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夢乃咲実 サマミヤアカザ
フランク
ネタバレ
コロナ禍でどこにも出かけられない中、執筆されたとのことで、想像の中だけでも「密にならない、広大な場所へ」という作家さんの願いが伝わってくるかのような作品でした。 前作でも「馬を並べる」関係に萌えましたが、今作も出てきましたよ〜。 ハワル(受け)の想い人であるオーリ(攻めは)、かつて亡き兄と「馬を並べる」関係だったというパターンで。 「馬を並べる」とは、親しい男同士の一対一の特別な絆で…
fandesu
『モンゴル風世界』での『馬を並べる関係』の3組目のお話です。 私、好きなんですよ、このシリーズ。 どのお話にも戦がらみのエピソードが書かれるので、起きている事柄は結構派手めだったりもするんですけれど、お話の印象は地味に感じちゃうんですね。 萌えの種類もそんな感じなんですよ。 「ぎゅーん、ドッカーン!」と萌え滾るのではなく「ジワる」萌えなんです。 これが心地良いの。 血液がサラサラになる…
izumix
空良が切られてから意識を取り戻し、徐々に回復していく最中のお話です。 背中の刀傷の具合は日に日に良くなっていってるのですが 落ちてしまった体力の回復がまだ追いついていない空良。 そんな空良を献身的に支える高虎。 口移しで薬を飲ませる行為が別のものに変わっていきます。 高虎が空良に「どれぐらい回復したのか確かめてやろう」と言いー…。 最後まではまだしないものの「お前の身体が全快し…
野原滋 サマミヤアカザ
ドつぼにはまった作品でした。 難産の末に生まれた捨(空良の元の呼び名)。 そのせいで母が亡くなり父に疎まれ、双子の姉の身代わりに隼瀬浦に嫁ぐことになった。 早々に身代わりと言うことがバレ殺されそうになるのだけど そこを助けてくれた高虎(空良の嫁ぐ相手)に「空良(そら)」という名前を与えられ初めて生きる意味を見つけます。 そしてー…。 本当に空良が健気で儚くて目を離せませんでした…
「誤解・思い込み」「すれ違い」ものが読みたいって人にはピッタリだと思います。 人質だったソリル(攻め)と、幼いセルーン(受け)は出会って、ひとときを過ごし、「馬を並べる」約束をした仲だった。 ところが月日が流れ10年後に再会した時、ソリルはすっかり自分のことは忘れているようで、その事に傷つくセルーン。 おまけに、ソリルはすっかり冷え冷えとした瞳を持つ男になっていて、セルーンに酷い仕打ちを…
水壬楓子 サマミヤアカザ
茶々丸53
新刊の『王室護衛官に欠かせない接待』が気になり、シリーズ物である事を知り、先にこちらを購入しました。 第五王子のディオンと王室護衛官のファンレイ。独立戦争で英雄になるも戦後は目立つ活躍のないディオンと、戦争での働きが認められ王室護衛官に任命されるファンレイ。戦争の時はいつも一緒だったのが、物理的に離れた事で気持ちも離れたように感じる。そこに王室護衛官として大きな仕事があり、様々な人の思惑が絡み事件…
あーちゃん2016
コミコミさんでいただける小冊子。王の厩を身に来てほしいと請われて、王都の出かけた時のお話でした。本編ではちょっと足りないかなと思った「ニヤっとする感じ」があって良かったです! お話は王都でも二人くっついて眠り、朝までぐっすりな事が多いのに、なぜか目覚めた二人。どうも厩でなにかあったように感じて・・という内容。 寒い冬空の下、馬たちを落ち着かせて、もう一度寝なおそうという段になってですね…
先生買い。「草原の王は花嫁を征服する」「恋人たちは草原を駆ける夢をみる」に続くシリーズ3作目で、前2作の登場人物もちょこっと出てきますが単独読み可だと思います。馬の様子や草原の民(チベット等を想像)の生活の様子等が気になる方、前2作がお好きだった方でしたら、良いと思います。本編270Pほど+後日談(サブキャラ視点)6P+あとがき。 草原の中で最も北西に位置する部族、そこの有力者の末っ子として…
ポッチ
夢乃さん作品の『草原の王は花嫁を征服する』→『恋人たちは草原を駆ける夢をみる』に続く民族風BLシリーズの三作目。シリーズもので同じ世界観の作品ではありますが、今作品単体でも読めるかと思います。 草原で馬を放牧している民が住まう世界。 部族をまとめ上げ、東の国境ではとある男が王になり国を纏めはじめた。が、西に住まう自分たちには少し現実味がなく、今日も平和に暮らしている。 …
水樹ミア サマミヤアカザ
おかたぴ
二度目ましての作者様です。 書き方は情景描写や感情描写ともに良いバランスでとても分かりやすく読みやすかったです。 イラストのサマミヤアカザ先生のイラストはとても美麗で眼福でした。 育ての親で寡黙な神官の獅子の獣人攻×養い子で素直になれない神学生受というカプです。 お話は人と獣人が暮らす国。 獣人と只人との融和の象徴として神聖な存在の斎宮。 ユノ(受)は育ての親であるアル…