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1/9(合計:84件)
柏枝真郷 槇えびし
renachi
ネタバレ
シリーズ最終巻?だけど、まだまだ続いて欲しい終わり方だった。ハリーの仕事面での成長と、二人の恋愛面での進展もあり、とても晴れやかな気持ちで読み終われる。ただ元彼絡みのトラブルの気配はあれで終わってくれるのか気になった。 刑事への昇格を打診され、恋人のドイルと仕事上の相棒になるかもしれないと悩むハリー。単に自信がないという話でなく、自分の失敗でドイルの足を引っ張ることを心配している。家族との関…
シリーズ二巻目も面白かった。この時代を感じさせる空気感が好き。ハリーとドイルの仲もゆっくり近づいており、二人の間にある超えるべき問題点がはっきりしてきた気がする。次巻で全て明かされるのか不明だが、続きがとても楽しみ。 前作からひと月ほどしか経っていないのに、ドイルは刑事の相棒をすでに五人も変えているらしい。相変わらずの一匹狼ぶりで笑ってしまう。今作は、そんなドイルの補佐役として、制服組のハリ…
80年代のニューヨークが舞台のお話で、刑事と制服警官のカプ。シリーズ一巻目の本作での二人は、身体の関係を持つようになり、一応付き合っている状態にはなったが、気持ちがついてくるのはこれからっぽい。続きが楽しみすぎる。 ハリーは気弱な性格で、腕力も射撃の腕もなく、警官としては頼りない。だが嫌な卑屈さは無く、適度に力を抜いている印象。まだ未知であったエイズの恐怖が蔓延する中で、流されるように溶け込…
槇えびし
にんじんスープ
厚みがズシッとしていて、なんか面白そう〜と軽い気持ちで読み始めたこちらの作品。 読み終えて、気持ちがズッシリとしています。 このレビューを書いているのは4回読み終わったあとで、毎回読み終わったあとの感想が違います。 1回読み終えて、結末知った上でもう1回読みたくなって、その後各キャラクターの視点から読みたくなって… どんどん深みにはまっています。 BLはあまり難しい話は好きではな…
遠野春日 槇えびし
碧雲
遠野先生の作品は、派手さはないけど、心理描写が丁寧で、恋の駆け引きとすれ違いがとても面白い構成。 レーベルが変わり、表紙絵だけの復刻の電子版。 ①「唇はワザワイのもと」 韮沢正純:営業・27歳 俺様気質の攻。 行きずりの遊びのつもりが、通哉にゾッコン惚れてしまう 片桐通哉:営業・25歳 華奢な美貌。男の可愛げを持つ魅力的な性格。 ⓶「瞳は口ほどにものをいう」 舘野…
樹生かなめ 槇えびし
H3PO4
確かに、この時代にこの作品は早すぎた感じですが、、、、 私の趣味としてもオヤジもわんこも嫌いじゃないけど、コメディ的な面白さはあるけれど、萌えなかったの。 やはり萌えポイントが無い場合は、恋愛の深さとか男同士のやるせなさとかが読みたいかなと。
駒崎優 槇えびし
みざき
何度本の整理をしても、引越しをしても、なぜか手離せない。紙本を手元に置いておきたい作品のひとつです。 個人的隠れた名作といいますか、時折読み返したくなるどうにも不思議な魅力のある作品。 レビューも評価も1件もないことに驚き、今回再び読み返しながら、この作品の雰囲気がお好きな方はきっと少なくないのではないか?と、ぽつぽつとレビューを書いている次第です。 大きなネタバレはなしのぼかしたレビューで…
アンジー
初めて読んだ槇えびし先生の作品です。 借金取りに追われる飯沼 諒一とお茶屋やとりの主人 白河 蓮のお話。 恋人の借金の連帯保証人にされた諒一は、借金取りから逃げていました。 辿り着いた見知らぬ土地は台風の真最中。 この世には自分の居場所なんかないと途方に暮れていた諒一は一軒の茶屋に入ります。 茶屋は独特な空気を纏っており、茶屋の主人も不思議な雰囲気でした。 「あそこの座席を君に…
あさだ2枚
槇えびし先生、一般漫画のイメージが、というか天地明察のイメージがとっても強い。 商業BLを読み出したはなに読んだ作品で、久々に読み返しました。絵が安定してます。BLではあまり見ない絵柄。 ◾︎表題 諒一を「単なるアホ」(蓮の言葉を借りる)と思ってしまったのが私の敗因。どうも騙されやすいキャラに本気でヒヤヒヤとかガッカリとかしてしまうので、向いていないのです。このアホさ加減に癒される心のゆ…
甘食
一言でいうと感動。凄い作品。今まで読まなかった私はバカと思いました。BLとしてのキャラも良いし大満足ですがそれ以外の部分も素晴らしい。読めば1984年のニューヨークにタイムスリップできます。 NYへ行った事もない私も知っているような有名な地名や建物が出てきて、例えば去年できたばかりのトランプタワー、とか数年前にできたばかりのブルーノートとか、ワールドトレードセンターのビルとか(これは書かれた…