洸さんのレビュー一覧

恋―La saison d’amour 小説

  梨とりこ 

ちょっとイラっとしました

洸さんの作品は二作目。今回もするする読めて、流れ的には結構しっくりきてたんだろうけど、所々ん?ってところが引っかかってなかなか乗りきれませんでした。

容姿もいいし仕事も出来る、だけどゲイという性癖の事が気になって少し臆病でネガティブな和泉。
ある日不本意な理由で連れて行かれたレストランにいたウエイター・若月に一目ぼれしてしまい、それ以来そのレストランに若月見たさに通う日々を続けます。
た…

1

密やかな欲望 小説

  亜樹良のりかず 

ツンデレ・メガネ受け

攻・鷹見仁
受・東間光輝
同期入社4年目の同僚。

東間はとてもストイック。
自分への厳しいさと同じだけのものを他者にも求めるので、会社では孤立しています。
逆に鷹見はフランクでアクティブ。
いつも人に囲まれている鷹見を東間は苦手にしていました。

男性用化粧品の広告プランで鷹見と共同で仕事をすることになり、仕方なく接しているうちに苦手意識が消えてゆきます。
また鷹見の元カノが…

0

機械仕掛けのくちびる 小説

  須賀邦彦 

本気の台詞ならもっと・・・

女も男もとっかえひっかえな攻・風間。
クールで美人受・相沢。

風間とは大学で勧誘され、そのまま学生会(企画部、みたいなもの)に入ってからの付き合い。
行動力も統率力も企画力もある風間だが、細部には大雑把。
そのフォローをしている間に、いつの間にか2人は名コンビ。

風間はとにかくモテます。
飽きっぽいのか頻繁に恋人が変わる。
しかも相手は女だけじゃなく、男もいる。

相沢も…

2

恋―La saison d’amour 小説

  梨とりこ 

見ているだけでは愛にならない

今回は失恋がきっかけで役者を辞めたウェイターと
システム開発をしている銀行員のお話です。

受様が恋に落ちた春から同居を決意する冬までの
1年間の恋物語。

受様は人付き合いが苦手な為、
学生時代から男性を好きになっても
その人に嫌われる事が怖くて
ただ見つめるだけの恋しかしてきませんでした。

しかもそんな受様に言い寄ってくるのは
彼の顔や身体が気に入ったから抱くと言う手…

4

恋―La saison d’amour 小説

  梨とりこ 

神数歩手前の萌え

しっとり爽やか、かつ色っぽい雰囲気。
これには正直、挿絵の影響も受けてそう感じてる部分もあるかとは思いますが(^_^;)
なにはともあれ、この物語の雰囲気すごく好きです。

受けはゲイですが、それをずっと隠している人物です。
全てにおいて、控えめな男。誠実な人柄と解釈しました。良い人です。
しかし、ゲイであることに、引け目を感じているせいか、
どっかものすごく冷めてるところがあって、…

1

恋―La saison d’amour 小説

  梨とりこ 

大変読みやすい

こんなに自信の無い人がいるんでしょうかと思うくらい、恋する自分に自信が無いゲイの和泉が、レストランのウエイター・若月に一目惚れしてしまったことから始まる、情けなくてもどかしくて甘くてエロい恋する季節のお話。各章も春夏秋冬に分かれていて、少しずつ二人の絆が深まります。

ゲイという性癖のため、今まで好きになった人から好かれたことが無い和泉は、外見も悪くないし仕事もできるのに、恋には後ろ向き。

1

恋愛螺旋 小説

  海老原由里 

読みやすいのですが・・・

父親の死によって、自分が大富豪の孫だということがわかった一条夏生と、一条家を継ぐために引き取られ育てられた血の繋がらない従兄・征司のお話。

遺産相続争いのお話なのかな?でも、夏生は全くその気がないし・・・
あれあれ事件が起こっちゃいましたよ、探偵っぽいことも始めちゃいましたよ・・・
どこに向かっていくんでしょうか?・・・

ちょっと安易なテレビのサスペンスドラマのようなお話の展開で、…

0

密やかな欲望 小説

  亜樹良のりかず 

リーマン同士の恋愛

苦手だったのは、自分とは違う理想の男としてイメージして意識しすぎていたからなんだなとモロわかりで、東間が可愛すぎました。
鷹見と仕事で組むことになって、表面はツン全開ですが、益々惹かれていって大変な最中に、ストーカー問題まで起こって……。
表面上は冷たいように見えて、自分の所為だと胃に穴があくまで悩んでしまう自虐的なタイプです。だから、倒れそうな位に悩まされます。
初恋だった昔の男にストーカ…

2

恋愛螺旋 小説

  海老原由里 

自分と他人を比べる時に

今回は大財閥の跡取とDNAの研究をしている大学院生のお話。

受様の父の事故死に絡んだ後継者争いと
二人の出会いから恋に至るまでをサスペンスドラマ風に。

受様はもともとマイペースの個人主義。
大学院の研究室でDNAの研究をしています。

気楽な一人暮らしで好きな研究に没頭する毎日でしたが、
父親がひき逃げに合い、帰らぬ人となります。

父の両親は既に亡く親戚もいないはずでし…

0

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

ヘタレな美形

出合った時にちゃんと説明していればよかったのに…。
ゲイ・クラブで出くわした同僚八木に、連れの男がただの友達だと言えば、こんな賭けはなかったのに…。

八木の強引な誘いもあったけど、どこかで関わっていたい願望から、『武田を落とす』という八木の賭けに乗ってしまった香月。
本当に好きなのは八木なのに、ヘタレな香月には別れる事を想像して怖くて言えないのです。
体育会系で体当たりで感情をぶつけて…

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