サマミヤアカザさんのレビュー一覧

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

溺愛なのに、甘々なのに

普通、溺愛ものっていったら双方野性味が出てやりまくり…なんてよくあるんですが、さすがこの2人。
めちゃくちゃエチが少ない!
少ないって感じるほど普段のイチャイチャがすごい。比例してないです。
4作目、設定どうするのかな~なんて思っていたら海賊問題と貿易問題でした。

ここまでくると、空良は活躍させまくるしかないし、高虎はイチャつかせまくるしかないってくらい安心して読める作品です。

8

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

やっぱり大好き!

「そらだん」シリーズも4作目に突入!
新作が発売されると知ったときは嬉しさのあまり拳を突き上げながら叫んでしまいました。
続編を書き上げてくださった先生には本当に感謝の念が尽きません。空良と高虎の物語をまた読ませていただける幸せを深く噛み締めました。ありがとうございます!

空良と高虎の仲の良さは相変わらずで溺愛攻が大好物の私は高虎の空良バカっぷりに終始ニコニコもといニチャニチャしました。…

11

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

高虎が退化してる。バカ殿みたいになってる。

以前、公共の場で、周囲にお構い無しでイチャつくバカップルを見て「周りの目とかどうでもいいんかなぁ」と連れに話したら、「どうでもいいんじゃなくて見えてないんだよ。二人の世界だから」と返されまして。いたく納得したんですけど。
今回、まさにそんな感じなんですよね。
高虎、こんな空気が読めない男だったかなぁ?
空良も、こんなマイペースな人物だったかなぁ?
なんかこう二人とも、良くない方向でのバカッ…

20

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

そらの人たらし こんどは海賊

渦が巻く海域で、伏見を憎む海賊が、通行を邪魔して困っている。

美貌の鬼神の男嫁を見てみたいと、海賊の首領が交渉相手にそらを指名してくる。
そらは、ご主人様のお役に立ちたいと、張り切っていつもしないことをする。
桂と共に海賊の本拠地である島に行き、難破した南蛮船が持ち込んだジャガイモなど珍しい作物を見せてもらって、喜ぶそら。

そらの挑発にまんまと乗った海賊の首領が交渉に応じて、またそ…

9

天使の溺愛ベビーシッター 小説

小中大豆  サマミヤアカザ 

安心王道ストーリー(•‿•)

小中先生、いろんな引き出しがあるんだなぁ、としみじみ。
こちら、薄幸受け様がスパダリ攻め様と共に幸せになる、という安心王道ストーリー。
王道過ぎて、ちょっと物足りなくもなかったのですが、やはりこんな安心して楽しめるものも読みたくなるのですよ。


受け様は苦労人の咲人。
お金が尽きて行き倒れてたところを攻め様親子に助けてもらう。

攻め様は、今は第一線を退きながらも超資産家の響。

1

狼王子とパン屋の花嫁 小説

釘宮つかさ  サマミヤアカザ 

これぞ釘宮先生

THE溺愛攻め。これぞ釘宮先生って感じの一冊。
攻め、受けともに秘密があり、それも読み進めていくうえでホロホロと紐解かれていくのが楽しい一冊。
BLとしても、ファンタジーとしても、小説としても読みごたえがある。
クライマックスもハピエンとわかっていても、手に汗握ります。

2

捕蝕 小説

宮本れん  サマミヤアカザ 

犬攻め

中立寄り。『執愛の楔』に続くアブノーマル系オフィスラブ第二弾。(関連作ではありません。)

攻めの理人が大変素晴らしかった…のだが、受けの圭がイマイチ。理人の狂愛ぶりに相応しくないと感じたんですよね器が。

攻めがイっちゃっていればいるほど、攻めにそこまで執着させる受けの存在感に説得力があって欲しい読者なので、そうじゃないとなかなかラブストーリーとして楽しめなくて…。小綺麗な平凡受け設定な…

0

永遠の二人は運命を番う 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

寡黙で独占欲が強い攻めが良い

モンゴル風民族BL。
攻めは幼い頃からの兄貴分で二人は部族公認のニコイチ。
一度に沢山のことを話す受けと、律儀に一つずつに短い返事を返す寡黙な攻めとの凸凹コンビな会話が楽しい。
全部の答えがYesの時は「ああ」の一言で済ましちゃうのも好き。

二人一緒が当たり前で、まるで二人だけの世界なところに外からの客人が現れて二人の関係に一石を投じる。
客人に嫉妬メラメラな攻めが楽しかった。
外…

4

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

いじらしい

美人なジャイアン!
透、なかなかに強烈なキャラでした。
無理を押し通しているようで、周りを見てるし可愛げがあって憎めない。

そんな俺様な透が長年親友として好き勝手やってきた東元と同居することになって、わちゃわちゃしてるのが微笑ましい。
最初の出会いで、透が提案した呼び方ではなくひとりだけ「透」と呼び出したところから、東元の恋心は感じられ長年の用意周到に執着してメロメロに甘やかして、爽や…

0

恋人たちは草原を駆ける夢をみる 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

草原の民なのに、馬に乗れない

コロナ禍でどこにも出かけられない中、執筆されたとのことで、想像の中だけでも「密にならない、広大な場所へ」という作家さんの願いが伝わってくるかのような作品でした。

前作でも「馬を並べる」関係に萌えましたが、今作も出てきましたよ〜。
ハワル(受け)の想い人であるオーリ(攻めは)、かつて亡き兄と「馬を並べる」関係だったというパターンで。

「馬を並べる」とは、親しい男同士の一対一の特別な絆で…

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