狼の一族。
山神なんているわけないと、孤児で薬師に養われている幼い弥一は、師匠が毎日拝む山神の…

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「魔人の箱庭 ~囚われの淫花~」電子版特別SS グッズ

ロロが魔人になってからの初めての…。

魔人になりたてのロロは翼が生え始めで
動かす練習をしていたらすぐに付け根が痛くなるので
寝る前にハディールに背中をもんでもらうことが日課になっています。

この日もいつものように背中をもんでもらうのですが、
ロロのもまれている時の可愛い声にハディールの我慢が限界になり…。

ロロが魔人になってからの初めてのエッチのお話です。
本編同様とてもラブラブな二人。
感じると勝手にロロの翼…

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魔人の箱庭 ~囚われの淫花~ 小説

かわい恋  サマミヤアカザ 

溺愛

溺愛モノがすごく読みたくなってこちらを購入しました。

人間のロロと魔人のハディールのお話です。
プロローグはハディール目線から始まります。
内容がすごく切なくてなぜこうなっているのか何もわからなくて辛かったです。
そこから二人の出会いからのお話が始まります。

途中でランドルフという最低な人間が出てくるのですが
このランドフルという人間のせいで
ふたりの歯車が狂ってしまいます。…

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花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る 小説

深月ハルカ  サマミヤアカザ 

ポケットの中

表紙買い。表紙の色合い通りのお話でさらっと読んでしまったので萌にしました。ファンタジー好きな方、悩める王子様に興味ある方に良いのではと思うお話、本編+あとがき。

結界に守られた薔薇の園に住んでいる薔薇王の息子、ルキア。まだ力が十分でないため、父王の服のポケットに入るぐらいのサイズでしかありません。姉二人は各々攻撃の力、防御の力を持ち、薔薇の園の花たちをしっかり守っているので、ルキアも頑張らな…

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刑事と灰色の鴉 小説

高遠琉加  サマミヤアカザ 

期待大!!

高遠先生の新作が読めるって、ホント幸せですよね。しかも今作は一冊完結ではなく、続きがある‼︎ タイトルからして期待しかなく、警察・裏社会・事件ものの暗さが大好物な読者としてはたまらないストーリーとなりそうです。

主人公の警察官はおそらく攻め?なのかしら。過去に自分を救ってくれた綺麗な年上のお兄さんのことをずっと忘れられなくて、本作ではやっと見つけた!というところで終わっているんですが…。

5

きみに言えない秘密がある 小説

月村奎  サマミヤアカザ 

受けが見てられないよと思ったら成長して良かった

きみに明後日に暴走するたちがある

評価が高いのにごめんなさい。好きな作家さんなのに。
表題作まで読んで脱落しました。
きっとこれから念願のラブラブ同棲生活だったのかなあ…。

まず明日真が生まれと母の生き様のせいで見た目しか価値がないと思い込んでて。
だったら蒼士がずっと親友で同居と上京までしてくれないよ。

明日真が片想いを拗らせ過ぎてて、自分のキャラを作って口が悪くて、何も…

2

あの日、あの場所、あの時間へ! 小説

楠田雅紀  サマミヤアカザ 

一気読み!詳しいネタバレは見ずに読むことを強くオススメします。

何度でも、何度でも、何度でも!
あらすじにある通りタイムリープものです。
こんなに感動したタイムリープは初めてです。

健太郎がこんなキャラだったの?との驚きと、湊の犠牲と、拓歩の孤独な献身と。
逃げて〜、絶対に一緒に住んじゃダメ!と。

2度目からは言うこと聞いて!信じてー!と叫びそうでした。
諦めない拓歩、誰も聞いてくれない信じてくれない、どうやっても湊は健太郎に…。

何…

3

狼王子とパン屋の花嫁 小説

釘宮つかさ  サマミヤアカザ 

あんまりネタバレ見ないで読んでみたほうが良いかも

良かったです。
毎日顔を見ないと安心できない。いつも頭の中がその人のことでいっぱい。もっと会いたいそばにいたい。
恋ですね!

王太子アレクセイとパン職人ミハル。
ミハルが神の子か!ってくらい良い子で。
家族を亡くし誰にも言えない大きな秘密を抱えて、アレクセイに大切に大切にされて。

アレクセイと一緒にいるととても安心する、家族といるみたい…ってもしかしてそういう事だったのかな?

2

刑事と灰色の鴉 小説

高遠琉加  サマミヤアカザ 

冒頭部分でガッツリ掴まれました

やっぱり、高遠さんの文章は最高だ。
冒頭部分!
川べりでの夕間暮れ、夕日から夜空へ色を変えていくグラデーションの中を舞い飛ぶ鴉をバックにして、15歳の神倉玲の黒手袋をはめた手から零れ落ちる無数に思えるほどの白い花びらが12歳の真柴健斗の頭上に降り注ぐシーン……ああ、私が書くとこんなに無粋な文章になってしまうのに、高遠さんの手にかかると息を呑むほど美しい絵が見えるのですよ。
文字を読む目がしあ…

7

百年待てたら結婚します 小説

宮緒葵  サマミヤアカザ 

宮緒さんらしいお話でした。

宮緒さんの中で一、二を争うたちの悪い攻めだそうです。
いじらしさ健気さ美しさを持ちながらも、たった一人を手に入れる為に執着や策略や時間を惜しまず。
全てを排除し大切な人を完璧に手に入れる。

宮緒さんらしいお話ですね!

紀斗の苦境を3年も見守って時期を狙って、さすがですね!
紀斗と視線が合えば震えて喜び、紀斗に可愛くない瞬間が見つからない…って困って(笑)
そして紀斗が勃たなけれ…

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