ARUKU さんのレビュー一覧

明日屋商い繁盛 2 コミック

ARUKU  

イメージの奔流

好きすぎる作品って、レビューできないですね…だから初読みは2014年頃だったけどもう10年経ってしまった。
…というわけで、明日屋の2巻目です。

構成は1巻と同じで、持ち込まれる古道具にまつわる怪異と人の心を秋緒(とキッカ)がほどいてゆくストーリー展開。
手が無くて扇子が持てない女形のために地獄を巡る秋緒。
狐の子に火鉢を売ってあげる秋緒。(この話泣ける…)
愛しい人と馬の背で川を飛…

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明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

世界の裂け目から

世界の車窓から、みたいなね。
いや、世界というより世の理(ことわり)の裂け目から…って感じかな。
本作は、私の初ARUKU作品でした。
最初っからこんなの読んじゃって、そりゃぁもう信者になりますよ。
…というくらいの神作です。マンガ大賞レベルです。いやもっと。

はじめは、オカルトっぽいのおもしろ!という気持ち。
3話目の「旗」あたりからずーーーんと低音が響いてきて、この只事じゃない…

4

ハスネサイコロジー コミック

ARUKU  

キュートで天然なハスネを愛でよう

ARUKU信者である私の初ARUKU作品は「明日屋商い繁盛」でした。そこでブッ飛んだ私が2作目に選んだのが本作、ハスネサイコロジー。確か…2014年?
10年を経て今読んでも。
やっぱり最高です。

読んでみると、最近のARUKU作品に見られる要素がすでにここでも、というのがわかる。
主人公の無垢。
主人公の不憫。
溺愛。
あ、あと怖〜い女たちも!
絵柄はちょっとカクカクだけど、…

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猿喰山疑獄事件 コミック

ARUKU  

想像の斜め上をはるかに超えてた

ARUKUさんのファンなのに、本作は絵柄を理由にずっと避けてて。
でもやっぱり数字だけで言ったら著作の中では人気第3位なんですよね。
「虹色村のチロリ」も同じ絵柄なのに あんん~まりにも良かったのもあって、しかも談話室でARUKUさんトピが上がってて、本作をNo.1にあげられる方もいらっしゃったし、さらに仲良くさせていただいてるレビュワーさんも絶賛されていたため、私もみなさんに背中を押された感…

4

猿喰山疑獄事件 コミック

ARUKU  

読まず嫌いをするには惜し過ぎる大作…!!←早く気付いとけょ、ワタシ… (>ㅅ<)‼

ARUKU先生、本当に良くお名前を耳にする作家さまです
なのに中々積極的には読めずにいた私…
最も自覚している理由は画柄に感じる抵抗感
特に初期作品になればなる程気になってしまう…
と、思っていました

はい、過去形です!!
もぉ、きれいさっぱりそんな意識は吹っ飛びました!!!

個人的な読み方ではあるのですが、先生作品に触れた順番が「恋に落ちる花」→「昨日、君が死んだ。」→「百…

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嫌い、大嫌い、愛してる。 コミック

ARUKU  

クズと自覚しているクズのクズさがクズい…!…のに…‼毒を以て毒を制す、その猛毒が「愛」にしか見えない

えーーー…っ…(>ω<)
なんて作品なんですか?!
もぉ…感情センサーぶっ壊れちゃう位に揺さぶられました
すごい…すっっごい…良かった…

1クール分のドラマや長編映画の3部作を一気見したような読後感…!

正直何度も読み進めるのが辛い…って思う時がたくさんありました
世の中の「不憫」を全て背負ったかのような秦くん…見てられないって何度思った事か…
古くは「おしん」や…

3

百年でただ一度だけ恋した コミック

ARUKU  

なるほど…!これは即読み返す!!

実はずーーーっと積んでしまっていたコチラの作品
先日拝読した「昨日、君が死んだ。」で先生の世界にどっぷり浸かり、”読みたい!ARUKU先生”モードへ…!

もうたくさんのレビューがあるので感想レビューを少々… (ღˇ◡ˇ*)♡

とにかく読み終わったら即、読み返したくなる作品でした!!
なんで読み返したくなるか?に関しては実際読んでみたら誰しもがきっと思う事だと思うので、こういう作品は…

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昨日、君が死んだ。 3 コミック

ARUKU  

既に次巻が待ち遠しい

ARUKU先生の作品の中で一番好きだと思います。可愛らしいキャラが出て来たと思うと、おどろおどろしい怪物が登場し、大人の童話とも取れる秀逸な作品でARUKU先生にしか描けないお話だと思いました。

ゴトーくんが赤ちゃんから成長して行く過程や、それにともなう数々のエピソード、地獄の皇太子のイケメンぶりにハヅがキュンとしたり、皇太子の婚約者の居る世界からの攻撃を受けたりと、私の想像を超えた世界観に…

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昨日、君が死んだ。 3 コミック

ARUKU  

「人間」に向き合い、切り取り描く「生命の概念」を紡ぐ物語

最新刊まで辿り着きました…!
ここまで読んで来て、そして悪魔の皇太子殿下の88柱の妃たちの登場でブワっと自分の視界が開けた気がした3巻!!
この物語の中では実は『8』がキーワードになっているんじゃないか⁈って気がしております|⌔•..)チラッ

以下、▶までの内容はこのキーワード『8』に対しての私個人の超ーーー主観の考察です
なので作品レビューとしてはだいぶ偏っていますのでご興味ない方は…

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昨日、君が死んだ。 2 コミック

ARUKU  

立場を変えて見えるもの…それは、、、何だかもう愛って感じだ…‼

1巻の13話「ああ戀人よ」を読んだ時にも強く感じましたが、今回も始まりのお話し「白くま旅に出る」でも改めて思ったのは「地を易うれば皆然り」に通じるような「立場変われば見方も変わる」という感覚

「ああ戀人よ」では、はづ視点では悪魔に滅ぼされた人間界だった世界も、対峙した悪魔側に立てば同じように愛する人(悪魔の恋人同士)を失っているのは同じ
「白くま旅に出る」では捕食者の白くまにとっての獲物に…

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